バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

2nd野の花クラブ・ハート講習会終了

9月17日(土)神奈川県川崎市にある「野の花クラブ・ハート」主催の講習会に講師
として参加しました。今年度の講習会は2回目ですので選手・指導者共講習の流れを
理解しており効率よく進めることができました。選手&指導者の皆さんお疲れ様でし
た。

さて、これまで各地で数多くの講習会を開催してきましたが、今まで気が付いた内容
やお願いしておきたい内容を記載します。

◎技術練習の説明時に説明通りラケットを振ると習得が早くなる
講習会の内容は技術練習を多く行いますし、主催者側の要望も技術練習が多くを占め
ます。技術練習では、最初に私が技術のポイントを説明します。説明では、グリップ、
腕の各部位の動かし方、ラケットの軌道、体の各部位の動かし方もしくは全く動かな
さいなどを説明し、具体的に打ってみせます。その時に選手自身も実際にラケットを
一緒にスウィングしてみると習得が早くなります。説明を聞いてだけですと理解して
いるつもりが、実際にシャトルを打ってみると、どうスウィングするのか分からない
選手が多くいます。説明している間に一緒にスウィングしてみましょう。習得の早さ
が格段と違ってきます。出来たら指導者も同じようにラケットを振って頂くと理解が
深まると思います。

◎指導者の球出し
講習会で気になるのが、指導者の球出しです。技術練習では、打ちやすいところにシ
ャトルを手で投げたり、ラケットを使って球出しを行います。その球出しが不安定だ
ったり打ちにくいところにシャトルが来ると技術の習得が難しくなります。選手は、
正しいスウィングをしようと集中しているのに、シャトルがそこに来ないと集中でき
ないためです。
ここでは、選手にスマッシュやクリアを打たせるためにラケットを使ってロングハイ
サービスのように下から上に球出しを行う方法について気になったことを説明します。
指導者の中には、シャトルを打った後、ラケットを止める方がいます。打ち終えたシ
ャトルの軌道を見ると短かったりコースが不安定だったりします。インパクトの後、
ラケットを止められるということは、インパクト時に既にラケットのスウィングを減
速しているから出来ることです。これでは、相手コート後方までシャトルが届きませ
ん。ラケットをしっかり振り切って飛距離を出しましょう。ラケットを振り切りフォ
ロースルーを十分とることでシャトルのコントロールもよくなります。また、ラケッ
トをインパクト後止める方の多くが、ラケットを振る腕の肘を後方へ引いていません。
利き腕の肘を後方に引き、テイクバックを大きくとりましょう。そうするとラケット
が動く軌道が長くなりシャトルの飛距離が出るし、コントロールもよくなります。肘
を引いて肘を出すことが難しいようでしたら、肘を最初から後方に引いておいて、そ
こからスウィングを開始してもいいでしょう! コンパクトにスウィングするとシャ
トルを遠くへ飛ばすことができません。スマッシュやクリアの技術も同様です。
バドミントンの経験のない指導者にとって正確な球出しは難しいことは分かります。
しかし、選手も新しい技術を習得しようと頑張っています。お互いの努力でいい成果
が得られるようにしたいものです。

◎「難しい」のコメントは避けましょう
技術練習では、講習時間にもよりますが多くの技術を練習します。選手にとっては初
めてトライする技術であって難しいかもしれません。そこで指導者も同調して「難し
い」と発言される方が一部います。選手の立場からすると一段と高い壁が作られたよ
うな気持ちになります。指導者は、選手を後押しする立場ですので前向きな気持ちに
なるような発言をお願いします。難しいと感じるのは、その技術を練習したことがな
いからです。正しい打ち方で練習を繰り返せば出来るようなります。

◎ポイントを復唱してインプットする
技術練習や動いて打つ練習、フットワーク練習を行いますが、練習する前にポイント
をいくつか説明してから実施します。指導者は、実施する練習が100%達成されるよ
う選手を観察する必要があります。また、指導ポイントを理解し覚える必要もありま
す。熱心な方は、すぐメモする人がいます。もう一つ実行して欲しいことは、練習中
に指導ポイントを選手毎にチェックし復唱することです。何回も復唱することで頭の
中に深くインプットしましょう!


