バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

ボディー周辺のレシーブ技術【動画と解説】

今年度第5回目の「野の花クラブ・ハート」主催講習会が3月5日(日)開催され無事
終了しました。今回はダブルスの技術練習とノック練習、スピード練習、プライオメ
トリクストレーニングとして縄跳び(二重跳び)を行いました。
年間を通じて選手のレベルアップを直に感じとることができました。選手&指導者の
皆さまお疲れ様でした。

今回は練習の1つとしては、ダブルスでサイドバイサイドの守備の陣形から、相手が
打ったスマッシュをネット前に返球してトップアンドバックに素早く移行し攻撃する
練習を行いました。
そのためにボディー周辺にきたスマッシュをネット前に返球する技術練習を行いまし
たので動画と解説でおおくりします。

◆ボディー周辺にきたスマッシュをネット前に返球


<ストロークと注意点>
ボディー周辺にきたスマッシュのレシーブは、バックハンドで返球します。
    フォアハンドでレシーブすると利き腕の肘が体側(からだの側面)に当たりラケッ
    トを操作できなくなります。

グリップはバックハンドグリップです。27 ハンドルに付ける親指の位置は、
    下の右側の図の方が打ちやすいでしょう。

リストを立てて構えましょう。

テイクバック動作は行いません。
  インパクト直前に曲げていた肘を伸ばしてスウィングします。

ラケットの軌道は、ネットに向かって三日月形の半円を描くように押し出します。
    そうすることで、相手が打ったスマッシュのスピードを減速させネット前に返球す
    ることができます。
    フォロースルーを十分とりましょう。またスウィングスピードの調整も必要です。

インパクト時のラケット面の角度によって減速しすぎて高く上がったり、低すぎて
    ネットに引っ掛けたりします。練習を重ねて、打点や相手のスマッシュスピードの
    変化に対して最適なラケット面の角度とスウィングスピードを感覚で覚えて行きま
    しょう!

この技術は、シングルスで相手のスマッシュがボディー周辺にきたときも使うこと
    ができます。

<飯野コメント>
動画の2名の選手の技術は如何でしたか? うまく返球していましたね!
この技術は、動作が単純なためすぐにできる技術と思っていましたが、選手にとって
結構難しい技術のようです。すぐにできない理由は、練習していなかったからです。
半面で2名の選手がスマッシュ交互の練習を行うときに、レシーブでこの技術を使って
ください。すぐに習得できるようになるでしょう!


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  1. 2017/03/13(月) 09:57:04|
  2. 技術
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ドロップをネット際に返球する技術【動画と解説】

1月7日(土)神奈川県川崎市にある野の花クラブ・ハート主催講習会の第4回目が終
了しました。皆さん非常に熱心に受講していただきました。
今回は、サイドのスピンネット、クロスネット、高いロビング、低く速いロビング、
ドロップのレシーブなどネットにからむ技術練習を中心に行い、スピード練習、ノッ
ク練習も加えて行いました。
スピンネットやクロスネット、ロビングは、止まってその場で練習すると上手くなっ
て行くのですが、動きを入れて打つとショットのコントロールが非常に不安定になり
ます。ネット前で右足の着地(右利きの選手)と同時にインパクトするからです。講
習会の短時間では、全員改善することはできませんでしたので、クラブの練習時に繰
り返し練習し改善して欲しいものです。
それと最も改善を必要とするのが、相手にドロップを打たれて、ネット際に返球する
技術です。ほとんどの選手がコントロールよく返球することができません。試合でド
ロップを打ってネット際に返球できない選手と対戦すると、ドロップを打って上がっ
てくるのを待つ戦法をとることができます。ネット際に返球できない、エラーが多い
わけですから試合では、不安になり使うことができないことが心理として働くからで
す。
当講習会に限らず全国的に最も苦手な技術の1つと言ってもいいかもしれません。

