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バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

最近の質問集【質問と回答】

最近、いろいろな方から質問が来ていますので、ブログでもまとめて回答します。

●女子と男子の技術(打ち方)の違い
Q:技術で男女差はありますか? 全日本総合のTVを見ていると女子選手のスマッシ
ュやクリアの打ち方は、男子選手と少し違いますが、それでいいのでしょうか?

A:遠くへ飛ばしたり、速いショットを打つためには、力学的な観点で判断する必要
があります。シャトルが落下するまで時間があり、速いショットを打ちたいのであれ
ばストロークを大きくしなければいけません。別の言い方をすればラケットヘッドが
動く軌道を長くすればいいわけです。多くの女子選手は、ラケットを垂直に立てて、
垂直を維持したまま後方に引いてスウィングを開始しています。そうするとストロー
クが小さくなり自身の最速のショットを打つことができません。
一方、良い打ち方のモデルになる女子選手が、山口茜選手です。利き腕の肘を落とし、
ラケットヘッドを体の前に置いてリストを立てた状態から肘を後方に引いてスウィン
グを開始しています。結果、肩の関節可動域を十分に使いストロークを大きくするこ
とで速いショットを打っています。身長が低い分、ショットの速さでも補っています。
勿論、山口選手のように筋力があることも速いショットを打つための大きな要因です。
山口選手のスマッシュやクリアの打ち方は、速いショットを打つ男子選手と同じスト
ロークです。女子選手が打つスマッシュやクリアのいいモデルとなりますので是非真
似をして欲しいものです。
結論は、女子選手と男子選手の技術(打ち方)に違いはありません。
また、ジュニア選手と成人選手の技術(打ち方)にも違いはありません。

●小学生はハイバックの練習が必要?
Q:子供の小学生チームの指導者は、ハイバックを打つのを禁止しています。当然、
ハイバックの練習をすることがありません。これでいいのでしょうか?

A:シングルス及びダブルス、ミックスダブルスの試合中ハイバックを打つ場面が必
ずあります。その時返球できないと、また攻められるのではないか、返球できないの
ではないか?と気になってラリーに集中できなくなります。小学生の選手も同様です。
そこで、ハイバックのクリア、ドロップ、カット、スマッシュを習得する必要があり
ます。小学生は、神経系の発達が著しい時期ですので、なおさらです。しかし、ハイ
バックのクリアは試合で使えないことが多くあります。身長が低く筋力もあまりない
ため、コート後方まで飛ばないからです。しかし、将来のために練習しておく必要が
あります。
貴チームの指導者は、失礼かもしれませんがハイバックを指導できないから避けてい
るのかもしれません。チーム練習でハイバックの練習をしないのであければ別の機会
で練習したり、自宅で行うしかありません。

●女子のジャンプトレーニングは必要?
Q:女子選手は大きくジャンプすることが出来ないので、ジャンプトレーニングは必要
ないのでは?

A:ミックスダブルスで活躍している東野選手を見て下さい。男子並みのジャンプ力で
す。女子バレーボール選手や走高跳選手は、男子と同レベルとは言いませんがジャンプ
力があります。日々の練習・トレーニングでジャンプトレーニングや筋力トレーニング
を実施しているからです。個人差は当然ありますが、ジャンプトレーニングを実施すれ
ばジャンプ力が高まります。
最初から女子は大きくジャンプすることができないからと決めつけるのは止めましょう!
選手の可能性を妨げることになります。
ジャンプトレーニングを実施する場合、選手の年齢によりジャンプのやり方を考慮する必
要があります。小学生や中学生は、大きなジャンプは着地の衝撃が大きいことからジャンプ
する高さ、実施回数や頻度を考慮する必要があります。

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開催日:2019年2月9日(土)~11日(月)
会場:福岡県大牟田市
参加申込締日:1月20日(日)定員になり次第締め切ります。
内容詳細は、2018年10月16日ブログ公開記事をご覧ください。

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◎指導を希望される選手やチームもしくは講習会開催、合宿指導の希望がありましたら、
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  1. 2018/12/04(火) 18:08:47|
  2. 練習方法
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  4. | コメント:0