指導者に対する要望が多くなりました。普段チームの練習を指導するのは、指導者で
すので講習会をいい機会と捉え、レベルアップされることを期待します。

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<お知らせ>
 指導者レベルアップ講習会&フィーダースキルアップセミナー募集中
 内容詳細は、9月18日公開のブログ記事をご覧ください。
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  1. 2016/09/26(月) 08:00:02|
  2. セミナー/講習会
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  4. | コメント:0

岐阜県可児BC講習会(講義)参加者募集

岐阜県可児市で可児BC主催の講習会(講義)を開催します。岐阜県内に限らず近県の
方の参加も可能です。

◆日時:10月8日(土)15時~18時

◆会場:可児市勤労者総合福祉センターLポート可児 第2会議室
     住所:岐阜県可児市姫ケ丘1丁目37

◆講義内容 パワーポイントとビデオで解説します
 年齢別の練習・トレーニングの狙い
  小・中・高校生は、段階的にどのような練習・トレーニングを実施していったら
  強くなるのかをパワーポイントで概論を説明します。

 オーバーヘッドストロークの打ち方
  正しいオーバーヘッドストロークの打ち方をパワーポイントとビデオで解説します。

◆対象:指導者、保護者、選手(高校生以上)

◆講師:飯野佳孝

◆定員:10名 定員になり次第、締め切ります。

◆参加費:3千円

◆申込先
 可児BCホームページ (クリックすると移動します)内の「お問い合わせ」から
 お願いします。
 申込の際は、氏名・年齢・所属・電話番号・バドミントン歴、指導歴をご記入くだ
 さい。


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  1. 2016/09/21(水) 12:00:28|
  2. セミナー/講習会
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指導者レベルアップ講習会&フィーダースキルアップセミナー募集開始

<指導者レベルアップ講習会>
コーチングセミナーでは、しばらくの間、指導者向けの座学を開催しておりませんで
したが、多くの方からの要望により指導者向けの講習会を開催することになりました。
過去、特に評判の良かった内容は、参加者内でグループを作り、その中でいろいろな
意見を交わし合いながら自己啓発を図るというものでした。そこで、今回もグループ
形式で進めます。題材は、先日のリオオリンピック女子ダブルスで優賞した「タカマ
ツ」ペアのプレーを分析し、タカマツペアを攻略するための方法を考えるというもの
です。併せて、自身が指導している選手もしくはあなたがタカマツペアを攻略するま
での練習・トレーニング方法も考えて行きます。

<フィーダースキルアップセミナー>
もう一つのセミナーは、指導者及び選手の球出し&ノック出しの技術を向上する講習
会です。前回大好評でしたのでご要望に応え再度の開催となります。練習では、選手
に対して球出しやノック出しを行いますが、その良し悪しで選手の競技力向上が大き
く左右されることは、ご理解されていると思います。正確にスピーディーに尚且つ適
切なタイミングで球出し&ノック出しが出来るよう指導いたします。

日時
 2016年10月29日(土)第4回フィーダースキルアップセミナー
      10月30日(日)指導者レベルアップ講習会

対象
  〇第4回フィーダースキルアップセミナー
   ① バドミントン経験2年以上で、小・中学生以上を指導している指導者
   ② スポーツ少年団やクラブの練習をお手伝いする父兄の方々
   ③ フィーダーの技術習得が目的の中学生以上の選手
   ④ フィーダーが出した球を実際に受ける選手(モデル)

  〇指導者レベルアップ講習会
   指導者及びレベルアップを希望される高校生以上の選手

会場:千葉工業大学体育館&講義室

申込締日:10月20日(木)


◆開催要項 ←クリックすると見ることができます


◆タイムスケジュール ←クリックすると見ることができます


◆参加申込書
  指導者レベルアップ講習会 ←クリックすると見ることができます


  第4回フィーダースキルアップセミナー ←クリックすると見ることができます

       申込書のエクセル版を希望される方は、iino@quartz.ocn.ne.jp  までご連絡をお願
    いします。


◆会場までのアクセス ←クリックすると見ることができます


<ご注意>
宿泊を予定されている方は、各自でホテルなどの予約をお願いします。


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  1. 2016/09/18(日) 13:37:24|
  2. セミナー/講習会
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  4. | コメント:0

祝You Tubeチャンネル登録者1,000人超

2013月6月からYou Tubeに動画投稿を開始してから現在まで、チャンネル登録者が
1,000人以上になりました。投稿動画数81本、視聴回数計671,858回という内容です。
今まで投稿した動画によって、少しでも指導の役に立った、練習のイメージが膨ら
んだ、技術レベルが向上した、というプラスの影響があったのなら幸いです。

それでは、視聴回数が多い順からベスト5を紹介します。

1.ダブルススマッシュレシーブの練習(ノックレシーバーサイド)視聴回数67,202回


2.ダブルス全面フリーノック 視聴回数53,754回


3.ダブルスローテーション練習 視聴回数46,877回


4.対角線スピードノック練習 視聴回数28,304回


5.シングルスレシーブノック練習 視聴回数23,975回



こんな動画を見たい、撮影しYou Tubeに投稿してほしいという要望がありましたら、
ご連絡をお願いします。
また、ご意見ご感想等ありましたら、iino@quartz.ocn.ne.jp へご連絡をお願いします。

