バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

神奈川県小学生指導者講習会終了

10月24日(土)神奈川県多摩スポーツセンターでバドミントンの専門知識向上を目的
とした午前の講義と、ノック出しの技術向上を目的とした午後の講習会が開催され講
師として参加しました。

◆ノック出し練習風景
神奈川ノック出し講習① 
神奈川ノック出し講習② 

<講義時の質問&意見>
Q:オーバーヘッドストロークを打つ際、利き腕の肘を引かないで打つ選手は、クリアの
飛距離が伸びなかったり、スマッシュが遅くなることがハイスピードカメラで撮った
映像と説明で分かりました。これは神奈川県だけでなく全国的な現象だと思います。
A:神奈川県の小学生全体で改善してゆけば他県に比べ一歩秀でるわけです。是非取り
組んでください。

Q:練習を開始する際、準備運動を行いますが、どういった内容に注意して行えばいい
でしょうか?
A:バドミントンの試合中の運動強度は高く、フットワークも多様です。準備運動が不足
するとケガが発生したり、十分動けないままアっという間に1ゲームが終了したりしま
す。そうならないようランニングやステップ走で筋肉の温度を上昇させ、動的ストレッ
チで関節可動域を広げます。併せて運動強度を試合中の心拍数近くまで上げることが必
要です。具体的な方法は、過去3回の育成講習会のウォーミングアップで実施してきた
ので理解されていると思います。練習時から試合を意識してウォーミングアップを行い
ましょう。

Q:柔軟性は必要だと思いますが、いつ行いますか?
A:練習終了後やお風呂上りに静的ストレッチを行って柔軟性を高めましょう!

Q:バドミントンで必要なトレーニングとして縄飛びがあることは理解しました。私のチ
ームは、5分間行いますが、インターバルで行った方がいいのでしょうか?
A:5分間続けてやろうとすると速いスピードで縄を回転することが出来ないと思います。
どうしても有酸素的なトレーニングとなってしまいます。バドミントンのエネルギー供
給は、ATP-CP系と乳酸系が大部分を占めるため、それを意識したトレーニングとした
方がいいでしょう。高校生の全日本研修合宿を指導していた時は、最大スピードで二重
とびを行うことを条件に1分実施して1分休みを10セット行っていました。小学生は、
実施時間やセット数を落として実施しましょう。縄跳びを休憩がなく長時間実施した方
がいい時期は、トレーニング期です。重要試合日を逆算してトレーニング内容を決定す
ることが必要です。

Q:1日の練習・トレーニングの順番は?
A:簡単に言うと、原則は、スピード系、スタミナ系、筋系の順番で行います。しかし、年
齢、周期別、練習時間、コート数、選手数、選手のレベル、使用できるシャトル数などに
よって順番通りに出来ないことがありまし、一部実施できない時期もあります。
小学生の練習計画は、私のブログの左にあるカテゴリの練習計画に他チームの練習計画が
掲載されていますのでクリックしてみてください。参考となると思います。

Q:小学生は毎月試合があり、練習を十分に取り組んで実施できない場合が多くあります。
A:県大会や全国大会につながる重要試合と課題を見つける試合に分けてみてください。
余り重要でない試合は、コンディショニングを重要視しなくともよいと思いまし、大会に
出場すべきかどうかも検討した方がいいと思います。じっくり練習・トレーニングする期
間は必要です。


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  1. 2015/10/29(木) 08:00:36|
  2. セミナー/講習会
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

第2回フィーダースキルアップセミナー終了

10月17日(土)千葉工大でノック出しの技術向上を目的とした第2回フィーダースキ
ルアップセミナーを開催しました。ノック出し受講者43名、選手26名の参加でした。

当初のカリキュラムに追加して冒頭で「ノックの狙い」のタイトルで講義を行いまし
た。
複数の参加者から
・バドミントン教本は読んでいたが、実際の講義を聞き競技力向上のイメージが明確
 になった。
・講義内容をクラブの選手に伝えたい。
・今まで実施していた練習・トレーニング内容が間違っていたことが分かった。
などの感想がありました。

◆講義風景
第2回 セミナー写真①

セミナーでデモを行った内容の一部を動画で公開します。
◆シングルス対角線ノック(動画)


シングルスは、対戦相手にコート内で一番長い距離がある対角線を攻められることが
多くあります。例えばバック奥とフォア前、フォア奥とバック前の対角線です。
バック奥とフォア前の対角線を動くノックですと、フィーダーはバック奥へクリアを
打ち、フォア前はドロップを打って選手を動かします。選手のレベルが高ければラン
ダムで対角線に球出しを行います。レベルがまだ低い選手や小学生などは、順番に球
出しを行ったり、動く範囲を若干狭めて練習しましょう。
このノックは、スタミナ向上を狙いにしているので、動く時間は30秒~1分30秒で乳
酸を大量に生成させるようにしています。2名1組で実施し、動く時間と休む時間を
1対1にします。スタミナ向上を狙う場合は、複数の種目をプラスしてオールアウトま
で実施しましょう。
小学生は動く時間を短く、休む時間を少し長くとります。3名1組で実施してもいいで
しょう。またオールアウトまで実施する必要はありませんが、少し追い込む必要があ
ります。