ダブルスレシーブのパターン練習

ダブルスのレシーブで1発逆転を狙い、後衛を逆面に速いドライブで振ろうとすると
エラー発生の確率が高くなります。後衛のスマッシュスピードが速くなるに従いエラ
ーの確率が高まります。

<具体的な例で説明します>
レシーブ側がサイドバイサイドに並んでいます。攻撃側後衛がフォア奥からレシーブ
側の右側(レシーブ側から見て右側)に構えている選手のバックサイドに速いスマッ
シュを打ちます。レシーブの選手がスマッシュを打った選手を速いドライブでバック
奥に振ろうとするとエラーの発生が高まります。
下の図を見て下さい。下右図は、上記のレシーブ側の選手のインパクト時のラケット
面の角度とシャトルが打たれてきた方向と返球したい方向を示しています。ラケット
面は、後衛をバック奥へドライブで振ろうとしているためバック奥方向に向いていま
す。その結果、後衛スマッシュのスピードが速いと赤い矢印のようにシャトルが滑っ
てしまいエラーに繋がります。

左図は、後衛がスマッシュを打ってきた方向へ打ち返している図です。インパクト時
のラケット面がしっかりスマッシュを打った選手に向いているため、シャトルが滑っ
てエラーすることが無くなります。

◆ラケット面の角度と返球方向
ラケット面の角度と返球方法 

<練習内容>

上記内容を踏まえ、レシーバーは、返球をスマッシュを打った選手に打ち返すパター
ン練習です。

◆ダブルスレシーブのパターン練習
ダブルスレシーブのパターン練習

① A選手は、レシーバーのC選手に1球目半面後方両サイドにクリアを打つ。(青色矢印)

② C選手は、クリアに対してA選手の全面後方両サイドにクリアで返球する。

③ A選手は、C選手の守備範囲である半面にカット、ドロップを打つ。(赤色矢印)

④ C選手は、A選手のフォア奥へロビングで必ず返球する。

⑤ A選手は、C選手のバックサイドにスマッシュを打つ。

⑥ C選手は、A選手がスマッシュを打ってきた方向へドライブもしくはネット前に返球
  する。


⑦ B選手は、C選手がドライブ、ネット前に返球した球を攻撃する。攻防の方法はフリー

⑧ C選手がシャトルを上げざるを得ない時に、上記①に戻りパターンを繰り返す。

<スタミナ向上のための練習条件>
・攻撃側前衛選手がシャトルを2~3個持ち、ラリーが途絶えたら直ぐにシャトルを出し
 ラリーを続ける。

・多少ラインを越えてアウトになっていてもシャトルを打ってラリーを続ける。

・ネットに引っ掛けたり、大きくコート外に出した時は、シャトルを拾いに行かない。

・手持ちのシャトルを使い切ったらシャトルを集める。その間回復を図る。

・ラリーが長くなり、息苦しくなって我慢できなくなったら数十秒間の休憩を入れる。
 動く時と休憩時間のメリハリをつける

・時間時間は、10~15分とし攻守交替で計30~45分の練習を原則とする。競技レベル
 や体力に応じて時間を調整する。

練習対象選手は、小学生上級レベル、中級レベル以上の中学生。高校生・大学生・社会人

<飯野コメント>
今回はスマッシュを例にして説明しましたが、ドライブでも同じことが言えます。レベ
ルが高い選手、スマッシュやドライブの速い選手と対戦する時は、このことを理解して
返球コースを考えましょう!


