バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

フォア奥クロスドロップ&カットの技術【動画と解説】

今回は、フォア奥からのクロスカットとドロップを動画を交え解説します。
ラリー中にフォア奥にきた低いロビングやクリアに対して両足を入れ替えて打つと、
シャトルのコントロールが損なわれます。それでは、どうすればいいのでしょうか?

ホームポジション付近からフォア奥へのフットワークは、大きく2種類あります。
タイミングが合って跳びつける場合は、2歩タッピングして跳びついて打つ。両足
     を空中で入れ替えない。

フォア奥へ追い込まれた場合は、継足(シャセ)もしくはクロスステップを使いイ
     ンパクト時は右足(右利き選手)を出して打つ。

今回は、上記ののフットワークを使ってフォア奥からクロスカットとドロップを打
つ技術です。

<カットの打ち方>
a.グリップは、バックハンドグリップで、ラケット面の延長戦上のハンドル面に親指を
   つける。シャトルを切り過ぎる場合は、フォアハンドグリップへ変更

b.インパクト時のラケット面の角度は鋭角で、スウィングスピードは速い

c.インパクト前後に上半身の捻転動作を行わない。両肩を一直線にした状態をキープし
   て打つ


d.インパクト直前の跳びつきは右足で蹴って打ち、右足から着地してから左足を着くの
   がベスト。両足着地でも可(右利き選手)

<ドロップの打ち方>
カットとの違いは、上記b.でインパクト時に打点を少し落とすことでラケット面の角度
をやや上向きにし、スウィングスピードを遅くする。身長にもよるが、自陣のネット前
で少し山を作ることをイメージして打つ。

◆カットとドロップのシャトルの軌道とインパクト時のラケット面の角度
プレゼンテーション1  

◆フォア奥からクロスドロップとカット(小・中学生2選手)


モデルは、鳥取市の小・中学生男子2選手です。非常にうまいですね!
皆さんも是非練習しましょう!

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  1. 2018/04/16(月) 07:00:26|
  2. 技術
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クロスネットの技術【動画と解説】

今回は、スプリングキャンプで練習したクロスネットを動画と併せて解説します。
ネット前のクロスネットは、大きく分けて2つあります。
a.スマッシュやカットを打ち、長めに返球された球をラケットを立ててクロスネット
   を打つ。

b.相手が打ったヘアピンやドロップ等がネット際に返球されてきてラケットを寝かせ
   てクロスネットを打つ。(ラケット立てて打つことができない)
今回は「b」を紹介します。

相手が打ったヘアピンなどをクロスネットで返球するためには、インパクト前に反動
動作を行う必要があります。テイクバック動作を無くし、インパクト⇒フォロースル
ーだけで打つと、放たれたシャトルのスピードが遅くなってしまいます。反面、大き
なテイクバック動作で打つとシャトルを弾くためシャトルをコントロールすることが
難しくなります。
そこで、打つ方向とは逆方向(違う方向)に数センチラケット面(ラケットヘッド)
を動かし反動動作を行いクロスネットを打ちます。下の図を見てください。バックハ
ンドで右方向へクロスネットを打つためにラケット面の軌道を描いた平面での略図で
す。

1.ネットを越えてきたシャトルに対しラケットを数センチ出し反動動作を行います
    (の赤い矢印)

2.反動動作のスピードを生かしながら、インパクト直前に握っていたハンドル(グ
      リップ部)を手の中で親指を中心に右方向へ捻ります。併せて少しの角度だけ前
      腕回外運動を行います。それにより少しの角度だけラケット面が右回りに回転し 
   ます。

3.右肘(右利き選手)を右方向へ動かすことによりフォロースルーを行い飛距離を
      調整します。(の赤い矢印)

◆クロスネットを打つためのラケット面の軌道平面略図
(グリーンはネット)
反動動作を使ったクロスネット 

フォアハンドのクロスネットは、バックハンドの逆ですが、バックハンドの説明2.で
の違いは、インパクト直前に握っていたハンドル(グリップ部)を親指と人差し指
中心に左方向へ捻ります。併せて少しの角度だけ前腕回内運動を行います。

クロスネットを打つ際の反動動作の方法は、他に2つあります。
ラケットを引いて反動動作を行う。

相手と握手するように手を出し(前腕回外位と前腕回内位の中間位置)、回内運動
  することで反動動作を作り、素早く切り返して回外運動を行う。(バックハンドの
    場合、フォアハンドは逆)

◆反動動作を使ったクロスネット(フォア&バックで男女小学生5名の実技)


5名の選手共、非常にうまいですね! 