さて、この対角線ノックに指導者と選手が慣れてきたら少しノック出しのレベルを上
げましょう。クリアは高いクリアとドリブンクリアを混ぜましょう。ネット前は、ド
ロップの他にカットやスマッシュを混ぜて試合と同じように球出しを行います。
また、フィーダーは、椅子や台の上に乗って球出しを行うと、より厳しいショットを
打つことができます。

<ラケットで打つノック出しのポイント>
フィーダーの練習でドライブを打つ際、右利きの選手は、左手でインパクトまでシャ
トルを運びますが、左手が左の腹からスタートして体の正面付近でシャトルを放して
している方が多くいます。そうするとシャトルを上方向に放っているためシャトルが
回転して、打つ方向が定まりません。一方、左手を自身の口や顎付近に置き、右側真
横にシャトルを放ってみてください。そうするとシャトルは回転せず正確に打つこと
ができます。空中では、シャトルを回転させないよう左手でシャトルを持っていた状
態を維持させるようにします。
クリアやスマッシュを打つ時は、左手の位置を額や目付近に置き、右側真横にシャト
ルを放って打ちましょう!
インパクトでは、ラケット面がコルクの側面、もしくはコルクの側面+羽根の側面を
同時に当てるようにしましょう。
ポイントはシャトルを持った左手のスタートの位置です。そしてシャトルを真横に放
しましょう



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  1. 2015/10/22(木) 08:00:45|
  2. 練習方法
  3. | トラックバック:0
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小学生伸び悩み

ブログ読者の方から以下の質問がありましたので、ブログでも回答します。

<質問>
小学生の母親(Hさん)です。バドミントンをやっている子供が伸び悩んでいます。試
合でなかなか勝つことができません。どうしたらいいでしょうか?

<回答とやり取り>
小学生の段階は、心臓・肺・筋肉・精神などが十分に発育発達しておらず、年齢差、個
人差も大きいと言えるでしょう。
体が大きい子もいればまだまだ小さな子供もいます。
体が大きい子は、クリアを相手コートのバックバウンダリーラインまで飛ばすことがで
き、体が小さな子は、飛ばすことができません。これでは、勝敗は明らかですね!
また、同じような体格でもバドミントンの開始年齢や練習頻度などによっても競技のレ
ベル差が生じてきます。
従って、試合の勝ち負けで「伸び悩んでいる」と感じるのは違うのではないでしょうか!
小学生段階では、神経系の発達が著しいことから、練習・トレーニングの主眼は、
バドミントンのいろいろな技術を覚える。
フットワークなどで素早く動けるようになる。
バランス感覚を養う。
であり、試合によって対戦相手との相対的な評価を行うべきではありません。
1つの技術を覚えたら、うまくなった。
スピード練習のタイム測定で0.3秒速くなったら、速く動けるようになった。
と褒めるべきであり、このことを評価すべきです。
将来に備えてバドミントンの競技力の基盤となる「技術」を習得し、「コート内移動
スピード」を向上する練習・トレーニングを実施しましょう!

H:指導者でハイバックやクロスネットは高校生になってから覚えなさいという方がい
ますが・・・。
飯野:その指導者は、ハイバックやクロスネットを指導できないので触れないよいにし
ているかもしれません。国際大会でトップレベルの選手が使っている全ての技術を練習
しましょう。年齢が高くなるにつれて技術を習得するための時間が長くかかります。

H:うちのチームは、スピード練習を実施していません。
飯野:各地で開催する講習会でスピード練習を行うと、明らかに実施していない選手が
多いことが分かります。小学生の大きな練習目的でもあるスピード練習を行っていない
ことはとても残念です。そして、方向転換を素早くするアジリティトレーニングや動き
始めを速くするクイックネストレーニングも行っていない選手も多いですね!

