スプリングキャンプに参加した方の主な感想を紹介します。(匿名で回答)
<選手の感想>
・技術の1つ1つを丁寧に教えてもらい、ありがとうございました。(中学生)
・講義と実技で教えてもらうと確実にうまくなったと感じた。(小学生)
・自分が行う技術練習が終わったら、その都度アドバイスをしてくれるので分かりや
すかった。(小学生)
・セミナー(キャンプ)の3日間は、バドミントンのことだけに集中できる、特別な時
間でした。(社会人)
<保護者の感想>
・がむしゃらにやってみろ! ではなく理論を理解し、その動きをイメージさせ、実
際に選手自身が動いて反復していくという流れがとてもよかった。
・言語と視覚で教えるレッスン内容で非常に良かったと思います。
・子供は、スピード、技術のレベルが高いメンバーと共に練習でき刺激になったよう
だ。フットワークのスピードを意識したり、指先まで細やかに調整しながら練習し
ていた。
・講義とトレーニングが交互にあるので、1日の練習でも十分こなせる量になっている。
・子供が初日より2日目、3日目とだんだん上手くなっていくのを見て驚いた。
<指導者の感想>
・スピード系とスタミナ系のトレーニングを区別して、普段の練習にも取り入れたいと
思います。
・トレーニング理論の説明は、非常に分かりやすいためポイントを押さえられた。自分
達の練習環境でもアレンジが可能だと思った。
・ノック出しの技術を指導してもらい勉強になった。帰っても復習してマスターします。
●講義風景
●練習風景
<飯野感想>
女子選手の殆どの選手がスマッシュ及びオーバーヘッドストロークを打つ際、ラケット
を体の前で垂直に立てて構え、垂直の状態を保持して後方にテイクバック動作を開始しま
す。講義で垂直に立てず、右肘を下げてラケットを寝かせた状態から、そのまま後方にラ
ケットを引いて打つこと重要性を説明しました。残念ながら頭では分かっていても自動化
されたフォームを改善するには時間がかかります。
次回ブログでは、改善するための練習方法を動画などを使って説明します。
多くの参加者は、キャンプの内容に満足されたようです。キャンプでは、講師が講義で
理論、考え方、練習・トレーニング方法を解説します。その後、実技を行いますが重要に
なるのがスタッフの存在です。選手個々と対面して適切なアドバイスと正確なシャトルの
手投げやラケットで球出しを行います。3日間で数千発のシャトルを出します。
正に非常に優秀なスタッフがキャンプを支えていると言っても過言ではありません。
スタッフになるためには、キャンプに複数回(多くて10回近く)参加し講師の理論を十分
理解し、尚且つノック出しが上手くなくてはなれません。合格のレベルに達して初めてス
タッフとして認定されます。
次回サマーキャンプは、8月18日~20日(日)千葉工業大学で開催を予定しています。
開催日は真夏ですが、使用する体育館などクーラーが利いており快適に練習や講義を受け
ることができます。
お楽しみに!
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- 2023/03/29(水) 19:28:27|
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回答講師:廣田 彰(宮崎大学名誉教授、スプリングキャンプ講師)
<第9回目課題>
課題➀
現在指導されている選手に対して実施している筋トレはどのような目的で実施しています
か ? 具体的に述べてください。
課題➁
その筋トレを実施する際に、選手に対してその目的や動機付けをどのように説明されてい
ますか ?
課題➂
筋トレはどの年齢段階から指導を始めたら良いと考えますか ?
・小学生に筋トレは必要でしょうか ?
・中学生からで良いでしょうか ?
・高校生からで良いでしょうか ?
課題⑤
年齢が高くなったシニア選手に筋トレは必要でしょうか?