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  1. 2018/11/27(火) 09:25:42|
  2. 練習方法
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  4. | コメント:0

シングルスアタック&レシーブの総合練習

今回はシングルスの定番練習ともいえるアタック&レシーブの総合練習を解説します。
アタック側は、攻撃パターンの増大とショットの精度向上、レシーブ側は、レシーブ
力向上を目的にして1対1で打ち合います。

対象は、中級レベル以上の中学生。高校生・大学生・社会人。

シングルスアタック&レシーブ総合練習 

<練習内容>

アタック側にシャトルを上げて攻撃から開始する。

アタック側(A選手)は、レシーブ側のB選手の全面コートにスマッシュ、カット、
  ドロップ、クロアで攻撃する。

B選手は、A選手が打ったクリア、ロビングに対してA選手側のコート後方まで返球
  する。そうすることで、A選手は攻撃中心、B選手は守備中心の練習になる。

B選手は、A選手が打ったスマッシュ、カット、ドロップに対する返球ショットは自
  由。ネットがらみのショットも返球ショットは自由。

攻撃側のA選手が意識する内容
 サイドライン際にスマッシュ、カット、ドロップを打つと相手のB選手は腕が伸
       びてレシーブせざるを得ないためストレート方向にしか返球できない。返球コー
       スを限定して次のショットで更に攻撃を加える、決める。

 シングルスにおいて選手が強く意識する点は、各コーナーから攻撃的なショット
       以外で返球した場合、オープンスペースを突かれることが多い。その為、打った
       後にホームポジション付近まで素早く戻ろうとする習性がある。そこで、攻撃側
       のA選手は、B選手が打って戻ろうとしたエリアに攻撃的なショットを打つ。これ
       を「リピートショット」と呼ぶ。リピートショットを打つ場合は、相手をホーム
       ポジション付近に戻らせるための「間」をとることが必要である。リピートショ
       ットのショットの種類は、スマッシュ、カット、ドロップ、クリア、ロビング、
       ネットなどがある。

 サイドライン際にスマッシュ、カットを打ち、B選手にサイドの攻撃を意識させ
       ておいてボディにスマッシュを打つ。B選手はサイドを予測していることが多いた
       め、決める確率が高くなる。レシーブしたとしても触るのが精いっぱいのためスマ
       ッシュを打った後は、素早くネット前に詰める。

B選手は、上記の内容を理解し守り切る能力を向上させる。攻撃選手の攻撃パターン
  を読む。

<スタミナ向上のための練習条件>
レシーブ側の選手がシャトルを2~3個持ち、ラリーが途絶えたら直ぐにシャトルを
   出しラリーを続ける。

多少ラインを越えてアウトになっていてもシャトルを打ってラリーを続ける。

ネットに引っ掛けたり、大きくコート外に出した時は、シャトルを拾いに行かない。

手持ちのシャトルを使い切ったらシャトルを集める。その間回復を図る。

ラリーが長くなり、息苦しくなって我慢できなくなったら数十秒間の休憩を入れる。
   動く時と休憩時間のメリハリをつける。

アタック側の時間時間は、15分とし攻守交替で計30分の練習を原則とする。競技レ
   ベルや体力に応じて時間を調整する。


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  1. 2018/11/06(火) 20:28:57|
  2. 練習方法
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ジャンプスマッシュフォームづくり【動画と解説】

ジャンプスマッシュのジャンプ力を高めるために各種のジャンプトレーニングを実施
します。しかし、各種のジャンプの方法が実際のジャンプスマッシュと異なるため直
結しないこともあります。
そこで、実際にジャンプスマッシュの素振りを行うことでジャンプスマッシュのフォ
ームづくり、ジャンプ力向上、ジャンプスマッシュのスタミナ向上を図ることができ
ます。今回は、その方法を動画と共に解説します。

◆ジャンプスマッシュのフォームづくり


<ジャンプスマッシュのフォームづくり>
フォームづくりで注意する点:実際にシャトルを打つと注意がシャトルを当てること
に向かうためフォームが疎かになります。フォームづくりの段階では、シャトルを打
たないで素振りを行いましょう。
1.相手コートに対して体と両足を90度に近い角度にして構える
  右利き選手は左足が前
2.素早く両膝を曲げてジャンプするための反動動作を行う
3.反動動作を利用して最大限に高くジャンプし、両足の膝を曲げる
4.曲げていた両膝を勢いよく伸ばし大きな運動エネルギーを発生させる
 ★運動エネルギー=ラケットをスウィングするための動力源
5.上半身を捻転し運動エネルギーを増大させて腕⇒ラケットへと伝える

