バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

ネット前で前足を着地する角度【質問】

以下の質問が新着コメントにありました。コメント欄に投稿されると直接メールのや
り取りが出来ません。そこで、ブログ上で回答します。
質問の場合は、iino@quartz.ocn.ne.jp までお願いします。

<質問内容>
初めましてこんばんは。
自分は今高校生です。顧問の先生にフットワークを教わる時に、前のショットの時の
前足は真っ直ぐじゃなくて、つま先を内側に向けろと教えます。
だから、右前だったらつま先は10時の方向に向けて、左前の球だったらつま先が9時く
らいの方向に向きます。これは戻りを早くするためだと教えられましたが、プロの選手
や他の強い選手がやっているところをみたことがありません。
だから、少し疑問に思います。
つま先を内側に向けるというのはいいのですか?

<回答>
ネット前で打った後にホームポジシン付近に戻る場合、もしくは、次の方向へ移動す
る際の足の運びから話を進めましょう! ネット前は、最後の一歩である右足(右利
き選手)を出しますが、歩幅が狭い場合は、右足を出した後、右足を元に戻して立ち
直ります。この場合は、つま先を内側に向けて大きな力を出すまでもないと考えます。
最後の一歩の歩幅が大きい場合は、右足を出した後、左足を右足に近づけて立ち直り
を速くします。これは、右足大腿部にかかる過大な負荷を軽減する狙いもあります。
右足を出した後、左足を固定して右足を元に戻そうとした場合は、つま先を内側に向
けて大きな力を出した方がいいかもしれません。しかし、左足を右足に近づけるので、
つま先を内側に向けるまでもないと考えます。顧問の先生は、左足を固定して右足を
元に戻すものだと勘違いしているかもしれません。
それよりも、ネット前で右足を内側にして急激にストップした場合、右足首を捻挫す
る危険性があります。決してお勧めできる方法ではありません。

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<サマーキャンプ開催日程のお知らせ>
日程:8月19日(金)13時30分~20時00分
     20日(土)8時45分~20時00分
     21日(日)8時45分~17時00分

会場:千葉工業大学 芝園校舎&体育館
住所:千葉県習志野市芝園2丁目1番1号
対象:①バドミントン経験2年以上の小・中・高・大学生・社会人の選手
   ②上記の指導者及び父兄
   ③バドミントンの基礎知識と指導ノウハウを学びたい指導者

★正式募集は後日ブログなどで行います。
★セミナー期間中の宿泊は、各自で予約をお願いします。現段階で会場近郊の宿泊予約
は大変困難です。成田空港近辺のホテルはまだ空いています。会場から成田空港までは、
高速道路を使用して約30分です。

第3回フィーダースキルアップセミナー募集中>
詳しくは、5月13日公開の記事をご覧ください。


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  1. 2016/06/03(金) 10:00:00|
  2. フットワーク
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フットワーク重力法【動画と解説】

読者で高校生のMさんから以下の質問がありましたので、ブログで回答します。
「対戦相手がドロップを打つと予測したのですが、逆を突かれてドリブンクリアを打
たれ、触るに精一杯でした。どうしたらシャトルの下に速く行けるのでしょうか?」

<回答>
コート内を速く移動するためには、足をいろいろな方向へ素早く動かす=フットワー
クを速くすることが必要なことは、理解していると思います。
他に、
◎動き始めに床を蹴って、動き出しを速くする
◎打った後、立ち直りや方向転換を速くする
◎戦相手のショットを予測する
ことも非常に重要です。
そして、フットワークの基盤になっている「重力法」「筋力&筋パワーの必要性」を
理解する必要があります。

理解するために、2015年4月13日公開記事「フォア奥の足の入れ替え」でスピード練
習の動画の一部を超スローモーションにしました。動画の場面毎に皆さんと一緒に見
てみましょう! モデルは、小学生男子選手です。(撮影当時)