<廣田講師の回答>
●課題①、②、をまとめて回答
① バドミントン競技力向上のために筋トレは不可欠である。
筋トレの目的は、直接競技の成績に表れるというよりはパフォーマンスを高めるもの、
さらには競技力向上に必要な身体の土台的な能力を高めるものとして捉えています。 トレーニングによって筋肉の機能向上を図る
↓ ↓ ↓
筋出力増大・持久力向上 神経・筋の連携向上 怪我の予防
・筋持久力・全身持久力の向上
・パワー発揮能力の向上、
・多種多様な動作の習得が可能
・怪我の予防やコンディション調整
指導に際しては、 指導対象の年齢や成長段階に応じていろいろな筋トレの必要性を丁寧
に説明する必要があります。何故このトレーニングが必要なのか、何が大切なのかを理
解して実施することが大前提です。
今までの指導経験の中から、筋トレによって選手が変わった事例や成長した事例などが
あればぜひ紹介して理解を深めて欲しいと思います。
私は、筋トレという言葉には広義の意味で「筋肉を使う。運動によって筋肉を刺激する」
ということだと考えています。
「筋肉を使う」という意味から考えると、それはトレーニングの場面だけではなく、スポ
ーツを行っている時や毎日の生活の中でも筋肉を使っており、それは広い意味で「筋トレ」
を行っていると考えて良いと思います。
もちろん、トレーニングとして考えると、筋肉の機能向上を目指しているわけですから、
それに必要な条件が実施の際に満たされなければならないと思います。
ルーの法則「➀活動性肥大の原則 ②不活動性萎縮の法則 ➂長期にわたる機能向合目的
的構造の機能的自己形成の原理」はよく知られていますが、簡潔に言えば、「身体(筋肉)
の機能は適度に使うと発達し、使わなければ萎縮(退化)し、過度に使えば障害を起こす」
ということです。
この点から考えれば、特別な器具や施設が無くても、日頃から筋肉を意識して生活の中
で積極的に使うようにすれば、いつでもどこでも筋トレは実施でき、その行為が減少して
くると筋肉の機能も低下してしまうと思います。
運動はすべて筋肉を動かすことによって生じる
↓
筋肉が働く ⇒運動が起きる⇒ 筋肉に負荷がかかる ⇒ 筋トレになる
バドミントン競技においても、ラケットを振ってシャトルを打つ、ジャンプしてスマッ
シュを打つ、コートの中を速く動いてシャトルを打ち返すなどの動作はすべて筋肉を使
って生まれていますので、これは筋トレを行っていると考えて良いと思います。
そして、身体を使って生み出しているこのようなバドミントンのストロークや動きを
さらに強く、速く、正確にするためには筋肉の機能をさらに高めることが求められますの
で、その目的を達成する方法の一つとして、多くの人が行っている、いわゆる「目的を定
めた筋トレ」が必要となってくる訳です。
この考え方を、課題➂の「筋トレはどの年齢段階から指導を始めたら良いと考えますか ?」
の私の回答のベースにしています。
●課題③の回答
指導対象の成長段階に応じて、筋トレの開始やその内容に考慮しなければなりません。そ
して、指導対象の成長段階を把握する方法としてよく用いられるのが成長標準化速度曲線
の活用です。

まずPhase1は身長が急激に伸びる前の段階です。筋力や持久力の急激な向上は期待で
きません。この時期は自分の体重をどのような状況でも支えながら、いろいろな動作を
できるようにすることが重要で、器用な子どもになるチャンスの時期。
Phase2は骨格が著しく発達することから、とくに身長が大きく伸び始めるのが特徴
です。身長が伸びているこの時期は、全身持久力が向上する時期なので、全身持久力の
能力が高まるトレーニングを重点的に行うことで、より効果を得ることができます。運
動を少しでも長く続けられるようにする時期です。
Phase3で身長の伸び率が低くなってくると、ホルモンなどの影響で筋肉量が増加し
ていきます。したがって、ウエイトトレーニング、ジャンプトレーニングなどで筋肉を
強くし、パワーの発揮能力を高めるトレーニングを行っていきます。
子どもの成長段階をチェックしながら、どの時期にどのようなトレーニングを実施す
れば最適なのかを知る手がかりになります。
どの年齢ではどのような機能が向上するのか? その機能はバドミントンにとって必要
か? 必要であればその機能を筋トレによって伸ばすことが出来るのかどうか?ではその
機能を伸ばす筋トレの方法は? などを検討し、整理することが大切。
■小学生の段階での筋トレは ? (注:小学生でも成長速度には個人差があります)
小学生段階の成長の特徴 → バドミントンにとってどのような機能が必要か? →
その機能の向上は筋トレによって達成できるか? その方法は?