そこで、今回は、ドロップをネット際に返球するショットを動画を交えて解説したい
と思います。


<解説>
相手が打ったドロップを弾いて返球するとコントロールが不安定になります。うまく
コントロールできない選手は、テイクバック動作や反動動作を使うからです。
「テイクバック動作:シャトルとラケットが当たる瞬間をインパクトと言います。ラ
ケットのスウィング開始からインパクトまでの間をテイクバックといいます。ラケッ
トを加速し飛距離を出す、スピードのあるショットを打つ際に十分なテイクバック動
作が必要です。
反動動作:人が大きくジャンプするとき、ジャンプする方向とは逆方向に沈み込む反
動を使ってジャンプします。また、ボクシングでは、パンチを打つ方向とは逆方向に
腕を引き、その反動で強いパンチを打ちます。スポーツの場面で多く見ることができ
ます。パワーを発揮する方向とは逆方向に反動をつけることを反動動作といいます。
反動動作は、テイクバック動作と同じくラケットを加速するという目的ですが、より
リアルで分かりやすいため講習会では、技術内容により反動動作という言葉を使いま
す。」

相手が打ったドロップをネット際へ返球する技術は、
ラケット面(打球面)をインパクトするであろう地点に素早く置く。

スウィング開始では、ラケット面(打球面)が床とほぼ平行となっていること

グリップは、ハンドルに親指を立てたバックハンドグリップの方が打ちやすいの
     で、試してみてください。

テイクバック動作と反動動作は行わない。右足を着地後、インパクトすること。

インパクトからフォロースルーにかけて、肩関節を始点にし、腕とラケットを押
     し上げる。その際の選手自身の意識としては、肘を押し上げる意識を持つこと。

同時に前腕を長い距離の中で回内する(右利き選手のフォアサイドの返球時、バ
     ックサイドは前腕回外を行う)
     インパクト後に肘関節や手関節を曲げて飛距離を出そうとしてはいけない。飛距
  離を出すには、利き腕の肘を押し上げる、体を前方に押し出すことで得ることが
    できます。前腕回内や回外運動は、肘関節の運動であって、手関節の運動ではあ
     りませんので「手首を使う」という表現は、この技術では適切ではありません。

上手くできない選手のほとんどは、インパクト前にラケットを少し引く動作(テイク
バック動作、反動動作)を行います。シャトルを弾くためシャトルをコントロールす
ることが非常に難しくなります。

◆相手が打ったドロップをネット際へ返球



動画の内容はどうでしたか?
非常にうまいですね! 皆さんも是非練習してみてください。

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詳しくは、2016年12月28日公開ブログ記事をご覧ください。
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  1. 2017/01/09(月) 08:00:48|
  2. 技術
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エラーには理由がある!

前回は、千葉工大で開催した指導者レベルアップ講習会の内容をお伝えしました。今
回は、講習会最後に私から受講者に伝えた内容の一部をご紹介します。

リオオリンピック女子ダブルス決勝の3ゲーム目の追い上げての勝利は見事でした、
受講者の皆さんも感動的だったという意見で一杯でした。その場面を見て精神力が強
いから逆転に成功したとみる人も多くいると思います。しかし、精神力といっても実
体が見えず捉えどころがありません。共通語として使うのは簡単ですが、よく考える
とあやふやです。

そこで今回は、その3ゲーム目の19対19の場面を取り上げて解説しましょう!
高橋選手が長いラリーの末にバック奥から、相手右利き選手のフォアハンド側へ速い
クロススマッシュ
を打ちました。レシーブする選手は、タカマツペアのコートフォア
奥(右利き選手から見てフォア奥)へドライブで返球しようとしましたが、当たり損
なったようなエラーをしました。このエラーの原因を探ります。

下図の右側の図を見てください。デンマークペアの右利き選手は、フォアハンドでク
ロス方向へ打つため、ラケット面(打球面)に対して斜めに入ってきているシャトル
を打っています。そうするとシャトルがラケット面にまともに当たりづらくなります。
さらに、シャトルはラケット面に対し斜めに入ってきているため、シャトルが滑って
しまい狙ったコースへ打てなくなる可能性が高くなります。
エラーしたシャトルがコートの外に出たことから、恐らくシャトルは、ラケットのフ
レーム部分に当たったと推測します。
下図の左側の図を見てください。スマッシュを打ってきた方向へ打ち返した場合、エ
ラーする確率が低くなることが理解できると思います。

◆シャトルがラケット面に斜めに当たると・・・。
IMG_20161106_0007.jpg

この場面は、伏線があって16対16の場面で松友選手がバック奥から、少し当たり損ね
の遅いクロススマッシュをデンマークペア右利き選手に打ちました。デンマーク選手
は、タカマツペアのフォア奥へドライブで打ち込んで決めています。スマッシュを打
った選手は違っても、この状況をデンマークペアは再現しました。打たれたシャトル
のスピードが遅い場合は、クロス方向へ打ってもエラーする確率が低いのですが、ス
ピードが高まるにつれてエラーする確率が高まります。