◆重力法を使ったフォア奥への移動とダイナミイクな筋活動


◆バック前の方向転換
バック前の椅子をタッチしてからフォア奥へ方向転換する際、両膝を曲げ両膝が床と
平行に近い角度にした状態から、左足を出してフォア奥方向に移動しています。この
ように素早い方向転換を行ったり、逆を突かれても切り替えを速くするためには、重
心を動く方向へ外し、重力の作用によって動く方向へ素早く足が出るようにします。
この動作を「重力法」と言います。
さて、この重力法は、どのようにしたら獲得することができるのでしょうか?
キーワードは「動くスピード」です。
ノックやフットワークでコート内を速く動くスピード練習や、速く動いて長く続ける
スタミナ練習を実施することで獲得することが可能になります。
ゆっくり動く練習を行っても獲得できません!
また、バドミントンの動きで行った方がいいですね!
そして、素早く両膝を曲げ⇒伸ばすためには、太ももの前や裏側の筋力や筋パワーが
必要だということが分かります。

◆フォア奥への移動
次にフォア奥へ移動するときの動作を見てみましょう!
両膝を少し曲げた状態を保持しながら、つま先立ちで床を強く蹴ってタッピングで移
動しています。その後、右足で床を強く蹴ってフォア奥へジャンプしています。着地
は両足そろっていますが、右足から着地してもいいでしょう!
つま先立ちで両足を少し曲げながら移動する、右足で床を蹴ってフォア奥へジャンプ
するなど、ここでもふくらはぎや太ももの筋力や筋パワーの必要性が理解できます。
また、上半身を固定して移動するためには、腹筋群や背筋群の筋力も必要です。

<質問の具体的な回答>
対戦相手がドロップを打つと予測したのですが、逆を突かれてドリブンクリアを打た
れ、触るに精一杯でした。に対して、スピード練習やスタミナ練習を行っていないの
で重力法が発現しなかったかもしれません。また、筋力トレーニングを実施していな
いため、逆を突かれた際、両膝を素早く曲げる⇒伸ばす動作を行えなかったかもしれ
ません。

<年齢別の筋力トレーニング>
筋力トレーニングは、いつ頃から始めたらいいのでしょうか?
小学生は、筋力トレーニングを実施しても、成人ほど効果を期待することはできませ
ん。負荷が高かったり、無理なフォームで実施すると障害が発生する可能性が高まり
ます。実施したいのであれば、高学年になってから、正しいフォームで低負荷で無理
のない回数で行いましょう。
中学生を対象に講習会を実施すると、筋力トレーニングを全く実施していない選手が
多いことに驚かされます。低負荷高回数の筋持久力のトレーニングを実施しましょう。
高校生になったら本格的に高負荷低回数の最大筋力向上のトレーニングと、筋パワー
向上のトレーニングを実施して行きましょう! 

<飯野コメント>
バドミントンの一瞬の動作を、超スローモーションで見ると、バドミントンのコート
内の移動動作は、まさに筋肉のダイナミックな活動そのものだと理解できますね!
そういう観点から見ると中学生以上の指導者と選手は、筋力トレーニングを強く意識
して実施する必要があると思います。心肺機能を向上するトレーニングは行っていま
すが、片手落ちのように感じます。
人間を車に例えると、車のエンジン部分は、人間でいうと筋肉に当たります。筋肉
(エンジン)を高性能にするトレーニングを行いましょう!

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  1. 2016/04/28(木) 08:00:00|
  2. フットワーク
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小学生3歩でネット前まで移動

読者のMさんから質問がありましたので、ブログでも回答します。

 

:小学生の母親です。チームの指導者の方は、娘にシングルスでコート後方からスマ
  ッシュを打ったらネットまで3歩で行くんだ! と指導されますが、如何なもので
  しょうか?

飯野:お嬢さんは小学何年生で身長はどの位ですか?