H:小学生で体が大きく試合に勝つから、その子は将来性があるとは思わないのでしょ
うか?
飯野:思いません。私の小学生の評価基準は、技術があること、素早い身のこなしでフ
ットワークが速いことです。体の大きな子は、試合に勝つことで満足し、技術を習得す
ることや速く動こうとしないケースがあります。このままですと、その子は、中学や高
校で追い越されることが目に見えています。

H:選手はどのようにして強くなっていくのでしょうか?
飯野:中学生になるとスタミナが向上する年齢になります。この時期にノックやフット
ワーク、打ち合いの練習で呼吸循環機能の向上を図り、併せて筋持久力向上のトレーニ
ングを実施します。それによってバドミントンのスタミナが向上します。
それに、小学生時代に実施した練習・トレーニングの内容をプラスして行います。
高校生になると力強さが向上する年齢です。最大筋力向上や筋パワー向上のトレーニン
グを実施しましょう! プライオメトリックトレーニングと併用して実施すると、さら
に速く動けたり、高くジャンプすることが可能になります。
それに、中学生時代に実施した練習・トレーニングの内容をプラスして実施します。
練習・トレーニングの実施頻度、時間、回数などは個人によって考慮する必要があります。
その後、多くの試合経験を積み、完成された選手になって行きます。

小学生の段階は、試合の勝ち負けで浮かれたり、落ち込んだりする時期ではりません。
目的を明確にしてお子さんに伝え勇気づけましょう!!


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  1. 2015/10/15(木) 08:00:18|
  2. 方針
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  4. | コメント:0

負のスパイラル【レシーブで手首を使って打つ】

前回記事に引き続き、第3回神奈川県小学生育成講習会の一部を動画で公開及び解説し
ます。
今回は、シングルスのフォアサイドのレシーブとフォアサイドのクロスネットを練習し
ている動画です。選手4名を1グループとして1分前後行い、別の4名1組のグループに
交替し、これを繰り返しました。
この練習をする前に、その場で止まってレシーブの技術練習とクロスネットの技術練習
を行いました。

<レシーブとクロスネットの技術練習>(動画)


◆状況設定と注意点は以下のとおりです
選手はコート後方でストレートにクリアを打つ素振りを行います。

対戦相手がストレートにスマッシュもしくカットを打ちました。そのショットをネ
ット際へ返球しますが、レシーブ時の打点は、膝付近から下の打点でとります。レシー
ブの際、右利き選手は、右足かかとから着地します。右足の着地と同時にスウィングし
てはいけません。土台を固定し安定した状態で打つことを心がけましょう!
インパクト前にラケットを後方へ引く反動動作を使ってシャトルを弾いて打ってはいけ
ません。シャトルを正確にコントロールすることができなくなります。

対戦相手は、ヘアピンでストレートに返球してきました。ネット際に垂直に近い角
度で返球してきたため、それを返球するショットの選択肢は、3つです。ストレート方
向にヘアピンやスピンネットを打つ、クロスネットを打つ、高いロビングで返球する。
ここでは、クロスネットを選択しました。
クロスネットの打ち方は、インパクト前に打つ方向とは逆方向に短い距離の反動動作を
行います。もう一つの方法は、ラケットを下げることによって反動動作を行います。
そして、インパクト前後にハンドルを握った親指と人差し指を中心にハンドルを捻りク
ロスネットを打ちます。
インパクト時にクロスネットを打つ方向を見ようとすると利き腕の肩が動くことがあり、
それが原因でシャトルのコントロールを損ないます。両肩を動かさないようにしてクロ
スネットを打ちましょう!

2015年10月1日公開記事のクロスネットは、相手レシーブが長めにきた球をラケットを
立ててクロスネットを打ちました。今回は、相手が打ったヘアピンが垂直に近い角度で
落下したシャトルをクロスネットに打つ技術です。ラケットを立てて打つことができな
いため、ラケット面は床と平行に近い角度からストロークを開始します。違いを理解し
ておきましょう。

<改善すべき点>
動画を無意識で見ると選手の皆さんは全員「上手い」ように見えます。しかし、以下の
点を注意して見てください。レシーブでネット際へ返球する際、多くの選手が、利き腕
の手関節を伸展した状態から打っています。(伸展は背屈ともいう)
手関節を伸展した状態から元に戻そうとする動作を行うと、
手首を使ってシャトルを弾いてしまうので、相手コートのサービスライン近くまで届
いてしまいます。
ラケット面とシャトルが当たる角度が、その都度異なることが多くなるので正確に
返球することが出来なくなります。
一方、手関節を伸展した状態のまま、元に戻さずに打ったらどうなるでしょうか?
ラケット面が斜め方向に立っているため、ネット際へ返球できず、シャトルは相手コー
トのサービスライン近くまで伸びてしまいます。
動画の練習では、シャトルを手で投げていますが、実際の試合では速いスマッシュや
カットが打たれていることをイメージしてみてください。

◎手関節の運動(下図左側の伸展と屈曲を参照)
手関節の運動 

膝付近から下の打点でレシーブし相手コートネット際へ返球する時は、ラケット面は床
と平行に近い角度で入るべきです。インパクト前は、ラケットを後方に引く反動動作を
行ってはいけません。インパクト後は、肩関節を始点にして腕とラケットをネットの白
線めがけて押し上げます。併せて前腕をゆっくり回内します。
ハンドルの握り方は、私の場合サムアップしたバックハンドグリップで行っています。
ご参考までに!