他の例を見てみましょう!
ダブルスで相手の左利き選手がフォア側(左利き選手からみて)から速いクロスドラ
イブを打ち、右利き選手がストレート方向(右利き選手からみてフォア奥へ返球)へ
返球した場合、シャトルが滑ってエラーする可能性が高くなります。ドライブを打っ
た左利き選手の方向へ返球すればエラーの確率が低くなります。
シングルスで試合している選手同士が右利きだとします。フォア奥から速いクロスカ
ットを打ち、レシーバーは低いロビングでストレートへ返球しました(相手バック奥
へ返球)。ラケット面を真っすぐ出した場合は、サイドラインを割ってシャトルを出
してしまいます。インパクトからフォロースルーにかけて前腕を回内して、シャトル
をサイドラインの内側に入れましょう。
試合では、このような場面を多く見ることができます。

エラーには理由があります。もう一度考えてみましょう!
そして、なぜエラーしたのかを考える習慣を身につけましょう!(試合中は避けまし
ょう)
技術レベルが低いため当たり損なったのか?
 シャトルのコントロールが不安定なのでエラーしたのか?

シャトルが滑ってエラーしたのか?(上記例)

ネット前でスピンネット、ヘアピン、クロスネット、ロビングを打つ際、インパク
 トと同時に右足(右利き選手)を着地した場合、エラー発生の確率が高くなる。

相手が打ったスマッシュ、ドライブを返球する際、しゃがみながら打った場合は、
 エラーの確率が高くなる。たまたま返球できても甘い球になったり、次の移動が
 遅くなる。

ダブルスで速いテンポで打ち込まれたため予測が出来なくエラーしたのか?

無理な体勢から強引に打ってエラーしたのか? 

力んで打ったのか?

エラーした原因を理解すると、失敗を繰り返さないように思考が働きます。


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  1. 2016/11/14(月) 08:00:01|
  2. 技術
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ハイバックワイパークロスドロップの技術【動画と解説】

10月15日第3回目の野の花クラブ・ハート主催講習会が終了しました。参加された選
手&指導者の方々は、非常に熱心に取り組んで頂き十分な成果があったと思います。
お疲れさまでした。

今回行った主な技術練習は、ワイパーショットです。何れもフォアハンドとバックハ
ンドの両方行いました。以下が練習した順番です。
ネット際で相手が打ったヘアピンをワイパープッシュする技術練習

ダブルスの前衛で自陣後衛が打ったスマッシュを対戦相手がドライブレシーブし
     た球を前衛がワイパーショットでネット前に返球する技術練習

ダブルスで後衛がスマッシュを打って、相手にドライブでスマッシュを打った選
     手に返球されました。その球をワイパーショットでネット際へ返球する技術練習

フォアハンドのワイパードロップ(リバースドロップ)の技術練習後。ハイバッ
     クのワイパークロスドロップの技術練習

ネット際からコート中盤にかけて、テイクバック動作をほとんど行わないワイパー
ショットを練習し、コート後方では、テイクバックを入れてオーバーヘッドのワイパ
ーショットの技術練習を行うメニューです。単純な技術練習から複雑な技術練習に移
行します。
今回は、ハイバックワイパークロスドロップの技術練習時の動画を公開します。
モデルは、小学5年生と小学2年生そして、中学1年生の計3名です。動画途中にスロー
モーションを入れています。


<技術の主なポイント>
グリップはバックハンドグリップ

利き腕の肘を後方に引くテイクバック動作を入れてストロークを大きくし、ラケッ
  トを加速させます。

インパクト時のラケット面は、クロス方向へ向きます。ドロップを打つ場合は、併
  せてラケット面を少し上方向に向かせスウィングスピードを遅くします。

ネット際のワイパープッシュと異なる点は、シャトルを押し出す動作を十分に行う
  ことです。

フォロースルーを十分に行いシャトルのコントロールを正確にすると共に、コース
  を予測しづらくさせます。右ひじを右方向に動かしながらフォロースルーを行いま
  しょう!

