バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

ウエイトジャケット活用の提案

自宅でトレーニングする時に使用するのがウエイトジャケットです。ベストに8kgの重りを
つけて踏み台昇降、ミニトランポリン、スクワット、立位で背筋、腕立て伏せ、カーフレイズ
などを行います。さらに負荷をかけたいときは、鉄アレも使用します。
もう20年以上使用しているため、色あせ、チャックも壊れてしまいましたが継続して使用
しています。

ウェイトジャケット

そこで、読者の皆様へもウエイトジャケットの活用を提案します。
代表的な使用方法は、フットワーク練習を行う時に着用することです。バドミントンの動き
に直接負荷をかけられるので下肢を中心とした筋持久力向上を図ると共にスタミナ向上
を狙うトレーニングに最適です。フットワーク練習とは、ウォーミングアップの一環で数分
間実施するフットワークではなく、30秒~1分30秒の間全速で動いて同じ時間休息をと
りオールアウトまで行うものです。

他にもダッシュ、ステップトレーニング、筋持久トレーニングにも活用できます。

高校生以上になったら最大筋力向上のトレーニングで下肢の筋力を向上させ、併せて
ウエイトジャケットを着用してジャンプトレーニングを実施することで筋パワーを向上させ
ましょう。ジャンプ力が飛躍的に向上します。

<注意点>
① ウエイトジャケットを使用してトレーニングできる年齢は中学生以上です。
② ウエイトジャケットの負荷は、急に重くすると膝や腰の障害につながります。長い期
  間の中で徐々に増やして行きましょう。
③ 返球ショットが予測しづらい打ち合いの練習では、着用するのは避けた方がいいで
  しょう。

<購入方法>
インターネットで「ウエイトジャケット」で検索してください。各メーカーで販売しています。

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テーマ:バドミントン - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/10/28(月) 09:00:00|
  2. トレーニング
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  4. | コメント:0

スピンネットの打ち方~両サイド

今回も前回に引き続きスピンネットの打ち方を動画を使って解説しましょう。
前回は正面にきたヘアピンなどをスピンネットで返球するものでしたが、今回はサイド
ラインにきたヘアピンなどをスピンネットで返球する技術です。
モデルは前回と同じくO選手中学3年生です。
スピンネットを打っているところをハイスピードカメラで撮影しましたので見てみましょ
う。最初はノーマルスピードで映し出された後、スローモーションに変わります。

◆フォアサイドスピンネット


◆バックサイドスピンネット


<スピンネット打ち方の解説>
◆スウィングはどこを動かすのか? 
 フォアハンドは利き腕肩関節を支点にして腕とラケットを左から右方向へスウィング
 する。インパクトからフォロースルーにかけて前腕を少しの角度だけ回内する。前腕
 回内することでラインの内側にシャトルを落下させる。
 バックハンドは右から左方向へスウィングする。インパクトからフォロースルーにかけ
 て前腕を少しの角度だけ回外する。前腕回外することでラインの内側にシャトルを落
 下させる。
 シャトルがネットを越え、尚且つ出来る限り正確にコントロールするためにはフォロー
 スルーでラケットをネットの白線までゆっくり持っていくことが重要である。ラケットで
 シャトルをキャリー【carry:運ぶこと】する感覚を持つこととも言える。

◆スウィングのスピードは?
 ラケット面とシャトルのコルク部分の接触時間を出来る限り長くするとスピンがかかり
 やすくなり、シャトルのコントロールも向上する。従ってスウィングスピードは出来る限
 りゆっくりと行う。

◆ラケットスウィングを開始する地点は?
 相手が打ったヘアピンをネット際で、尚且つ高い打点でスピンを打つ場合は、打点と
 なるであろう地点の最短距離からラケットスウィングを開始する。

◆ネットを越してシャトルのコントロールを向上させるためには?
 スピンネットを打つ時は、ラケット面が床とほぼ水平に向いているため、そのままの
 状態で打つとネットを越えない場合がある。そこでインパクト前後で右足に体重をか
 けて体を前方へ押し出すことで飛距離を出す。もしくは、フォロースルーで利き腕肩
 関節を支点にして腕とラケットを斜め上方向へもっていくことで飛距離を出す。

◎練習方法
 フィーダーにシャトルを手で投げてもらい練習する場合は、斜め方向から出してもら
 うとスピンネットが打ちやすくなります。

◎注意(重要)
 スピンネットを打ってネットを越すときにシャトルが逆さまになるケースが多くあります。
 そうするとネットの白線ギリギリを狙って打つとネットにシャトルが引っ掛かる可能性
 が高くなります。従ってネットの白線のやや上を狙って打つといいでしょう。

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  1. 2013/10/21(月) 09:00:00|
  2. 技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