:小学6年生で身長は150cm位です。

飯野:高校生以上のレベルの高い選手では、コート後方でスマッシュや速いカットを打
  ち、ネット前まで3歩で行く場合があります。しかし、
小学生は、体格と筋力の発
  育発達が充分でないため同じように3歩で移動することは不可能だと考えるべきで
  す。

  上記の3歩で行ける選手は、スマッシュを打った後、ネット前の左右どちらか一方
  に必ず返球されると確信しているから出来るのです。例えばサイドライン際にスマッ
  シュや速いカットを打つと、対戦相手の腕が伸びているためラケットを大きくスウィ
  ングできなくなり、ストレート方向のネット際もしくはネット前にしか返球できな
  くなります。スマッシュやカットを常時ライン際へ打てる技術があるから達成でき
  るものです。

  それができない選手は、スマッシュやカットを打った後、1~2歩前方もしくはホー
  ムポジション付近まで素早く移動し、返球コースを確認してからネット前などに移
  動します。
  従って多くのラリーでは、スマッシュやカットを打った後、必ず3歩でネット前ま
  で移動できることではないと理解しましょう!

:3歩に固執してはいけないということでしょうか?

飯野:そのとおりです。フットワークの原則は、無理のない歩幅で移動し、最後の1歩
  で調整します。ネット前やサイドレシーブで少し届かないと思ったら大きく足を出
  します。

  コート後方からネット前まで歩幅が大きくなくとも足の回転を速くし、歩数を多く
    して移動してもいいわけです。

  もちろん、3歩で移動することに何ら問題はありません。

:ホームポジション付近からの動きはじめの1歩を大きく出せ! とも言われますが・・・。

飯野動きはじめの1歩を大きく出し、逆を突かれると戻りが遅くなります。動きはじ
  めの第1歩は、無理のない歩幅で行いましょう!

;ありがとうございました。指導者の方と話しをしてみます。

 

 

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  1. 2015/12/17(木) 08:21:26|
  2. フットワーク
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フォア奥の足の入れ替え

2015年3月28日ブログ記事で小学生がフットワークによるスピード練習を行っている様子
を動画で公開しました。動画を見た読者から、なぜ両足を入れ替えないのか? という質
問がいくつかありました、また、各地の講習会でも多く質問を受けているのでブログで解
説します。

◆公開した小学生のスピード練習


この動画は、シングルスでフォア奥へ速く飛びついてスマッシュを打つ、打った後にネット
前に素早く移動するスピード練習です。
シングルスでホームポジション付近からフォア奥へ移動するフットワークは、大きく分けて
3パターンあります。
以下、右利き選手向けを想定して説明します。

A.動画のように飛びついて打つフットワークです。この動画は、フォア奥方向に2度タッ
ピングしながら移動します。もう一つのフットワークが、ホームポジション付近から床を強
く蹴った後、フォア奥方向に右足を1歩出して、その右足で蹴って飛びつく方法です。
着地は、両足同時もしくは、右足を少しだけ早く着地し、遅れて左足を着地させる方法が
あります。

B.フォア奥へ飛びついて打てない時や低い軌道で飛んできた球を打つ時には、継ぎ足
(シャセ)やクロスステップで移動し、最終的に右足を着地して打ちます。

C.フォア奥へ移動後、両足を入れ替えて打つ方法です。

さて、シングルスのラリーをイメージしてください。対戦相手は、自身に対して十分な体勢
で打たせないようにするため低めのドリブンクリアや低い軌道でくるロビングを打ってきま
す。それに対応するフットワークが上記のになります。

の両足を空中で入れ替えるフットワークを使えるときは、対戦相手が1球目のロングハ
イサービスを打った時や対戦相手がネット前から高いロビングを打った時にほぼ限られ
ます。
対戦相手が打った低めのクリアに対して両足を空中で入れ替えて打って見て下さい。
そうすると打ち終えた後に両足を入れ替えていることに気がつきませんか?