「スキャモンの発育曲線」に示されるように10歳頃までの発達の特性は「神経系の
機能」発達が顕著なことです。
また子どもの筋トレについての研究では以下のことが示されています。

したがって小学生段階での子どもの筋力トレーニ ングは 
バドミントン競技では、「敏捷性や調整力」の能力向上が求められます。そして、そ
れらの能力の発達が顕著な時期はいわゆる子どもの時期であることが明らかですから、
バドミントン競技での子どものトレーニングの中心的狙いは「自分のからだを思うよう
に動かせる能力、速く動かせる能力を高める」ことであると思います。 そして、そのようなねらいのトレーニングでは必ずからだの各部位の筋肉を協調的に
動かすことになり、それは
筋肉が働く ⇒ 運動が起きる ⇒ 筋肉に負荷かかかる ⇒ 筋トレになる
と考えて良いと思います。特にフットワークの練習などではコート内を速く動くこと
を子どもたちに求めますが、速く動く→止まって反転する→次の場所へ移動する
などの動きの場合では大腿四頭筋や下腿三頭筋や体幹の筋肉を使っていますので、
瞬間、瞬間に筋肉に大きな刺激が加わることになり、それは「自重の筋トレ」になって
いると思います。
日々の練習の中で競技に必要ないろいろな動きを身に付けていく中で自ずと筋肉を刺
激し、発達させていくことが出来るわけです。これがいわゆる小学生の頃の筋トレだと
思います。
■中学生の段階での筋トレは ? (注:中学生でも成長速度には個人差があります)
中学生の段階では特に身長が爆発的に伸びる時期で、同時に心肺機能が格段に向上す
る時期です。(スキャモンの発育発達曲線)また成長標準化速度曲線でみればPhase2
の段階に相当します。
したがって、中学生の段階で筋トレをするときは筋肥大よりも筋持久力・全身持久力
の向上をねらいとするトレーニングを考える必要があります。いわゆる全身および部分
的な「粘り強さ」の向上です。
特にバドミントンゲーム中に
・ラケットワークに作用する上肢や肩の筋群
(上腕二頭筋、上腕三頭筋、大胸筋、広背筋、肩のインナーマッスルなど)
・いろいろな動きを作り出す体幹の筋群
(腹直筋、腹横筋、広背筋、脊柱起立筋 など)
・コートの中を動き回るときに作用する下肢の筋群
(大腿四頭筋、ハムストリング、下腿三頭筋、前脛骨筋 など)
が主な対象です。
筋持久力向上のトレーニングでは「低負荷×高回数」、つまり「軽い負荷」で「たく
さん」行うことが条件となり、トレーニングの初期では自重負荷で実施し、
・ゆっくり ・正確に(丁寧に) ・使う筋肉を意識して ・回数を多く
実施することが大切です。
その方法は、
➀ 例えば、初めてスクワットが30回出来たとします。すると次の目標は31回に
します。毎回実施する時には前回の回数より1回多く目標を設定して挑戦します。
➁ 筋トレの回数の成長が見て取れたら、「少しずつ加重」していくタイミングです。
ダンベルやペットボトルを用いて行うのも一つの方法です。
(その他の種目でも同様の方法で実施すれば良いと思います)
中学校の段階で初めてこのような筋トレを開始することから、当初の目的は「バドミ
ントンで使う筋肉を意識させること」や「この動作の時はどの筋肉を使っているかを意
識させること」が重要だと思います。この意識が高まってくると、次の段階つまりこの
パフォーマンスを高めるためにはどの筋肉を強化したらよいのかの自覚できるようにな
り、そのためのトレーニングの方法も自らが考えられるようになると思います。
この点に関して、升(注1)は中学校期のスマッシュ動作の指導法について
中学生期においては,高校生,大学生で獲得される動作様式を身につけるための準備動
作を習得させることが必要であり,例えば,前腕と上腕を協調させてラケットを振る,
体幹の回旋を用いてラケットを振るなど,身体の各部分を協調させて動作を行うことを
指導することが重要であると考えられる.そして,様々な身体部分を意識させ動作を遂
行させることにより,意識させた筋肉への神経回路が発達し,より高度な技術を習得さ
せることが可能になると考えられた。
と述べています。
(注1) 升佑二郎 ,関口賢人 「バドミントン競技におけるスマッシュ動作の指導法に関
する考察」
―中学,高校,大学生選手の動作様式に着目して(日本スポーツリハビリテーション学会
誌 2014)
また、中学校期は成長の個人差が大きいことも特徴ですので、成長曲線のPhase2の段
階からPhase3の段階に入ったとみられる選手に対しては、以下に述べるPhase3の段
階のトレーニングの導入を考えてみても良いと思います。
■高校生以上の段階の筋トレは ?
