バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

ダブルス4点アタックのノック練習【動画と解説】

今回は、ダブルスのアタック力を高める4点アタックを動画で紹介し解説します。

<練習の目的>
ダブルスで必要な動きは、
前衛がサイドでプッシュしたら、ネット前の逆サイドへ返球されてノータッチしな
  いように素早く逆サイドへ移動する。

ネット前にプッシュし、少し後ろに返球された球を攻撃する。

サイドでスマッシュを打ち、次に逆面に低く上がってきた球を飛びついて攻撃する。

中盤でスマッシュやドライブを打ったら、ネット前に詰める。

4点アタックは、それらの必要な要素を入れたダブルスのノック練習です。
コート内の狭いエリア4点を四角形に移動してスマッシュとプッシュを行います。

左回りの際、ネット前バックサイドでプッシュした後、約180度方向転換して後方へ移
動するので、この方向転換を速くするようにしましょう。


◆ダブルス4点アタック


<練習の条件>
今回は、本数を少なくしてスピード向上を目的に実施しました。本数が多くなるとスタ
ミナ向上の練習になります。練習の条件は、7月10日公開記事「ノックの目的」を参照
 願います。

<フィーダーの注意点>
選手が一旦足を止めないように、球出しのテンポに注意しましょう。
球出しの際は、利き腕の肘を後方に引いてストロークを大きくしましょう! 楽に飛距
離が出るし、腕の軌道が長くなるのでコントロールも向上します。

<飯野コメント>
ノック練習は、試合のどの場面を想定して実施しているのかを説明する必要があります。
ただ、打っているだけでは選手の意欲が低減します。動機付けは非常に重要です。


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  1. 2017/08/02(水) 08:59:18|
  2. 練習方法
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ノックの目的【質問と回答】

指導者のAさんから以下の質問がありましたので、ブログで回答します。

<質問内容>
ノック練習についての質問です。ノック練習はさまざまなパターンがありますが、こ
の練習は選手にとってどのような問題解決になるのでしょうか? 決まりきったパタ
ーンをずっと練習することで、ラケットワークの向上とフットワークの向上につなが
ることはわかるのですが、ほかにどのような問題解決の練習なのかイマイチわかりま
せん。また、問題を解決される根拠も教えてほしいです。

<回答>
「A選手は、スマッシュをコート後方で打ち、対戦相手はネット前に返球したのですが、
A選手はやっとシャトルに触り、相手にチャンス球を上げてしまいました。A選手は、
これを試合で何回か繰り返し結局、試合に負けてしまいました。コート後方でスマッシ
ュを打ち、ネット前に移動するのが遅いのが原因です。」

「B選手は、試合の3ゲームに入ると動きが遅くなり、頻繁に休憩を取ろうとします。
意識はしっかりしていないし、集中力もありません。きっとスタミナが切れたのでしょ
う!」

「C選手は、試合で相手がフォア奥へ甘いショットを返球してきましたが、飛びついて
打つことができません。練習でやったことがないからです。」

上記の各選手の課題を解決する方法の1つがノック練習です。

試合や打ち合いの練習だけ行っても、選手の弱点や課題を克服する練習にはなりません。
ラリーで弱点や課題が発現する頻度が少ないため改善が出来ないからです。レベルの低
い練習相手ではなおさらです。ラリーが続かない、厳しいところへ打つことも出来ませ
ん。そこで、ノック練習で選手の課題となる試合の一部ラリーを再現し、繰り返して動
くことで自動化を図ります。

◆ノック練習の定義
「試合の一部のラリーを再現し、フットワーク・打つショット・打つコースを自動化す
   る。さらに、コート内移動スピード向上もしくはスタミナ向上を図る」


ノックの方法は2つあります。1つは手でシャトルを投げる方法です。手投げノックと
呼ばれています。もう一つはラケットで球だしを行う方法です。どちらも球出しのタイ
ミングやテンポ、正確性が必要です。この球出しの質がノック練習の生命線です。
そしてもう一つ重要なのが、ラリーの再現性です。出来限りラリーと同じような状況を
作ることが重要です。どこのエリアからシャトルを出すのか? 上から出すのか、下か
ら出すのか? を確認する必要があります。