足を空中で入れ替える目的は、ラケットを速くスウィングするための動力源を発生し、
足⇒上半身⇒腕⇒ラケットとそれぞれ運動エネルギーを発生・増大させて、最大加速度
を得てインパクトするためです。
この仕組みを「運動連鎖」といいます。

運動連鎖の観点からすると、打ち終えた後に両足を入れ替えても意味がないことに気づ
くと思います。

運動連鎖の最初の局面で、両足を空中で入れ替えて運動エネルギーを発生させるべ
きなのですが、それが最終局面のインパクト後に発現しています。
そして、インパクト後に無理に両足を入れ替えることによって体勢がアンバランスになって
しまいます。当然ショットのコントロールにも悪影響がでます。

両足を空中で入れ替えてからインパクトするまでの時間が十分ではないからです。

従ってラリーを想定しフォア奥へ移動するフットワーク練習は、AとBを行うべきです。
そして今回紹介したスピード練習は、Aのパターンで尚且つ2度タッピングして移動するス
ピード練習です。

フォア奥へ飛びつく動作も十分な運動エネルギーを発生しているので、どんな場面でも
両足を無理に入れ替えようと考えるのは避けましょう!


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  1. 2015/04/13(月) 08:05:21|
  2. フットワーク
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フットワーク動き始めと左足の引き付け

フットワークで動き始めの動作を詳しく教えて欲しい。さらに、右利きの選手が、ネット前で
右足を大きく出してシャトルを打った後、右足を左足付近まで戻すのでしょうか? という
質問がありましたのでブログで回答します。

 

1.動き始めに両足で床を強く蹴る

動き始めは、対戦相手が打つタイミングに合わせ両足で床を強く蹴ることが非常に重要で
す。

静止した状態から速く動き始めようとすると慣性が働いているため、この慣性を破る必要が
あります。

慣性とは、外力が働かなければ、物体はその運動状態を保つという慣性の法則です。

静止した状態から速く動き始めるには外力が必要です。外力を得るためにコート内では
の反力を利用
します。

両足で床を強く蹴る作用に対して、床から体に反作用を受けます。この反作用を「床反力:
かはんりょく」といいます。この床反力を利用して動き始めをよりスピーディーに行うこと
ができます。

歩行運動も床反力を利用していますが、両足で床を強く蹴ることで歩行時に比べより大きな
反作用(外力)を得てスピーディーに動き始めることができるのです。

サッカーのPKでゴールキーパーは、相手キッカーがボールを蹴ると同時に芝生を強く蹴っ
て左右に動き始めている動作と一緒です。この動作をバドミントンでは頻繁に行っています。

 

但し、床を強く蹴って高く飛び上がり過ぎると、空中にいる間にカットやスマッシュを打たれ
ノータッチになることがあります。
必要以上に高く飛び上がることは避けましょう。

床を蹴った後の着地は、歩幅を保ったまま着地する方法と、着地の際に少し歩幅を広げる
方法があります。

試合では、両足で床を蹴る動作を何十回、何百回と行うわけですから縄跳びのトレーニン
グが不可欠だといえますね。

 

動き始めで床を強く蹴った後、左右どちらかの足で1歩目を出しますが、1歩目を大きく踏
み出した場合、逆方向のフェイントに対して修正が困難になります。
1歩目は無理のない
歩幅で速く出しましょう!

 

2.ネット前などで右足を大きく出した場合、左足を右足付近まで引き付ける

コート内移動スピードの観点から、ネット前などで大きく右足を出してシャトルを打った後、
左足を右足付近まで引き付けて体の立ち上がりを速くしましょう!
その後、ホームポジション付近まで戻りますが、いつも速く戻る必要はありません。しかし、
いつでも速く戻れるよう体勢の立て直しを速く行っておく必要があります。

歩幅が大きいにもかかわらず右足を左足付近まで戻そうとすると、次の動作に移行する
のに時間がかかってしまいます。さらに試合中、何十回か実施すると右足大腿部の筋疲
労が顕著になります。

右足を出す歩幅が狭い場合は、右足を左足付近まで戻しても構いません。

 

早速、練習で確認してみてください!