成長標準化速度曲線でみると、Phase3に相当する段階で、身長の伸び率は低くなって
きますが、一方でホルモンなどの影響で筋肉量が増加していきます。したがって、ウエ
イトトレーニング、ジャンプトレーニングなどで筋肉をさらに刺激して強くし、パワー
の発揮能力を高めるトレーニングを行っていくことが出来ます。
この頃から意識して筋トレに導入して欲しいことは、バドミントンにとってどのよう
な動きが大切であり、その動きに関与する筋肉は何か? そしてそれらの筋肉を増強する
ためにはどのような方法があるのかを自らが考えられるようにして欲しいと思います。
バドミントンの筋トレパーツは大きく分けて3つあると思います。
① フットワークの効率を高める下肢の筋トレ
バドミントンでは、素早いフットワークは大変重要です。どんなに上半身の筋トレを
しても、足運びが遅いとバドミントンの試合では負けてしまいます。
バドミントンで使う下肢の大腿四頭筋、ハムストリング、前脛骨筋、下腿三頭筋など
の筋肉を効果的に筋トレすることで瞬発力やスピードの向上を図ることは必須のトレ
ーニングです。
② 重心移動をスムーズにする体幹の筋トレ
バドミントンでは、多くの「ひねる」動作が発生します。例えば、正確でパワーのあ
るショットを打ちたい時、移動のエネルギーを保ったままラケットを振りぬく必要が
あり、その時は全身の筋肉を使ってからだをひねり、そのままラケットに伝えること
が大切になります。
しかしながら、体幹の筋肉が鍛えられていないと、フットワークの重心移動や、ひね
り動作時の軸がぶれてしまいます。その軸を支えるのは、腹筋・背筋・脊柱起立筋、
広背筋やインナーマッスルなどの体幹を支える筋肉です。バドミントンの上達に、体
幹トレーニングは不可欠です。
➂ スマッシュシヨットなどのパワーアップを図る上肢や肩回りの筋トレ
スマッシュショットなどのパワーアップには、下肢で生じたパワーをうまく体幹を通
じて肩回りや上肢に伝える必要があります。そのためには大胸筋や上肢の三角筋、上
腕二頭筋、上腕三頭筋、前腕筋とともに、それを支える広背筋や脊柱起立筋も同様に
強化が必要です。
升は(注1)高校生期の筋トレについて次のように述べています。
バドミントン競技においては,単に重いバーベルを持ち上げることを目的と
したトレーニングではなく,身体移動スピードを増加させるために,筋収
縮の速度を向上させること,連続的にストローク動作を遂行することので
きる筋持久力を向上させることが重要な課題となる.従って,高校生期以
降において実施されるウエイトトレーニングを行う際には,筋パワー(注)
及び筋持久力を向上させることを意識したトレーニングを行うことが望まし
いと考えられた.また,バドミントン競技におけるスマッシュは最もラケッ
トを速く振る動作様式が遂行され,他のストロークよりも肩関節周囲筋に
与える負担が大きく,肩関節障害の発生率を高める要因になりうると考え
られる.これらのことから,バドミントン競技における練習計画を立てる
上では,スマッシュ練習を中心に行う日,肩関節周囲筋の負担が少ないヘア
ピンやレシーブを中心とした練習を行う日といったように肩関節周囲筋の負
担を考慮した練習計画を立案し,さらに,身体の疲労状況に応じて練習強度
を適切に調節していくことが重要であると考えられた.
(注)筋パワーとは、筋肉が素早い動きの中でどれだけ強い力を発揮する能力があるか
を表すもの。「筋パワー=筋力×スピード」と定義されており,力とスピードの両方の
要素を含んでいる。スポーツでは,素早い動きの中でどれだけ強い力を発揮できるかが
重要となる。垂直跳は筋パワーのテストの代表的なものである。
バドミントンの動きからみた筋力トレーニングの方法については、
飯野・廣田共著 「➀ バドミントン教本・基本編、P183―203 」
〃 「➁ バドミントン教本Q&A、P114―127 」
出版会社 : ベースボール・マガジン社 を参照してください。
シニアの選手にとって筋トレは絶対に必要です。
図 加齢に伴う筋肉量の変化率

図 遅筋と速筋の働きの違い

図 運動強度別の赤筋・白筋の参加の割合
筋肉量(筋線維の数)は年齢とともに確実に減少していきます。これは避けられないこ
とです。そして、この筋線維の減少は、素早い動きを作り出す速筋線維に起こりやすく、
ゆっくりとした動きに関係する遅筋線維では起こりにくいことが分かっています。20代
の人と比べ70代の人では、速筋線維の張力は70パーセントぐらいまで低下し、また1年
間で平均1.2パーセントの筋力低下が見込まれることも明らかになっています。
(Larssonら,1997)
年齢が経つとともに瞬発的な動き(素早い動作)やジャンプ動作が苦手になるのは、
この速筋線維の経年的減少が原因している訳ですし、筋力低下によって怪我(特に下肢
の怪我)が多発するのもこれが原因しています。
一方で、年齢が高くなった人においても日常的なトレーニングをすることによって筋
力の向上や筋肉量を増やすことができ、速筋線維を鍛えることができる可能性(トレナ
ビリティ)は高齢者も若者も変わらないという報告もあります。
(Larssonら、American Journal of Physiology,1997年:12月号)。
特に、ウエイトトレーニングなどによって力を発揮する運動を若い時から行っていた
人では筋肉量の低下が少ないと言われていることから、シニアになっても継続して筋ト
レを行うことは大変重要なことです。
筋トレによって筋肉の機能低下が少なくなる訳ですからパフォーマンスの低下防止や
怪我の予防に役立つことは間違いありません。
日常的に自重での筋トレを実行しても良いでしょうし、ジムに通って専門的なインス
トラクターの指導を受けてトレーニングしても良いと思います。
「継続は力なり」です。
以上
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- 2023/03/17(金) 09:25:00|
- トレーニング
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スプリングキャンプの開催が決定しました!