アッド講習会終了

9月28日(土)・29日(日)香川県高松市でラケットショップアッド主催の講習会を開催し2日間
で選手&指導者が延べ43名参加されました。
コート数が3面のため選手個々を指導、観察することができ充実した内容となりました。
今回の講習会の内容は「ダブルスの試合で使う技術習得、ノック練習」です。

以下が匿名で行った終了後の主なアンケート結果です。

・スマッシュの打ち方で自分のスローモーション映像を見たら両足の入れ替えと上半身の捻り、
  インパクトが一緒になっていることが分かった。今後は、もっと意識して打つようにしたい。

・飯野先生が言っていた「知識がないと意識がない」という言葉が身に染みた。指導する立場と
  して、これからも学び続けたい。

・初日最後の前衛の応用練習では、朝から行ってきたことが全てつながっており、練習を組み立
  てていくことを実感できた。

・今まで打ったことがないショットをたくさん練習できて、技術が身についたと思います。今まで打
  っていたヘアピンも打ち方が間違っていたりして勉強になりました。

・トルクを使ったプッシュという技術を知らなかった。とても勉強になった、また、つなぎ球でネット
  への返球の技術も分かった。

・前衛でクロスのスライスを打つ際に、体をどのように使い、シャトルをコントロールするのかが
  分かった。フォームを見る視点がよくわかった。

・自分の中学の時は、スマッシュ、プッシュ、ドライブで「はじく」ことを中心にやってきたが、今講
  習会のコーチングスタイルは様々なショット技術の向上にあると思った。子供たちに教えていき
  たい。

・今まで間違った知識を持っていたこと、意識の低さを痛感した。2日間で自分にとっては新しい
  技術、知識を知れたので忘れないよう常に考え、意識するようにしたい。

◎今回はハイスピードカメラでスローモーション映像を希望する選手10名の撮影を行いました。
   全員スマッシュのフォームを希望されました。映像は後日googleのドライブに入れURLを各
   選手にお知らせすると共に私の評価を添えて見てもらいました。
  ノーマルスピードでは分からなかったフォームがハイスピードカメラのスローモーション映像で
  理解 したようです。
   講習会で知識を得てから、実際の自分の映像をみて確認する作業を行いました。今後の改善が
   楽しみです。

◆アッド講習会カリキュラム  ←クリックするとカリキュラムを見ることができます。


◆ラケットショップアッドHP

◆一部の講習会参加選手と記念写真
アッド講習会 

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  1. 2013/10/18(金) 10:24:47|
  2. セミナー/講習会
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  4. | コメント:0

スピンネットの打ち方~正面

 今回はスピンネットの打ち方を動画を使って解説しましょう。
スピンネットは、今や小学生から練習するのが当たり前になっており、特別難しいショッ
トではありません。
スピンネットを打っているところをハイスピードカメラで撮影しましたので見てみましょ
う。最初はノーマルスピードで映し出された後、スローモーションに変わります。
モデルは、以前NHKスポーツ教室にも出演して頂いたO選手中学3年生です。O選手は
小学生の時からスピンネットの練習を開始しており今や完全にマスターしています。読者
の皆さんのイメージトレーニングになると考え本人、指導者の了解を得て掲載いたしまし
た。

◆フォアハンドスピンネット正面


◆バックハンドスピンネット正面


<スピンネット打ち方の解説>
◆スウィングはどこを動かすのか? 
  利き腕肩関節を支点にして腕とラケットを右から左方向へスウィングする。バックハン
  ドは左から右方向へスウィングする。 
 上記と連動して手関節の内転を使っても構わない。

◆スウィングのスピードは?
 ラケット面とシャトルのコルク部分の接触時間を出来る限り長くするとスピンがかかり
  やすくなり、シャトルのコントロールも向上する。従ってスウィングスピードは出来る限
  りゆっくりと行う。

◆ラケットスウィングを開始する地点は? 
  相手が打ったヘアピンをネット際で、尚且つ高い打点でスピンを打つ場合は、打点とな
  るであろう地点の最短距離からラケットスウィングを開始する。 

◆どちらの方向へ打つのか?
 フォアハンドは、インパクト後のシャトルの軌道を斜め左方向へ打つとスピンがかかり
  やすくなる。
 バックハンドは、斜め右方向へ打つとスピンがかかり易くなる。 

◆コントロールを向上するには? 
   シャトルがネットを越え、尚且つ出来る限り正確にコントロールするためにはフォロース
 ルーでラケットをネットの白線までゆっくり持っていくことが重要である。ラケットでシャトル
 をキャリー【carry:運ぶこと】する感覚を持つこととも言える。

 ◆飛距離を出すには?
 スピンネットを打つ時は、ラケット面が水平に向いているため、そのままの状態で打つと
   ネットを越えない場合がある。そこでインパクト前後で右足に体重をかけて体を前方へ
   押し出すことで飛距離を出す。