 

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◎私の指導を希望される選手やチームもしくは講習会開催、合宿指導の希望がありましたら、以下のメールアドレス
に問い合わせして下さい。

iino@quartz.ocn.ne.jp

指導対象:小学生・中学生・高校生・大学生・社会人及び指導者

指導メニュー:技術指導・技術分析・技術理論・戦法を達成するためのノック練習・シングルス総合練習&部分練習・
ダブルス総合練習&部分練習・フットワーク・戦法講義・練習計画作成・試合分析・ノック出し技術指導・バドミントン
競技力向上のための講義など

 

テーマ:バドミントン - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/06/01(土) 09:00:00|
  2. フットワーク
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写真のタイトル

ミチパパさん、私のバトンを受け取って戴きありがとうございます。

7月11日掲載の「Michi_Papaの勝手にバドミントンニュース!!」で確認しました。

今度は私がミチパパさんのバトンを受ける番です。

ミチパパさんのブログ内の文言から、ようやくこの写真のタイトルを見つけました。

IMG_4325_1600 - コピー

ブログに掲載する際、この写真を重力法以外にどう表現するかいろいろ考えまし
たが見つけられませんでした。

体のバランスは大きく崩れているが危なっかしくなく、構図としは非常にいいバラ
ンスである。そして、どこか不思議な感覚になる。というのが素直な感想でした。

ミチパパさんのブログには、ミチパパさんが長年選手の写真を撮っているなかで
以下のように表現しています。

「プレーの継ぎ目には、無重力を感じる瞬間がある」

ラリー中の選手が、相手の配球に反応し、レシーブの動きへ動き出す瞬間・・・

攻撃を終え、次の動作へ移る瞬間・・・・

一瞬だけなのですが、重力を感じない不思議な光景が、肉眼ではなくカメラに
収めたときだけに見ることが出来る。


この言葉に閃きました。
 

そこで私なりにこの写真をこう表現してみました。

「自ら空間に身を委ね、あたかも無重力の状態から重力がかかる瞬間!」

皆さんはどう表現されましたか?

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テーマ:バドミントン - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/07/13(金) 12:35:00|
  2. フットワーク
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1枚の写真から見えるもの

3年前だと思います、私の好きなブログMichi_Papaの勝手にバドミントンニュース!!」FOTOLOGUE BAD_PHOTO/羽球の行方...を見ていたら、たまたますごくいい写真を発見しました。中学2年生時代の桃田賢斗選手の写真です。

 

今回はこの写真を基に話を展開してみましょう!

IMG_4325_1600 - コピー

■場面の推測
対戦相手が打ってくると思われるコースやショットの予測が外れ、フォア奥(右利きの選手にしてみればバック奥)へ速いクリアーもしくは低いロビングで攻撃されたと推測します。

 

動き始めるには!

この写真の前の動作ですが、まず初めに慣性を破るため床を強く蹴って移動を開始します。サッカーのPKの場面でボールを蹴る瞬間、ゴールキーパーが地面を強く蹴って動き始めるのと同じ動作です。

慣性とは=ニュートンの第1法則である慣性の法則を指す。

 

写真の解説と次の動作

次にフォア奥へ移動するため素早く膝関節を曲げフォア奥方向へ大きく体重を移動させました。

体のバランスを崩したためフォア奥方向へ倒れますが、転倒を防止するために左足を素早く出します。自ら体のバランスを大きく崩し、そこに重力がかかり重力を利用して最初の1歩を出そうというものです。このような移動を重力法といいます

 

レベルの高い選手は、このような重力法を用いて移動していることを多くみることができます。しかし、写真で決定的な瞬間を見ることは珍しいことです。

そういった意味で貴重な写真といえるでしょう!