参加される方は、キャンプを楽しんでください。
まだ参加を迷っている方は、以下の内容を参考にしてください。
<スプリングキャンプは、こんな方に来て欲しい!>
●YouTube動画やバドミントン専門誌などで多くの情報が溢れています。何を信じれば
いいのか悩んでしまいます。
●チーム内に複数の指導者がいて、指導内容が異なっています。選手は混乱してどの指
導者が言っていることをやればいいのか分かりません。
●指導している選手の父兄がバドミントン経験者です。現役時代の練習・トレーニング
をやらせようとしていますが、果たしていいのでしょうか?
<参加者に準備して欲しいもの>
●キャンプ中は、情報量が非常に多くあります。過去の受講者で3日間ノート20ページ以
上も記載した方もいます。講義中は、筆記用具とノートの持参をお願いします。
練習・トレーニング後は、忘れないようメモしましょう!
記憶があやふやな場合は、遠慮なく担当講師に聞いてください。
●体育館に製氷機がありますので活用願います。但し、水分・お茶・スポーツドリンクは
各自で手配してください。
「感染防止ガイドライン」は以下の内容のみ変更します。
1.参加者は、健康チェックシートの提出はしなくても結構です。
2.参加者は、セミナー終了後、2週間以内の発症に対する報告は行わなくともよい。
★当日の体温測定は、毎朝、千葉工業大学入門の際、チェックします。
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- 2023/02/25(土) 10:14:54|
- セミナー/講習会
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課題提供:廣田 彰(宮崎大学名誉教授、スプリングキャンプ講師)
指導レベル向上セミナーの第9回目課題をブログでも公表します。
読者の皆さんも是非考えて見て下さい。
競技力向上の重要な方法のひとつとして筋トレは欠くことのできないものとして考えら
れています。バドミントン競技においても、選手に対して筋トレを指導し、実施している
と思います。しかし、筋トレの効果は、直接競技の成績に現れるというよりは競技力を向
上させるもの、成績を良くするための土台的な要素として捉えることが多いと思います。
トレーニングの効果を直接数値として捉えることは出来たとしても、それが競技のパ
フォーマンスにどのような形として現れるかを確かめることは難しく、そのためにいろい
ろな筋トレに対する難しさや疑問も出てきています。
今回の課題は、この筋トレに関するいろいろな問題をお互いに提起して議論をしてみた
いと思います。
「筋トレ」とは、運動などによって筋肉に負荷をかける(自重も含む)ことで、
その刺激(ストレス)によって筋肉の成長を促し、筋出力(パワーや持久力)を
高めるトレーニング方法です。
課題
➀ 現在指導されている選手に対して実施している筋トレはどのような目的で実施してい
ますか ? 具体的に述べてください。
➁ その筋トレを実施する際に、選手に対してその目的や動機付けをどのように説明されて
いますか ?
➂ 筋トレはどの年齢段階から指導を始めたら良いと考えますか ?
・小学生に筋トレは必要でしょうか ?
・中学生からで良いでしょうか ?
・高校生からで良いでしょうか ?
④ バドミントンにおける動きや動作と筋トレとの関係で、「この部位の筋を強化したら、
バドミントンのこのようなパフォーマンスが向上した」という例がありましたら紹介
をしてください。
➄ 年齢が高くなったシニアの選手に筋トレは必要でしょうか ?
【スプリングキャンプ参加者募集中】-開催要項、タイムスケジュールなど詳細は、12月
20日公開のブログ記事に記載しています。
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- 2023/02/16(木) 08:00:00|
- セミナー/講習会
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