インパクト前後は、上半身を打つ方向へ捻りながら打たないようにしましょう! 
  そのようにするとシャトルのコントロールにバラツキが出ます。

ハイバックを打つ時は、打点を高くしようとして上半身や両膝を無理に伸ばして打
  ってはいけません。最大スピードでラケットをスウィングすることが出来なくなり
  ます。

このショットは、打点が体の近くになり、ラケットを立てて打つことが出来る場合
  に、打つことができます。

◆ハイバックワイパークロスドロップ


3選手共、非常にうまいですね!
皆さんも是非参考にして練習してみましょう!!

さて、話は変わりますが、講習会でシャトルの筒で作ったノック出し器が現れました。
シャトルの出口2か所は、内側に向かって出てくるためシャトル2個を同時に取りやす
くしています。
次は、どんな自作が出てくるのか楽しみです!

DSC02535.jpg 

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  1. 2016/10/24(月) 08:00:01|
  2. 技術
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スマッシュをもっと速くしたい【質問】

男子高校生(以下S選手とする)です。もっとスマッシュを速くしたいと考えていま
す。スマッシュフォームは、飯野さんのブログに書かれていることを忠実に守ってお
り、ほぼ出来ていると思います。さらに、スマッシュを速くする方法があれば教えて
ください。という内容の質問がありました。そこで、ブログで回答します。

<回答>
S選手は、私のブログを読んでいるのでスマッシュを速くするためのフォームづくり
や運動連鎖については理解していると思います。今回は、この部分は割愛しますので、
ご了承願います。

1.筋パワーを向上する
フォームや運動連鎖が出来たら、各部位で発生する運動エネルギーを増大するトレー
ニングを行いましょう! 
*運動エネルギー:ラケットをスウィングするための動力源
運動エネルギーは、筋パワーを向上することで増大が可能となります。筋パワーとは、
筋肉が素早い動きの中でどれくらい強い力を発揮する能力があるかを表すものです。
バドミントン競技では、非常に重要な能力の1つです。
定義は、「筋パワー=筋力×スピード」です。

筋パワーを向上するためには、最大筋力の30%~40%の負荷で最大スピードでバーベ
ルやダンベルを上げ下げします。しかし、トレーニング種目によっては簡単に最大筋
力を測定することができないので、最大スピードで8回~12回やっと反復できる負荷
を設定して行いましょう。セット数は、3~5セット、セット間の休息は、3~5分が原
則です。

しかし、筋パワーのトレーニングをいきなり実施しても怪我をする可能性があります。
筋パワーのベースになる筋力を、最初に向上する必要があります。体の前後、左右を
バランスよくトレーニングしましょう!
最大筋力向上のトレーニングと筋パワートレーニングは、高校生になってから実施す
ることができます。
*最大筋力:1回しか上げることができない重量

2.左足の反動動作を利用する
もう一つの方法は、スマッシュを打つ際、両足を空中で入れ替える動作で運動エネル
ギーの発生が最大になるようにします。
具体的には、右利き選手は、左足の反動動作を利用します。

下の写真を見てください。スマッシュを打つ直前を撮影したものです、右足に体重を
乗せて踏み切り、両足を空中で入れ替え骨盤を捻り運動エネルギーを発生させようと
しています。

◆スマッシュを打つ直前(運動連鎖開始直前)
左足の反動動作 

そこで、右足で踏み切る前に、左足のつま先を素早く上方向に蹴り上げ、その反動で
左足を勢いよく振り下ろしてください。(
左足のつま先を上方向にキックして、その
反動で左足を素早く引き戻すという表現が適切かもしれません)
このように左足の反
動動作で勢いをつけ、両足を力強く空中で入れ替えます。

*反動動作の例
:ジャンプする際、ジャンプする方向とは逆方向にしゃがみ、その反
動を利用して大きくジャンプすることができます。ボクシングのパンチも打つ方向と
は逆方向に腕を引き、その反動を利用して速いパンチを打ちます。このようにスポー
ツ動作では、反動動作をうまく利用する場面を多く見ることができます。

左足の反動動作を利用する際は、シャトルの下に入りシャトルが落下するまで十分な
時間がないと行うことができません。
理解しておきましょう!