 

さて、次はこの重力法の習得方法を指導現場に落とし込んでみましょう!

この動作を指導者が選手に対してやりなさい! と言ってできるのでしょうか? 

選手はこの写真を見てイメージできたことで、実際に動作ができるのでしょうか?

 

選手はバドミントンの動きが熟練してくると自然に身につくと思いますが、いつできるようになるのかわかりません。可能でしたら早くできるようになればいいですね!

 

そこで早くできるようになるための考え方を挙げてみました。

  膝を曲げる動作を繰り返し実施して神経回路を形成する。具体的にはスクワット運動になります。

  バランストレーニングを実施する。

  選手は、フットワーク練習やノック練習でハイスピードに動き、動く方向をコントロールする人がフェイントをかける。(ハイスピードで動けるまでは段階的に行ってください)

 

試合ではこのように膝を曲げる運動を繰り返し実施するわけですから、レジスタンストレーニング(筋力トレーニング)でスクワット運動が大変重要だということが理解できると思います。

 

<追記>

私がブログを始めたことをきっかけに先日ミチパパさんに桃田選手の写真をブログに掲載したいと依頼したところ快く了承頂きました。また、桃田さんのお父さんにもミチパパさん経由で許可を頂きました。このブログを借りてお礼申し上げます。

 

桃田選手は中学2年生で重力法をマスターしていたのですね。。。恐るべし! 今後のさらなる成長が楽しみです。

ミチパパさんは大会会場で桃田選手の写真を何十枚も撮ったと思います。なぜ数多くある写真からこの写真を選んだのか聞いてみたいですね~。皆さんもそう思うでしょう!

 

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  1. 2012/07/10(火) 09:00:00|
  2. フットワーク
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  4. | コメント:2

フォア奥はすべて足を入れ替える?

最近クラブに入ってきた選手2名共、競技レベルは高いので
すがフットワークに問題を抱えています。

右利きの選手がラリー中フォア奥へ追い込まれて体勢が崩れ
た状態で最後に右足を出して打つショット以外は、左足を前、
右足を後ろにした体勢から空中で足を入れ替えてシャトルを
打ちます。

そこで、私はフォア奥に相手のショットが低い軌道できた時は
「足を入れ替えるな!」とアドバイスしました。

足を入れ替える目的は、足を入れ替えることで運動エネルギ
ーを発生させて骨盤を捻り、骨盤を捻ることで体幹の捻りを
さらに強くすることができます。(体幹を捻ることを回旋と
か捻転とかいいます)体幹の捻転によって腕を後方から先方
へ移動させることができ腕のスウィングにスピードをもたら
し、結果、シャトルを相手コートのバックバウンダリーライ
ンまで楽に飛ばすことができたり、より速いスマッシュを打
つことができるようになります。

体の使い方の上手い選手は、ラケットをスウィングするため
の運動エネルギーを、足→体幹→腕→ラケットへと少しずつエ
ネルギーを増大させて伝達します。

問題は、その間短いのですが時間がかかることです。

低い軌道できたシャトルを打つときは、運動エネルギーが足→
体幹→腕→ラケットへと伝わり切る前にシャトルを打つため、
足を入れ替えることが無意味になるのです。

さらに、目的を達成できないどころか無理に足を入れ替える
ため体のバランスを崩して打つことになりシャトルのコント
ロールが雑になります。

フォア奥で足を入れ替える、入れ替えないの区別ですが、シ
ングルスのロングハイサービスなど非常に高い軌道のショッ
トが打たれてきた時以外は足を入れ替える必要はないと考えま
す。

皆さんももう一度自分自身のフットワークを見直してみましょ
う!

運動エネルギー=ラケットをスウィングするための動力源
体幹=胴体

以上

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  1. 2012/06/16(土) 18:44:51|
  2. フットワーク
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  4. | コメント:1

プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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