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  1. 2016/09/12(月) 08:00:09|
  2. 未分類
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どの局面で何を打ったらいいでしょうか?【質問】

男子社会人M選手から、シングルスの試合のいろいろな局面でどのショットを打っ
たら、一番効果的になるのでしょうか?」
という質問がありましたのでブログでも回
答します。

<回答>
この質問に対して、回答する対象の選手は、中級レベル以上の選手です。初級レベル
ですとシャトルにラケットを当てるのが精いっぱいであり、いろいろなショットを打
てる段階ではないからです。
それでは、戦法を含めいろいろな視点から考えてみましょう!

1.ラリー中は、返球するショット、コースが限定される
例えばネット際に落とされたドロップやヘアピンに対して、腕とラケットを大きく伸
ばし、やっとシャトルにラケットを当てることが出来た場合は、ラケットを大きくス
ウィングすることが出来ないため、ネット前に返球することがやっとになります。ま
た、フォア奥で右利き選手が右足を大きく出してやっとシャトルを打った場合、腕が
伸びているのでストレート方向にドロップで返球するしかありません。サイドライン
際にスマッシュやカット、ドロップを打たれたら、これも腕が伸びきっているためシ
ャトルを当てるのがやっとでストレートのネット前しか返球することができません。
このように十分な体勢で打つ以外は、打つショットやコースが限定されることが多く
あります。また、予測を外され返球するのが精いっぱいになる場面も、打つコースや
ショットを多くの中から選ぶことはできません。
十分な体勢で打ったとしても返球するショットとコースが限定されることも多くあり
ます。例えば、相手が打ったヘアピンがネット際に落とされ、ネット際に垂直に落下
してきた場合は、腰や胸付近の打点でシャトルをとらえても打つショットの選択肢は
限られます。ストレートとクロス方向へのネットショット、左右などへ打ち分ける高
いロビングです。
このようにいろいろなショットを打ちたくとも、打てない場面が多くあります。
バドミントンは、対戦相手と自身とで打つショット、コースを限定し合い、ラリーを
有利に進める競技といってもいいかもしれません。

2.対戦相手の弱点を攻める、対戦相手が返球するショットを読んで攻撃する
十分な体勢でいろいろなショットが打てる場面では、対戦相手の弱点を攻めます。例
えば、フォア前にドロップを打つとノータッチにすることが出来る、やっとシャトル
に触るなどが分かれば、そこを集中的に攻めます。スマッシュやカットを打つと技術
的な問題でネットに返球できない選手がいれば、スマッシュやカットを打ってネット
前に移動せず、後方に返球されるショットに対して攻撃を仕掛けます。

3.相手コートの空いているスペースを攻める、その逆を攻める
対戦相手をバック奥に追いやるクリアを打ち、対角線であるフォア奥へカットやドロ
ップを打つことは多くあります。相手を4隅の一角に動かし、次に大きく空いたスペ
ースを突くことは基本的な戦法です。これは、対戦相手を大きく動かすためスタミナ
のロスも誘います。しかし、レベルの高い選手と対戦すると、オープンスペースに返
球したショットを狙って、カウンター攻撃される場合もあるので、注意が必要です。
そこで、上記の逆を突いてバック奥⇒フォア前と見せかけて、バック奥⇒フォア奥へ
クリアを打つ、などを行います。

4.リピートショットを打つ
シングルスの試合では、ショットを打った後、このエリアへほぼ返球されると予想し
直線的に移動する以外は、ホームポジション付近に戻ります。その特性を利用して相
手が打ったエリアへ、再度タイミングを図り打ちます。これをリピートショットと言
います。リピートショットを打つと、リピートショットを強く意識するため、次に対
角線など空いているスペースを突くと効果が増すことが多くあります。また、タイミ
ングを図ってリピートショットを打つと、多少甘いショットでもカウンターで攻撃さ
れることは余りありません。

5.相手の攻撃パターン、レシーブのパターンを読む
対戦相手のフォア奥、バック奥、ネット前左右からの攻撃・返球パターンや、レシー
ブに回ったときのパターンを読み、次にどこへ打ったらいいのか、返球したらいいの
か考える必要があります。