◆ノックによるスピード練習の条件
選手を最大スピードで動かすため、選手がやっととれるエリアへ球出しを行う
動く時間:10秒~20秒
運動と休息の比率:1対3以上で完全回復後に繰り返す
セット数:1日6セットまで
週の頻度:2回までで2日連続で実施しないこと

◆ノックによるスタミナ向上練習の条件
選手がハイスピードで動くよう、厳しいエリアへ球出しを行う。
動く時間:30秒~1分30秒 
運動と休息の比率:1対1でオールアウトまで実施
終了は選手が決める! 息が苦しい、足が動かない等になったら選手が終了を宣言
     する。
小学生は20秒前後実施、3名1組で運動と休息1対2で行う。また、オールアウト手前
     で終了する。

発展途上の選手は、上記の条件で実施することは出来ない場合があります、その場合は、
動く時間を短くし休む時間を長くとりましょう! 慣れてきたら少しずつ動く時間を長
くし、休む時間を短くして上記条件になるよう練習しましょう!

チームの選手全員が同じノックを行うのではありません。各選手の課題を解決するノッ
クや定期的に実施しておかなければならないノックを行うことが重要です。


<飯野コメント>
ノックに対する拒否反応がある選手が多いようです。目的もなく苦しいだけの練習がノ
ック練習のようです。選手に選手の課題を説明しノックの条件を理解させ、ラリーを再
現したノック練習を行っていなかったのでしょう。選手に対する動機付けは不可欠です。
苦しくて嫌なノック練習から、自ら進んでノックを受けたがる選手になって欲しいです
ね!

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<サマーキャンプ参加者募集中>
開催日:8月18日(金)午後から19日(土)・20日(日)
会場:千葉工業大学 新習志野キャンパス
申込締日:8月10日 定員になり次第締め切ります。
★内容詳細は、6月6日公開のブログ記事をご覧ください。
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  1. 2017/07/10(月) 07:30:23|
  2. 練習方法
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ダブルスネット前サイドプッシュのスピード練習【動画と解説】

ダブルスの代表的な戦法として、ネット前サイド寄りから打たれた球を逆サイドのネッ
ト前へ返球してノータッチを狙う方法があります。前衛をネット前両サイドへ揺さぶる
戦法です。後衛をコート後方の両サイドへ揺さぶってもシャトルの滞空時間が長いため、
追いついて返球することが容易になります。但し、スマッシュを低空のカウンタードラ
イブで逆サイドへレシーブされた場合は別です。

そこで、ネット前サイド寄りで前衛が打った球を逆サイドヘ返球されてもノータッチし
ないためには、ネット前でプッシュしたあと、逆サイドへ素早く方向転換して移動す
るスピードの獲得
 後衛は、前衛が逆サイドへ移動しても間に合わないかもしれない
ことを予想しカバーに入る準備をする。
ことの練習を行う必要があります。

今回は、上記①の練習を動画で紹介します。ネット前両サイドへフットワークで素早く
移動するスピード練習です。一方のサイドで打ってからの方向転換の速さと移動局面で
のフットワークのスピード向上を狙った練習です。

◆ダブルスネット前サイドプッシュのスピード練習


◆フットワークの注意点(右利き選手の場合)
フォアサイドへの移動は、継足(シャセ)を使います。まず最初に右足を出し、次に左
足を右足に引き付け、最後に右足を出します。
バックサイドヘの移動は、サイドステップから左足を軸にして右足を左足の前方から左
サイドに出すクロスステップを使います。バックサイド側は、右足を出してプッシュし
ましょう。

<ノックやフットワークによるスピード練習の実施条件>
◎スピード練習で動く時間:10秒~20秒の間全速で動く
◎運動と休息の比率:1対3以上で完全回復が必要
◎セット数:1日当たり6セットまで
◎タイム測定を実施
◎ノックやフットワークのスピード練習の週の実施頻度:2回まで
◎スピード練習は、疲れ切っていない時間帯に実施