 ★両膝を曲げ⇒伸ばす動作が小さな選手は、ハムストリング(hamstring:太もも裏
   側の筋肉)の筋力が不足していることが考えられます。ハムストリングの筋力ト
   レーニングを実施しましょう。

<ジャンプ力を高めるための練習条件>
ジャンプ力を高めるためには、練習の前半に疲労が少ない時間帯で行う
対象選手:高校生・大学生・社会人の中級レベル以上 
 着地時の衝撃が大きいことから筋力トレーニング(高負荷低回数)を十分行い筋力
 をつけてから実施すること。ジャンプ力を高めるためにはジャンプトレーニングと
 併せて筋力トレーニングは不可欠です
実施回数は、1セットあたり5回~10回 疲労でフォームが崩れる前に終了すること
セット間の休憩:1分以上で完全回復後に実施
1日当たりの合計ジャンプ回数の目安:60~100回までで、疲労困憊まで追い込まな
 いこと
週の実施頻度:1~2回

<ジャンプスマッシュのスタミナ向上のための練習条件>
試合終盤や2~3試合目にジャンプ力が低下しないようジャンプスマッシュのスタミナ
トレーニングを実施する必要があります。
ジャンプスマッシュのフォームづくりが自動化されてから実施すること
対象選手:高校生・大学生・社会人の中級レベル以上 
 着地時の衝撃が大きいことから筋力トレーニング(高負荷低回数)を十分行い筋力
 をつけてから実施すること
実施回数:1セットあたり20回~30回 合計回数は100回以内とする。
運動と休憩の時間比:1対1 2名1組もしくは2グループで実施
セット数はオールアウト(もうこれ以上できなくなる迄)になるまで実施。自己申告で
 終了、もしくは指導者が選手の様子を見て無理をさせないようにストップをかける
実施時間帯:オールアウトまで実施するため練習の終盤に実施すること
週の実施頻度:1~2回


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  1. 2018/10/30(火) 07:00:00|
  2. 練習方法
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  4. | コメント:0

ダブルスアタック&レシーブの総合練習

今回はダブルスの定番練習ともいえるアタック&レシーブの総合練習を解説します。

アタック&レシーブ総合練習 

<練習の目的>

1. アタック側:後衛のスマッシュ、カット、ドロップなどの攻撃に対し前衛との連
     携を強め、攻撃パターンを構築する。

2. レシーブ側:アタック側の攻撃に対しレシーブから攻撃に転じるようレシーブパ
    ターンを構築する。

対象は、中級レベル以上の中学生。高校生・大学生・社会人。

<練習内容>
アタック側にシャトルを上げA&Bペアの攻撃から開始する。

A&Bの攻撃側は、後衛のA選手がCもしくはD選手にスマッシュやカットを打ち、そ
の返球を前衛のB選手が
スマッシュ、プッシュで攻撃する
上記が出来ない場合は、主にネット際・ネット前に返球する。センター付近に返球
するとセンター付近からロビングが上がってくるためA選手が再度攻撃しやすくなる。

A選手は、B選手が前衛で決められるようスマッシュ、カットのコース、高さを工夫
する。

A&Bの攻撃側は、前後衛の役割が固定していなければ前後衛を入れ替えて時間内で
攻撃練習する。

レシーブ側のC&D選手は、A&B選手のスマッシュ、カットに対しドライブ、高いロ
ビング、ネット前に返球する。ドライブやネット前に返球した場合、状況により攻撃
に転じるようにする。
ドロップを打たれたら、可能であるなら相手のネット前センターに返球して攻撃に転
じる。
2選手の間のセンターにクリアを打たれたら、原則フォアハンドのクリアで返球出来
る選手が返球するようにする。

C&D選手は、守るだけの練習ではありません。守備から攻撃に転じシャトルが上が
ってきたらスマッシュを打ち、甘い返球は決めるようにしましょう!