6.いろいろなショットを打って反応時間を遅らせる
対戦相手のレベルが高くなると、簡単にエラーしないので、攻めどころに困る場合が
あります。そうすると、いろいろなショットを打って、対戦相手側からみてショット
とコースの選択肢を増やします。スマッシュを打つにしても両サイド、ボディー、そ
れに加え高低をつけて打ってみてください。対戦相手は、選択肢が増えたので「反応
時間」が遅くなり、エラーする可能性が高くなります。

◆試合中瞬間、瞬間考えて打っているのでしょうか?
試合中に選手は、ショットを打つ前に瞬間考えて打っているのでしょうか? 対戦相
手が自分よりレベルが随分と低ければ可能かもしれません。拮抗している相手や、自
分よりレベルが高い選手に対しては試合中瞬間、瞬間考えてショットを打つことはで
きません。練習で行ってきた攻撃や守備のパターン、返球パターンを試合で再現する

しかありません。自動化されているパターンを繰り返しているといってもいいでしょ
う。
しかし、自身の競技レベルが高ければ、事前に対戦相手の攻撃と守備のパターンを確
認し、対策をイメージしておくことは可能です。
練習でやってきたことが試合で再現されることを考えると、普段の練習内容を工夫す
る必要があります。普段よくやるのが試合です。時間があったら試合を行っています。
試合の代わりに打つコース、ショットを限定した打ち合いの練習を行っては如何でし
ょうか? ノックもただ動いているだけではなく、打つショットやコースを限定して
練習しては如何でしょうか?  
そうすると試合中、フッと我に返り打つショットやコースを変更することが可能にな
ります。


◆バドミントン競技の定義
対戦相手の競技レベルが高まるにつれて、守備範囲が広がりエラーが減少します。相
手の弱点を攻めたつもりが、返球されるということが頻繁に起こってきます。相手が
なかなかエラーしないので、ライン際を狙って打ったショットをアウトにしてしまっ
た。ネットもギリギリを狙って引っ掛けてしまった。ということが起きてきます。ま
た、対戦相手のショットが厳しいところに打ってくるため、それを少しでも避けよう
と、こちらがラインギリギリを狙って無理なショットを打とうとします。それがエラ
ーに繋がります。これは、対戦相手にも言えることです。
そこで、廣田彰宮崎大学名誉教授と作成した「バドミントン教本基本編」内で、バド
ミントン競技の定義を「いろいろなストロークを正確に、かつ攻撃的に継続して打つ
ことによって、対戦相手にエラーさせるように仕向ける競技」
としました。
攻撃的とは、返球するショットやコースが限定されていても、そのショットを正確に
返球していれば相手にプレッシャーを与えるショットになります。高いロビングでし
か返球できなくともバックバウンダリーライン近くまで正確に返球できれば、相手は
プレッシャーを受けます。フォア奥から腕を伸ばしストレート方向にドロップでつな
いでも、正確なショットなら相手にプレッシャーを与えることができます。


<質問-2>
ネット前でラケットを立ててクロスネットを打つことがでます。他にもストレートに
スピンネット、ラケットを立てて後方両サイドにロビングを打つことができます。さ
て、どのショットを打ったら効果的になるのでしょうか?

<回答-2>
どのショットを打ったら最も効果的になるのかは、対戦相手によって異なります。最
初に正確に打てて得意なショットを打ってみてください。クロスネットが得意なよう
なのでクロスネットとしましょう。クロスネットを打って対戦相手の様子を見ましょ
う。そして、効果的だと思ったら、打てる場面でクロスネットを繰り返し打ちます。
効果的とは、ノータッチさせたり、やっととらせたり、返球コースや返球ショットを
限定させることを言います。次に、クロスネットを打つと見せかけ別のショットを打
ってみてください。それによって対戦相手を混乱させることができます。その結果、
対戦相手のエラーが増えていくでしょう。

<総括>
どの局面で何を打ったらいいのか? それは、対戦相手の技術、コート内移動スピー
ド、スタミナ、攻撃と守備のパターンなどの戦法によって決まります。しかし、打つ
ショットを決めたとしてもM選手が、そこへ打てる技術(エラーが多い)がない、速
くコートを移動できないので十分な体勢で打つことができない、スタミナがないので
3ゲーム目になると返球するのが精いっぱいになる等になると、打ちたいショットを
打つことができません。
対戦相手とM選手との総合的な競技力の対比をベースとしたラリーの局面から、打つ
ショットが決まる。と言ってもいいでしょう。
試合中は、あまり考えすぎずに打つことが重要です。対戦相手に応じて、こう来たら
ここへ打つ、ここからこのショットを打つ、というように1つに絞ることが非常に重
要です



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  1. 2016/09/05(月) 08:00:24|
  2. 戦法
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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