さて、今回のスピード練習は、シャトルを打たないフットワークで行いましたが、フ
ィーダーがネット際でシャトルを手で投げてプッシュさせてもいいわけです。
また、動く時間を長く行えばスタミナ向上の練習になります。

今回紹介した動画は、単純な練習ですが、実施しておかなければならない練習の1つ
です。

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<サマーキャンプ参加者募集中>
開催日:8月18日(金)午後から19日(土)・20日(日)
会場:千葉工業大学 新習志野キャンパス
申込締日:8月10日 定員になり次第締め切ります。
★内容詳細は、6月6日公開のブログ記事をご覧ください。

<初心者を上手く指導するためのセミナー募集中>
開催日:7月15日(土)9時30分~オリエンテーション 18時00分終了予定
会場:千葉工業大学 新習志野キャンパス
申込締日:7月5日 定員になり次第締め切ります。
★内容詳細は、5月28日公開のブログ記事をご覧ください。

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  1. 2017/06/19(月) 07:30:00|
  2. 練習方法
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両奥で体勢を崩した状態で打つフットワークのスピード練習【動画と解説】

バドミントンのラリーでは、いつも余裕がある体勢で打てるわけではありません。体
勢を崩しながらもシャトルをつなぎ、いいコースへ返球したいものです。
今回は、フォア奥とバック奥で体勢を崩した状態で打つフットワークのスピード練習
です。


◆両奥で体勢を崩した状態で打つフットワークのスピード練習


<フォア奥への移動>
フォア奥は主に3つのフットワークがあります。
相手が打ったロングハイサービスや高いロビングに対して空中で両足を入れ替えて
打つ(落下地点に入った後にジャンプして打つ場合もあります)
ラリー中にフォア奥へタッピングして飛びついて打つ
①と②が出来ない場合、フォア奥へ追い込まれた時に使うのが今回のフットワー
クです。
今回はのフットワークのスピード練習です。③は、継足(シャセ)もしくはクロス
ステップを行います。継足とは右利き選手が右足をフォア奥方向へ一歩出し、次の左
足を右足方向に引き付け、最後は右足を出して打つというフットワークです。クロス
ステップは、右利き選手が右足をフォア奥方向へ一歩出し、次の左足を右足の後ろも
しくは前に出し、最後は右足を出した後に打つというフットワークです。継足にする
かクロスステップにするのかは選手個人がやりやすい方法を選択しましょう。

<バック奥への移動>
バック奥への移動は、ハイバックで返球する場合を除き両足を空中で入れ替えます
(落下地点に入った後にジャンプして打つ場合もあります)。今回はハイバックで返
球する場合を想定したフットワークです。バック奥方向へサイドステップして移動し
ます。最後の一歩で右足を出し、右足に体重をかけてスウィングします。

<立ち直りの早さと方向転換>
試合では、打った後の立ち直りの早さも求められます。上記の両フットワークは、最
後に右足を大きく出しているので、打ち終えた後は左足を右足方向へ引き寄せ立ち直
りを早くします。右足を大きく出さない場合は、左足を右足方向へ引き寄せる必要は
ありません。
また、傾いていた上半身の立ち直りの早さも要求されます。従って体幹(腹筋群と背
筋群)の筋力トレーニングが必要不可欠なことが理解できます。
さらに、左足を右足方向へ引き寄せた後、右足を中心に床を強く蹴って方向転換を早
くすることも必要です。

<スピード練習の条件>
選手は最大スピードで動く
動く時間は、10~20秒間
休息時間は、動く時間の3倍以上で完全回復が必要
1日当たり最大6セット
週2回実施。2日連続のスピード練習は避ける

スピード練習は、動く時間と休む時間とセット数を変えればスタミナ練習にすること
ができます。
コートを余り使用できないチーム及び選手は、空いているスペースを見つけてフットワ
ークによるスピード練習やスタミナ練習を行いましょう! また、シャトルの使用量が
限られているチーム及び選手は、シャトルを使用しないフットワークによるスピード練
習とスタミナ練習を行ってください。

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  1. 2017/04/10(月) 08:00:01|
  2. 練習方法
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フットワークによるスタミナ向上練習【動画と解説】