止まって出来るようにあったら、動きを入れて練習します。確実に狙ったエリアに落下
するようにしましょう。反動動作の開始前には、右足踵を着地してください。
そして、打点を変化して打てるようにしましょう。ネットから少し離れてクロスネット
をコントロールよく打てる。膝付近の打点でもコントロールできようにしましょう!


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  1. 2018/04/09(月) 07:00:00|
  2. 技術
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小・中学生のためのスプリングキャンプ終了

3月23日~25日まで千葉工業大学で開催されたスプリングキャンプが終了しました。
北は岩手県、南は沖縄県から選手・指導者など3日間累計で227名の参加で行いまし
た。
今回は、世界トップレベルの男女選手のプレー中の映像を見て、戦法、ショット、フ
ットワークなどを解説した後、その中で使っていた技術練習を行いました。映像のイ
メージが出来ているので選手・指導者共共通理解しながら進めることで習得が早くな
ったようです。

◆終了時の受講者の主な感想(匿名)
・世界トップ選手の映像を見て、打ち方、フットワークなどの詳細の解説があり、1
 コート当たり500球余りの新品もしくは新品に近いシャトルを長時間打って技術を
 習得する講習会は、類をみません。説明とスタッフのアドバイスは的確でこれ以上
 ない講習会でした。(指導者)

・初めての参加です。とても分かりやすい説明で知識の幅がとてもとても広がりまし
   た。(指導者)

・自分の知りたい(教えたい)と思う企画ばかりでよかったです。指導の仕方等を分
   かりやすく教えて頂いてよかったです。(指導者)

・映像を使った説明と技術練習の組み合わせがよかった。(社会人選手)

・反復練習を数多く繰り返すので、初めは出来なかった選手が出来るようになったの
   で驚いた。(指導者)

・とても分かりやすい説明でした。トレーニング方法は部活でもやってみたいです。
  (中学生)

・専属スタッフの方々のご指導が本当に分かりやすく丁寧でありがたい。こんな手厚
   い講習会は他にない(指導者)

・自分ができないところを指摘してもらい、どうやって改善すればいいのか丁寧に説
   明してもらいました。すごく勉強になりました。(中学生)

◆参加された選手達
選手 

◆参加された指導者&保護者
指導者 

◆シャトル熊手新登場(滑車付き)
シャトル熊手 
熊手ー2 

<飯野コメント>
・セミナー初参加の選手は、ネット前フォアハンドでヘアピンを打つ際、手首の位置
 を高くあげて手首の伸展(手と前腕を直角近くに曲げる)して打ちます。この入り
 方は止めましょう! 前腕と手を一直線に伸ばしてネット前に入りましょう!

・スマッシュの理想のフォームとそうでないフォームを映像で見て解説した後、スマ
 ッシュを打つ練習をしました。しかし、選手自身がどのようなフォームで打ってい
 るのか客観的に見ることができません。指導者や保護者はスマホなどで選手のフォ
 ームを撮り確認する必要があります。特にストロークです。シャトルが落下するま
 で時間があり最速のスマッシュを打ちたいのに、ラケット面(ラケットヘッド)が
 頭の横で軌道を描いている選手がいます。また、利き腕の肘を下し、ラケット面を
 胸の前に置いた位置から利き腕の肘を後方に引いてストロークを開始すればラケッ
 トの軌道が長くなる(ストロークが大きくなる)のですが、利き腕の肘を引いた状
 態からストロークを開始している選手が見受けられます。ストロークが小さくなり、
 自身にとって最速のスマッシュを打つことができません。
 初級段階では、シャトルを打つとシャトルに注意が向きストロークを意識すること
 ができません。シャトルを打たない素振りもしくは素振りのパーツ毎に練習し連結
 しましょう。ストロークが固まってしまうと改善するのに長い時間がかかってしま
 います。


次回サマーキャンプは、8月同会場で開催を予定しています。対象者は、小・中・高
・大学生、社会人選手と指導ノウハルを勉強したい指導者です。技術習得の練習はダ
ブルスを中心に行います。


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  1. 2018/04/02(月) 07:00:00|
  2. セミナー/講習会
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プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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