◎ラケット面は床と平行に近い角度で入ります
レシーブ時のラケット面の角度

<技術の自動化>
選手は、その場で止まって打つ技術練習では出来ていたのですが、動きが入ると出来な
くなりました。選手の注意がシャトルを打つことに向けられたため、まだ自動化されて
いない技術が疎かになってしまいました。
レシーブの技術が自動化されるよう、正しい
打ち方でもっとたくさんのシャトルを打つことが必要です。

さて、多くのジュニア選手が、シングルスレシーブでネット際へ返球する時に動画のよ
うに手関節を伸展した状態から入り、手首を使って打っています。
バドミントンは、まだ手首を使って打つという意識が強いのでしょうか?

負のスパイラルを早く断ち切りましょう!

<動画の練習の進化形>
講習会に参加した選手は、今回初めての練習であり技術を意識させるため、動く方向を
単純化し、クリア⇒レシーブ⇒クロスネットと半面で直線的に移動する方法をとりまし
た。しかし、実際の試合になるとクリアを打ってホームポジション近くへ移動し、そこ
からフォアサイドへ移動してレシーブ。レシーブした後、ヘアピンと判断してネット前
に移動するのが正しい方法です。次のステップで実行しましょう!


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  1. 2015/10/08(木) 08:00:17|
  2. 技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

第3回神奈川県小学生育成講習会終了

第3回神奈川県小学生育成講習会が9月21日(月)開催され講師として参加しました。
選手約50名、指導者約25名の参加です。
3回目ともなると選手及び指導者は講習会の流れを把握してきており、さらに、技術
指導ポイントの理解力が高まってきています。講習会の成果が目に見えて分かるよう
になってきました。
「継続は力」とは、正にこのことですね!

今回は講習内容の一部を動画で公開します。
<ラケットを立ててクロスネットを打つ技術練習>(動画)




◎状況設定と注意点は以下のとおりです
試合で対戦コートのサイドライン際へストレートスマッシュを打ち、対戦相手の腕が
伸びているのでストレート系へ返球されることを予測してネット前に詰めます。相手
のレシーブショットが長めに返球されたので、ラケット面を立てて(打点やネットと
の距離によってラケット面を立てる角度は異なります)クロスネットを打つ技術練習で
す。
① 選手はコート後方でストレートにスマッシュを打つ素振りを行います。

② ネット前でラケットを立ててクロスネットを打ちます。
左利き選手は、左足かかとから着地します。左足の着地と同時にスウィングしないよ
うにしましょう。左足かかとを着地してからスウィングします。
インパクト時は、体が少しでも前に突っ込みながら打ったり、前傾しながら打つとエ
ラーしたり、シャトルを正確にコントロールすることができなくなります。
動きながら打っている選手がいるかどうか動画内の選手をチェックしてみてください。
ラケットは、反動動作を行わずインパクト直前からストロークを開始します。反動動
作を使うとサイドアウトになってしまいます。
この練習で重要な点は、フィーダーがシャトルを手で投げてスマッシュレシーブのシ
ョットを再現することです。動画のフィーダーは非常に上手く行っているのが分かり
ます。

③ クロスネットを打ち、対戦相手はやっとシャトルに触りネット前に返球しました。
相手は後方に返球されることを予測して立ち直りを速くしてホームポジション付近へ
戻ろうとしたところをネット際にスピンネットを打ちます。

選手4名を1グループとして1分前後行い、別の4名1組のグループに交替し、これを繰
り返しました。そのあと、逆面でバックハンドのクロスネットの技術練習です。
この練習をする前にネット前で、その場で止まって打つクロスネットの技術練習を行
いました。

次回の育成講習会は、11月に2日連続で第4回目と5回目を行います。

今までの3回の育成講習会で、各指導者からいろいろな質問がありました。
なぜスピード練習(4点椅子タッチ)は、13タッチなのか?
スタミナ向上のノックはなぜ本数が多いのか? なぜ2名1組で行うのか?
小学生に必要な練習・トレーニングは?
などです。それに答えるため10月に指導者講習会を開催することになりました。
パワーポイントを使ってバドミントンの運動特性、年齢段階において実施すべき練習・
トレーニングなどの講義です、その後、今回選手10名のスマッシュをハイスピードカ
メラで撮影したのでフォームの解説と評価を行います。午後は、ラケットを使ったノ
ック出しの練習を行います。


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  1. 2015/10/01(木) 08:00:18|
  2. 練習方法
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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