小・中学生のためのスプリングキャンプで小学生を対象としたフットワーク練習を行
いましたので動画で紹介します。
練習の狙いは、フットワークの自動化(動きの熟練度向上・方向転換の速さ)とスタ
ミナ向上です。小学生は、中学生以上の年齢の選手と同じ条件でスタミナ向上の練習
を行うことはできません。動く時間を短くし休む時間を長くして行います。

<今回の条件>
・選手の意識はコート内を最大スピードで動く。そのためにタイム測定実施
・動く時間は20秒を目安とした
・動く時間と休息の時間比は1対2とし3名1組で実施
・オールアウト前に終了する(指導者も選手を観察してストップをかけることがあり
   ます)無理をさせないようにしましょう。

<種目>
① フォア奥への移動2セット
② バック奥への移動2セット
③ 右サイドへの飛びつき(タッピング)2セット
④ 左サイドへの飛びつき(タッピング)2セット
⑤ 四点の方向転換2セット の計10セット

動画はフォア奥への移動はありません。他は2名毎の選手を撮影しました。


◆フットワークによるスタミナ向上練習(小学生)


<飯野コメント>
選手の皆さんは、とても素早く動いていますね! 素晴らしいです!
フットワークの原則は、全て大股で移動するのではなく、適度な歩幅で移動します。
最後に右足(右利き選手)を出す段階で、必要であれば大きく足を出します。
動画のバック奥への移動は、移動し始めのフットワークで距離を出すために細かなス
テップで調整のフットワークを行っています。小学生のようにまだ成長段階であった
り、移動開始地点が違ったり、予測が外れた場合などは、規定の歩数以上もしくは未
満で移動する場合が多くあります。フットワークの歩数は柔軟に考えることも大切で
す。
右サイド飛びつきと左サイド飛びつきは、比較的長い距離を移動するためタッピング
を行いました。
最後の種目である4点椅子タッチ(四点の方向転換)のフォア前のフットワークは、
動きに慣れてきたら、継足(シャセ)も行うようにしましょう。継足とは、最終局面
で右利き選手でしたら右足を出した後、左足を右足近くまで引き寄せ、最後に右足を
出すことをいいます。
各チームで練習する場合は、選手の体力に合わせて動く時間と休む時間を調整するこ
とが必要です。長い期間を経て徐々に動く時間を長くし、休む時間を短くしていきま
しょう。

ウォーミングアップの一環でフットワーク練習を短時間実施しているチームが多いよ
うです。しかし、このようにフットワークを比較的長い時間をかけて行うことでフッ
トワークの自動化とスタミナ向上を図ることができます。

フォア奥へ移動するフットワークを見たい方は以下の動画をクリックしてください。
以前、公開したフォア奥へ移動するスピード練習です。

◆フォア奥へのスピード練習(小学生)



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  1. 2017/04/03(月) 07:00:34|
  2. 練習方法
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ダブルス ドライブレシーブ&ネット前プッシュのノック練習【動画と解説】

前々回に続いて「野の花クラブ・ハート」主催講習会で実施したノック練習を動画と
解説でお送りします。
今回のダブルスのノック練習は、相手が打ったスマッシュをドライブレシーブして、
相手後衛がネット前に甘い返球をしたのでワイパープッシュで決めるという想定です。

◆ドライブレシーブ&ネット前プッシュのノック練習


<練習の狙い>
ノック練習の想定は上記のとおりです。もう一つの狙いは、スタミナ向上です。動画
は40秒ほど全速動いています。30秒~1分30秒間全速で動き、これを2名1組(運動と
休息の比率が1対1)で他の種目と併せてオールアウトまで実施するとスタミナ向上の
ノック練習になります。(中学生以上が対象)

<フィーダー>
2名のフィーダーで手分けして行います。1名は、手でシャトルをスマッシュと見立て
投げます。もう1名はネットにシャトルを逆さまにして立てます。
手で投げるスマッシュの代わりに、ネットの少し後方からラケットでスマッシュを打
ってもいいでしょう。
また、慣れてきたらスマッシュの方向を高低、左右などに散らして打ちましょう。