<スタミナ向上のための練習条件>
レシーブ側の選手がシャトルを2~3個持ち、ラリーが途絶えたら直ぐにシャトルを
    出しラリーを続ける。

多少ラインを越えてアウトになっていてもシャトルを打ってラリーを続ける。

ネットに引っ掛けたり、大きくコート外に出した時は、シャトルを拾いに行かない。

手持ちのシャトルを使い切ったらシャトルを集める。その間回復を図る。

ラリーが長くなり、息苦しくなって我慢できなくなったら数十秒間の休憩を入れる。
 動く時と休憩時間のメリハリをつける。

アタック側の時間時間は、15分とし攻守交替で計30分の練習を原則とする。競技レ
 ベルや体力に応じて時間を調整する。


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  1. 2018/10/23(火) 11:06:48|
  2. 練習方法
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シングルスレシーブの総合練習

練習内容に困ったら、すぐ試合を行うチームが多いようです。練習後半で疲れている
時、試合を行うと集中力が持続しやすくなる利点があります。しかし、反面試合をす
ると勝ちたい気持ちが最優先するため、安全なショット、得意なショットでラリーを
構成します。結果、戦法の幅が広がりません。また、せっかく練習している技術を発
揮する場面を失ってしまいます。
戦法の幅を広げる、練習した技術を試合で使えるようにするのが、全面コートを使用
して打ち合う総合練習や比較的狭いエリアで打ち合う部分練習です。
今回は、シングルスでレシーブ力を向上する総合練習を紹介します。

対象は、レベルの高い小学生、中級レベル以上の中学生。高校生・大学生・社会人です。

◆シングルス3対1レシーブの総合練習
シングルス3対1レシーブの総合練習 

<練習内容>
練習で攻撃側に前衛・後衛1名ずつ入って行う方法と、後衛2名、前衛1名の3名入って
レシーブ側を攻撃する方法があります。
今回は、後衛2名(A・B選手)・前衛1名(C選手)入ってレシーブ側(D選手)を攻撃
する方法を解説します。

A&B選手は、D選手のシングルスコートにスマッシュ、カット、ドロップ、時々クリ
アを打って攻撃する。

レベルの高い小学生選手が練習する場合、フリーで攻撃するとラリーがつながらない
可能性があるため、左右順番に攻撃する、ショットを決めて攻撃するなどの工夫が必要
です。

中級レベル以上の中・高・大学生、社会人選手に対しては、厳しいショットで決める
つもりで打つことが必要です。

D選手は、A&B選手のスマッシュ、カット、ドロップに対し70%位ネット前に返球す
る。クリアを打たれたらクリアで返球、体勢が崩れて返球する場合は、ドロップなどで
ネット前に返球しても構わない。

C選手は、D選手がネット前に返球した球をスピンネット、クロスネット、高低のロビ
ングで攻撃する。

<スタミナ向上のための練習条件>
攻撃側の選手3名がシャトルを2~3個持ち、ラリーが途絶えたら直ぐにシャトルをエ
 ラーしたエリアに出しラリーを続ける。

多少ラインを越えてアウトになっていてもシャトルを打ってラリーを続ける。

ネットに引っ掛けたり、大きくコート外に出した時は、シャトルを拾いに行かない。

手持ちのシャトルを使い切ったらシャトルを集める。その間回復を図る。

ラリーが長くなり、息苦しくなって我慢できなくなったら数十秒間の休憩を入れる。
 速く動く時と休憩時間のメリハリをつける。

レシーブ側の練習時間は、一般的に15分程度であるがレベルや体力、疲労度によっ
 て時間を調整する。

<より効果的な練習を行うには>
より効果的な練習を行うには、攻撃側選手のレベルが高いことが条件です。狙ったラ
インやエリアに正確にショットを打てること、試合をイメージして配球を工夫できる
ことが求められます。

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  1. 2018/10/09(火) 07:00:00|
  2. 練習方法
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2選手コートインパターンノック練習【動画と解説】