この左足の反動動作を無意識に実行している選手は、多いと思います。もしかしたら
S選手も実行しているかもしれません。無意識で実行している動作は、調子が悪くなっ
たり、しばらく練習を中断すると出来なくなる可能性があります。左足の反動動作に
限らず、各部位の動かし方を理解しておくことは、重要だと考えます。

上述の2つの向上因子を実行してみてください。きっとスマッシュが速くなります。

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<2016サマーキャンプ参加選手&指導者募集中>
詳しくは、6月7日公開の記事をご覧ください。
選手枠は定員まであとわずかです。参加希望の方は早めに申し込んでください!

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  1. 2016/07/18(月) 11:33:50|
  2. 技術
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プッシュと見せかけてネット際へ返球【動画と解説】

ネット前、ネット際の技術は多くあります。そのうちの一つが、ネット前でプッシュ
と見せかけてネット際に返球する技術です。
実行できる条件は、対戦相手がネットからやや長めに緩めの球を返球してきたときで
す。

<プッシュと見せかけてネット際へ返球するには> 
ラケットを立ててネット前に入ること(入れる状況であること)
ネット前に勢いよく前進し、右足かかとから着地しインパクト前は、瞬間静止す
   ること
インパクト直前にラケット面をやや上方向に向け、相手のシャトルのスピードを
     減速させ、ネット際へ返球する

それでは、実際に練習している動画を見てみましょう!
練習の設定は、ダブルスを想定して、コート中盤からドライブを打ってネット前に詰
めて行きます。相手の返球がやや遅いスピードで返球されたので、プッシュと見せか
けてネット際へ返球します。
モデルは、仰木の里ジュニアチームの選手の皆さんです。

◆プッシュと見せかけてネット際へ返球する技術練習


選手の皆さんは、大変うまいですね!
この練習も練習すればするほど、精度が上がってきます。
フォアができたらバックハンドでも練習しましょう!
さあ、皆さんもやってみましょう!

さて、過去数名でローテーションしながら実施する技術練習の動画を公開してきまし
たが、この動画を撮影する前の段階で、動きを入れない技術練習を行っています。
練習の順番は、簡単な練習から複雑な練習へ移行することが原則です。技術の解説⇒
デモンストレーション⇒その場で止まって練習する⇒動きを入れて練習する、の順番
が適しているでしょう!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<サマーキャンプ開催日程のお知らせ>
日程:8月19日(金)13時30分~20時00分
     20日(土)8時45分~20時00分
     21日(日)8時45分~17時00分
会場:千葉工業大学 芝園校舎&体育館
住所:千葉県習志野市芝園2丁目1番1号
対象:①バドミントン経験2年以上の小・中・高・大学生・社会人の選手
         ②上記の指導者及び父兄
         ③バドミントンの基礎知識と指導ノウハウを学びたい指導者

★正式募集は後日ブログなどで行います。
★セミナー期間中の宿泊は、各自で予約をお願いします。現段階で会場近郊の宿泊予
約は大変困難です。成田空港近辺のホテルはまだ空いています。会場から成田空港
までは、高速道路を利用して約30分です。

<第3回フィーダースキルアップセミナー募集中>
詳しくは、5月13日公開の記事をご覧ください。


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  1. 2016/05/23(月) 12:55:12|
  2. 技術
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ワイパープッシュのローテーション技術練習【動画と解説】

ネット前、ネット際の技術の種類は、高いロビング、低く速いロビング、スピンネッ
ト、クロスネット、トルクを使ったプッシュ、ラケットを立ててプッシュと見せかけ
てネット際へ返球、ワイパープッシュなどがあります。今回は、その中のワイパープ
ッシュを動画で公開します。
モデルは、仰木の里ジュニアチーム3名とWing武生JBC1名の計4名です。

<ワイパープッシュの目的>
シングルス&ダブルスの試合中、対戦相手がネット際からスピンネットやヘアピンで
返球してきた球を、ラケットがネットにタッチしないようにプッシュする技術です。

<ワイパープッシュの技術>
ワイパープッシュは、車のフロントにあるワイパーと同じような動きをすることから
「ワイパーショット」と名付けられた技術に属し、ネット際からプッシュする技術で
す。下のイラストはバックハンドのワイパーショットです。

ワイパープッシュ 

グリップは、下図の左側の握りをすると打ちやすいでしょう!