<選手の注意点>
ドライブレシーブを行います。ネットを超えてからシャトルが高く浮かないようイン
パクト時のラケット面(打球面)の調整が必要です。
ネットに飛び込むときのフットワークは、右足を前にしたツーステップを行います。
最後は、右足で蹴って右足で着地します(右利き選手の場合)。左利き選手は、左足
で蹴って左足で着地します。
ウォーミングアップで、各種ステップ走を行うことが多いと思います。その中のツー
ステップは、この時に使うことを意識して行いましょう。


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  1. 2017/03/21(火) 08:00:06|
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サイドへの1歩跳びつき&ネット前プッシュのスピード練習【動画と解説】

1月30日公開した2度タッピングしてサイドに跳びつく動画と解説に多くの意見を頂
きました。ありがとうございました。今回は跳びつく距離が短いため1歩でサイドへ
跳びつく方法に加え、ネット前に跳びついてプッシュする方法を動画と解説でお送り
します


◆サイドへの1歩跳びつき&ネット前プッシュのスピード練習(両サイド)


<練習の目的>
・方向転換時のスピード向上

・サイドへ1歩跳びつきとネット前に跳びついてプッシュするフットワークの熟練度
   とスピードの向上

<跳びつくときのフットワーク注意点>
・サイドヘ跳びつく距離があるときは、2度タッピングをしながら移動しますが、短
   い距離の移動時は、1歩で跳びつきます。

・フォア側へ跳びつくときは、右足で蹴って右足で着地もしくは両足着地とすること

・バック側へ跳びつくときは、左足で蹴って左足で着地もしくは両足着地とすること

・ネット前プッシュ時は、右利き選手は、右足で蹴って右足で着地を行います。また、
   ネットまでの距離がある場合は、右足を前にしたツーステップを行い距離とタイミ
   ングを調整します。

<練習の条件>
・選手は最大スピードで動くこと

・跳びついた後の足の着地点は、シングルスのサイドライン近くとした。選手の年齢
   やレベルに応じて着地点もしくは椅子の位置を決めること。小学生などは、動く範
   囲を狭くし最大スピードを出せるようにすること

・動く時間と休息時間:10~20秒の間全速で動き、動いた時間の約3倍ほど休み完全
   回復後再度実施

・セット数:計6セット

・スピード練習の週の実施頻度:週2回 それ以上実施すると筋肉のトラブル発生の
   リスクあり

・タイムを測定すること

このスピード練習は、選手によって跳びつく時のジャンプの高さ(滞空時間)、着地
点に違いがあり選手間でタイムを競うことはできません。あくまで長い期間をかけて
自身のタイムを短縮するよう努力しましょう! 試合を想定し、高くジャンプして全
速でスマッシュを打つこと、ネット前に跳びついて素早くプッシュすることを念頭に
置いて実施しましょう! 

<飯野コメント>
ネット前プッシュのフットワークで右利き選手は、左足で蹴って右足着地の選手が
  多くいます。右足で蹴って右足着地を徹底して練習しましょう!
 

サイドに跳びつく際、跳びつく距離によって2歩タッピングしたり1歩で飛びつい
    たりします。移動距離に応じて歩数・フットワークが変わることを理解しましょう。

スピード練習を多く公開していますが、このスピード練習のフットワークをスタミ
    ナ向上のフットワーク練習に置き換えることができます。中学生以上は、動く時間
    を30秒~1分30秒間とし、休息時間は動いた時間と同時間休みます。これを数種目
    組み合わせてオールアウトまで実施します。

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<小・中学生のためのスプリングキャンプ参加者募集中>
詳しくは、2016年12月28日公開ブログ記事をご覧ください。
選手枠は残り数名です申し込む際は事務局へ参加枠を確認後、正式に申し込みをお願いします。
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  1. 2017/02/20(月) 13:22:29|
  2. 練習方法
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シングルスのレベルアップを図りたい