長崎県佐世保市「あたごBC」山本コーチがノック練習している様子をご本人了解のも
とで動画公開します。1コートに小学生選手2名が入り動く練習です。

◆パターンノック練習



<山本コーチの説明>

このパターンノックの狙いとして、
待ち時間を減らし、出来るだけ多くの子にノックを受けてもらうこと

競争心を煽り、全力でノックを受けたもらうこと。(動いている選手のどちらかの
 スピードが落ちるとノックが回らない)

周辺視に入る情報を増やし、無意識に判断力をつけさせること。(練習者同士でぶ
 つからないようにする)が、あります。

の目的は付録のような意味合いで、主たる目的ではありません。

競争心、についてはコートに入っている子同士も勿論ですが、次に入るペアとの競争
心もあるようで、スピード練習・スタミナ練習共に自分達の方が出来る!と思って取
り組んでくれています。

<飯野コメント>
使用できるコートが少なく選手が多い場合は、このような練習もありかなと思います。
最初に見たときは、選手同士がぶつからず上手く回っているな~と感心しました。
実施するために必要な要件

山本コーチは、3連のノック出し器を使っています。山本コーチのように連射がで
 きるフィーダーの高い技術が必要です。

選手同士がコート内で交差する場面があり、選手はこの練習に慣れていないとぶ
 つかる可能性があります。

a.初級レベルの選手は、この練習は避けた方がいいでしょう!

b.動く選手のどちらかのレベルが低い場合や動くスピードが遅い場合は、練習が成立
  しません。

c.選手同士が100%ぶつからないと確信した場合のみ実行しましょう。


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  1. 2018/10/02(火) 07:00:00|
  2. 練習方法
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ダブルス全面対半面の総合練習

好評を得ているシャトルを打ち合う総合練習編の続編をお送りします。
今日はダブルスの練習をしたいが、端数の3名しかいない、困った! ということは
ありませんか? 
しかし、今回紹介するダブルスの総合練習を行えば、いい練習になるでしょう。

<練習内容>
全面コートにA選手とB選手がトップ&バックで入り、試合を想定し半面コートB選手
を攻撃します。B選手は、A&B選手が攻撃してきたショットを全面コートに返球しま
す。
●A選手(後衛選手)は、C選手の半面コートにスマッシュ、カット、ドロップ、クリ
 アで攻撃します。

●B選手(前衛選手)は、A選手と連携してC選手のレシーブに対して再攻撃します。
 A&B選手は、攻撃パターンを幾つか構築するようにしましょう。

●C選手は、A&Bペアの攻撃に対して相手全面コートに高いロビング、速いドライブ、
 ネット前に返球します。時には、後衛選手と前衛選手の間(ハーフ)へ返球して混乱
 させることも行いましょう!

練習対象選手は、中学生上級レベル、高校生・大学生・社会人の中級レベル以上です。

◆ダブルス全面対半面の総合練習
ダブルス全面対半面総合練習 

<練習の狙い>
A&B選手の攻撃パターンを構築する。どこのコースへ打ったら、どこへ返球され
   ることが多いなどC選手のレシーブパターンを読み攻撃する。

C選手のレシーブ技術を向上する。不得意なレシーブのエリアがあればA&B選手
   に打つコース、ショットを要求し、繰り返し練習することも必要です。

レシーバー側のC選手は、相手が打ったスマッシュ、カット、ドロップを相手の
   ネット前へ返球できるようにしましょう。レシーブ方法の選択肢を増やすことで、
   対戦相手に的を縛らせないようにすることができます。ダブルスでネット前に返
   球することは勇気が必要です。練習で繰り返し練習することで試合でもできるよ
   うになります。

<スタミナ向上のための練習条件>
シャトルを2~3個持ち、ラリーが途絶えたら直ぐにシャトルをエラーしたエリアに
   出しラリーを続ける。

多少ラインを越えてアウトになっていてもシャトルを打ってラリーを続ける。

ネットに引っ掛けたり、大きくコート外に出した時は、シャトルを拾いに行かない。

手持ちのシャトルを使い切ったらシャトルを集める。その間休息を入れ回復を図る。

攻撃側の前後衛を入れ替えたり、3選手をローテーションしながら15分~30分間練
   習する。

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  2. 練習方法
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プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年の計8回
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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