バックハンドグルップ 

相手が打ったネットショットは、ネットの白線から数センチ上を通過するため、イン
パクト地点の遠くからスウィングを開始すると、シャトルをネットに引っ掛けてしま
います。ラケットのスウィング開始は、インパクト直前から行いましょう! インパ
クト後、フォロースルーでシャトルを押し出すため、右利き選手は、右ひじを右方向
へ動かす必要があります。

<フットワーク>
右利き選手は、右足で蹴って飛びつき、インパクト後に右足で着地するのが基本です。
しかし、選手の立ち位置がネットから少し離れていたり、タイミングを図る場合は、
右足を前にしたツーステップを行い、右足で蹴って飛びつき、インパクト後に右足で
着地します。動画は、ツーステップしてからバックハンドのワイパープッシュを行っ
ています。

◆バックハンドのワイパープッシュ技術練習


モデルの選手4名共、非常にうまいですね!
皆さんも是非練習してみてください。

さて、動画を見てお気づきのことと思いますが、プッシュしたシャトルの角度が選手
によって、もしくはその都度違っていますね! シャトルの角度は、インパクト時の
ラケット面の角度によって決まります。その要因は、身長、タイミング、飛びつける
距離(パワー)、プッシュする球の高さ等です。

<フォアハンドのワイパープッシュ>
フォアハンドのワイパープッシュは、ラケットの軌道は同じようになりますが、グリ
ップが異なります。グリップは、フライパン持ちに近い状態でハンドルを持ちましょ
う。


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  1. 2016/04/21(木) 08:00:28|
  2. 技術
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クリア&ドロップコンビネーション技術練習【動画と解説】

先月、鳥取市強化練習会で技術練習を行ったときに、ビデオ撮影しましたので公開し
ます。
ストレート方向に低くて速いドリブンクリアを打ち、同じフォームからドロップを打
つコンビネーションの技術練習です。画面左のサウスポーの選手に注目してください。
モデルは、西村陽翔(にしむら はると)選手、小学5年生です。

◆クリア&ドロップコンビネーション技術練習


<西村陽翔選手のクリアを打つフォームの解説>
サウスポーですので、右足を前にして後ろ足の左足で床を蹴って両足を空中で入れ替
えて、ラケットをスウィングするための動力源である運動ネルギーを発生させていま
す。また、両足を空中で入れ替えることで骨盤を捻り、上半身の捻りを強める働きを
しています。このように、足と上半身で生み出した運動エネルギーを腕に伝えます。
次に腕の動きを見てみましょう。

ラケットヘッドの位置は、胸付近にあり、そこからゆっくり振り出し始めています。
左ひじを下げて、肘を後方に引いてストロークを大きくしています。引いた肘を前方
に出しインパクト直前に曲げていた肘関節を伸ばしスウィングスピードを増していま
す。さらに遅れてラケットヘッドが出てきています。運動連鎖がスムーズに移行して
いる素晴らしいフォームです。

<西村陽翔選手のドロップを打つフォームの解説>
さて、ドロップとクリアの違いを見てみましょう。ドロップは、両足を空中で入れ替
えクリアやスマッシュなどの強打と見せかける必要があります。ポイントは、空中で
両足を入れ替えますが、骨盤を素早く捻ると運動エネルギーが上半身に十分伝わって
しまうため、骨盤の捻りを抑えています。これは、スウィングスピードを抑えるため
に実行すべきことです。
クリアを打つ打点とドロップを打つ打点を見比べてください。速いスウィングなので
はっきりとは分かりませんが、残像でおおよその打点を見比べられます。
クリアの打点は、高いのですが、ドロップの打点は、それよりも低いことが分かりま
す。
相手コートのネット際にシャトルを落下させるドロップを打つ場合は、打点を少し
低くしラケット面をやや上向きにし、スウィングスピードを遅くして打ちます。
今回は、インパクト時にラケット面とシャトルがフラットに当てて打つドロップを指
導し練習しました。

西村陽翔選手は、リラックスして打っていますね! 
そして、体のバランスも非常にいいことが分かります。
将来が楽しみな選手の一人です。

皆さんもトライしてみてください。

オーバーヘッドの技術練習(コントロール練習)は、クロス方向へ打ったり、他のシ
ョットと組み合わせて打つことが必要です。練習すればするほどショットのコントロ
ールが向上します。技術練習の本数や時間は、選手の疲労度や練習時間帯にもよるの
で明確に決めることはできません。できたら5分~10分間は続けて打ちたいものです。


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  1. 2016/03/17(木) 08:00:39|
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プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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