男子大学4年生のS選手は、社会人を含めた県大会でシングルスベスト8クラスの選
手である。高校から始めたバドミントンは、熱心な練習を続け急激なレベルアップを
遂げた。
しかし、企業に所属している選手には勝てず、シングルスで何とかして追いつき追い
越したいと強く望んでいる。
S選手は、コート内移動スピードは速く、追い込んだノック練習を多く行っているよう
でスタミナもある。技術的には一見何ら問題もなさそうに見える。
そこで、一度練習しているところを見ることができた。1対1のフリーで打ち合う練
習である。

その中で以下の課題を発見した。
対戦相手がスマッシュ、カットを打つとS選手は、相手コート後方まで返球しよう
とする。相手コートネット際へ返球することがほとんどないのである。打ち方が分か
らないのか、あえてネット際へ返球しようとしないのかが分からない。相手コート後
方へ常時返球しようとすると相手選手の頭上を越えて返球しなければならない。頭上
を越えないと飛びつかれてカウンターを打たれる危険性が高くなる。
スマッシュやカットを打たれたらネット際やネット前に返球する技術を身につける必
要がある。
改善する方法としては、
a.レシーブの技術練習を行う。

b.1対1で打ち合うパターン練習で相手にスマッシュやカットを打たせ、レシーブを
必ずネット際やネット前に返球するパターンを入れる。

c.ノック練習でフィーダーにスマッシュやカットを打ってもらい、ネット際やネット
前に返球する練習を行う。

d.2対1シングルス練習で、2がトップ&バックで1にスマッシュ、カット、ドロッ
プを打ち、1に入ったS選手がネット際、ネット前に必ず返球する練習を行う。

攻撃のパターンが少ない。1パターンとは言わないが、ラリーを続けていると次
にどこへ打つのか分かってしまう。1つのエリア(例えばバック奥)からいろいろな
ショットを打ち分けられないのである。コート後方に追い込まれてやっと返球するシ
ョットならコースやショットが限定されるが、そうでない場合は問題である。
1パターンの攻撃が効いていれば継続すればいいのだが、そうでなければいろいろな
ショットを打ち、対戦相手からみればショットの選択肢を増やし反応時間を遅らせる
必要がある。
改善する方法としては、
a.コート後方からいろいろなショットを打ち分ける技術練習を行う。

b.1対1で打ち合うパターン練習で、後方からスマッシュやカットを打つ際、コース
とショットを決めて打つパターンを練習する。

c.ノック練習で動いて後方からスマッシュやカット、ドロップを打つ際、普段打たな
いコースへ限定して打つ。

常時打点を前でとり速いタッチで返球しようとする。相手を速く動かすことで疲
れさせたり、例えばネット前に返球し次のショットで空いたスペースを速く突いてプ
レッシャーを与えようとする狙いのようだ。S選手は特に意識して行っている。
対戦相手のレベルが低ければ有効な方法だが、県のトップレベルの選手相手ではそれ
だけでは通用しない。S選手は、いつも同じテンポで打ってくる、返球してくるため
対応が楽になるのだ。時にはカウンターを打たれる場合があるだろう。
十分な体勢で打てるときは、打点やタイミングを遅らせて打つことにより対戦相手の
足を一旦止めさせ動き始めを遅らせる、相手に狙いを絞らせないことも必要である。
さらに、リピートショットを打つなどの工夫が必要だ。
また、より速く打とうとするためドロップショットを打たない。ドロップで決めると
いうことではないが相手をネット前まで動かす、ショットの選択肢を増やし相手の反
応時間を遅らせることが必要である。

上記内容をS選手に伝えたが、改善はされるのだろうか?
上記①と②は、示唆した練習を繰り返せば改善は可能になるでしょう。しかし、
③は必要性を十分理解し、強く意識して練習しなければ改善はできません。

さて、皆さんにも当てはまる内容があると思います。自身のプレー、指導している選
手のプレーを観察して改善案を提示してみてください。


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<小・中学生のためのスプリングキャンプ参加者募集中>
詳しくは、2016年12月28日公開ブログ記事をご覧ください。
参加できる選手枠は、残りわずかです。今後、参加希望の選手は、事務局に確認後、
正式な参加申込をお願いします。
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  1. 2017/02/13(月) 08:00:00|
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プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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