◎よくある悪い例
 講習会でフォアのスピンネットの練習を行うと20%近くの選手は、インパクト時にシャト
 ルを横から当てにいくのでスピンネットが打てません。ラケット面は、水平の状態から入
 りましょう。

 ★インパクト時の悪い例
スピンネットインパクト例 

<注意点>

動画は、その場で止まって打つ技術練習の模様を撮影したものです。試合や打ち合いの
練習では、ホームポジション付近やコート後方から移動した後、スピンネットを打ちます。
移動することでスウィングするための動力源である運動エネルギーが発生するため、動画
よりさらにテイクバックをコンパクトにし、スウィングスピードも遅くする必要があります。


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  1. 2013/10/12(土) 09:00:00|
  2. 技術
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  4. | コメント:0

スマッシュ改善法

さて、今回は前回に引き続きスマッシュの話です。
モデルは小学4年生のF選手です。F選手はバドミントンを初めて間もないのですが上達が非常に早い
選手です。現在の課題は、スマッシュのフォームの改善です。
そこでスマッシュを打っているところをハイスピードカメラで撮影しましたので、見てみましょう。最初はノ
ーマルスピードで映し出された後、スローモーションに変わります。

F選手小学4年生


<スマッシュフォームの解説>
◆見習うべき点~腕の使い方
 肩関節可動範囲を十分に使ってラケットをスウィングするために、利き腕の肘は下げた状態からスウ
 ィングを開始しています。肘を後方から前方に押し出し、遅れて手、さらに遅れてラケットをスウィング
 しています。
 左腕は、利き腕のスウィングの逆の動作を行っています。体のバランスを保ち、力を効率よく発揮す
 るために必要な動作です。フィニッシュでは、左手が利き腕の脇の下へ入 らず、利き腕肩関節の上
 近くに来ているので理想的と言えるでしょう。

◆課題~運動連鎖が出来ていない
 インパクトとほぼ同時に空中で両足を入れ替えると共に上半身の捻転を行っています。
 両足の空中での入れ替えによる骨盤の捻り⇒上半身の捻転⇒腕の動作(上記内容)を行っていくと
 理想的なのですが、両足の入れ替え動作と上半身の捻転とスウィングが同じタイミングで行なって
 いるわけです。
 これでは、自身の最速のスマッシュを打つことができません。

いつ解決するのか?
今でしょう!!

このまま同じフォームを長い期間繰り返していくとフォームが固定されるので改善するのに非常に多く
の時間を費やすことになります。

一般的なスマッシュフォーム作りの順番を説明します
1. 空中で両足を入れ替える練習を行いましょう。ラケットは持たず、その場で続けて両足を入れ替え
  る練習です。

2. 上記1が出来るようになったら、上半身の捻転を加えて行います。空中で両足を入れ替え、遅れて
  上半身の捻転を行います。ラケットは持たず腕は素振りを行っても構いません。

3. 次はラケットを持って素振りの練習です。上半身の捻転と連動してスウィングしましょう。
  肘を下した状態から肘を後方に引き、その反動で前方へ押し出します。遅れて手、さらに遅れてラ
  ケットをスウィングします。足は床につたまま行います。上記1と2が出来てから実施しなくとも1と並
  行して練習しても構いません。

4. ここまで出来たら上記2と3を合体し練習をしましょう。まだシャトルは打ちません。シャトルを打た
  ないでスマッシュのフォームを完成させます。

5. 4が出来たら、最終段階で実際にシャトルを打つ練習を行います。

F選手は、上記の練習方法の2と4の練習を集中して実施すればスマッシュの運動連鎖が出来るよう
になります。

オーバーヘッドの素振りの練習というと一般的には、上記の3だけを行う場合が多いようです。これで
は不十分ですので運動連鎖を意識して全身を使って素振りを行うと上達が早くなります。

女子選手は、スマッシュの運動連鎖が出来ていない選手が非常に多くいます。なぜ、出来ていないの
でしょうか?
考えられるのは、
① スマッシュの理想的なフォームが不明確である
② スマッシュの運動連鎖という知識を理解していない
③ スマッシュのフォーム作りのノウハウが分からない

などです。
スマッシュは、バドミントン競技の中で重要な位置を占めているので、理解して練習したいものです。

自分の課題を動画で見せるのは勇気が必要です。F選手の関係者から読者の皆様のお役に立てれ
ば幸いです、というコメントを頂きました。ご協力頂いたF選手、ご父兄、F選手の指導者の方々にお礼
を申し上げます。ありがとうございました。


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  1. 2013/10/05(土) 09:00:00|
  2. 技術
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  4. | コメント:0

プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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