バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

仰木の里ジュニアチーム講習会終了

4月19日・20日の2日間、滋賀県にある仰木の里ジュニアチームの講習会を行いました。
講習会終了後、代表の山田悟史氏から感想が届きましたので紹介します。

◆山田氏の感想
「昨年に続いての講習会でしたが、今回は外部チームから選手やフィーダーの参加もあり、
総勢60人と規模を大きくしての開催となりました。2回目ということもあり子供たちは「飯野
さんの説明とデモ→選手がその場で打つ→ローテーションして動いて打つ」といった講習会
の流れが分かっており、2日間スムーズに進行できました。前回はおとなしかった子供たち
も、今回は積極的にデモがやりたいとアピールするなど前向きでした。

ただ、初日の講習内容がハイバックやスピンネットのような子供たちが普段使っていない技
術練習なので、最初は「うまくできない」と困った顔の子供がほとんどでした。しかし、飯野さ
んが的確に教えてくださるポイントをそのままやってみることで、少しずつシャトルが理想的
な軌道を描いて飛んでいくことに子供だけでなく、私までもが笑顔になっていました。不思議
なことにローテーション練習を繰り返しているうちに徐々にフォームが整っていくものです。

指導者はノックを上げて、技術のポイントを子供たちが正しくやっているかチェックするだけ
です。簡単なようですが、飯野さんの要求は子供に対する以上に指導者に対して厳しいもの
があります。まず、ノックの技術。「狙ったところへ球出しを行うことができないと無意味な練
習になる!」は私にとって重い言葉です。そして、理論に基づく指導の大切さ。「反動動作」
「運動連鎖」などのキーワードは体の各部位を巧みに使って、理想的に安定したショットを打
つのに必要な知識です。あいまいな表現では、子供に的確に伝わらない。飯野さんから繰り
返し教わったことです。

講習会を終えた今、今回教わったことを子供たちが忘れてしまわないように日頃の練習メ
ニューを考えること、そして、それが実施できるチーム作りについて考えているところです。
また、飯野さんに成長したチームを見てもらいたいですね。」

◆参加した小学生選手の感想文(山田氏が選手に提出させた感想文を許可を得て掲載)
「私は、講習会ではいろいろなことを学びました。初日はバックハンドドライブをしました。飯
野さんが分かりやすく教えてくれたので簡単にできました。次に私が苦手なハイバッククリ
アです。足を先についてから打つ、背中を反らない、ひじを引いて打つなどを意識して打ち
ました。最初の方は、あまり上手に当たらなかったけれど、だんだん打てるようになりました。

ハイバックのワイパーショット(クロス)は、上手に出来るかなとドキドキでしたが実際にやっ
てみるとコツがつかめました。打っている私の近くに飯野さんが来て「上手いね~」「試合で
使えるねー」と言ってほめてくれました。とても嬉しかったです。そして試合でも使ってみたい
なと思いました。ストレート方向に打つハイバックのワイパーショットもまた上手くできました。

スピンネットは4種類ありました。4種類共普段の練習でやっていたので、もう一度しっかり
飯野さんの言ったことを意識してやりました。1日目は飯野さんにほめられて嬉しかったです。

2日目一番心に残っていることがあります。ダブルスでスマッシュをドライブでレシーブする
練習です。なぜかと言うとみんなの前で山田コーチに当てられ、前に出てやるようにと言わ
れた時、とてもはずかしかったです。なかなか上手に出来なくて、どうしよう、どうしようと思
っていました。でも飯野さんが目の前でこうするんだよ、と教えてもらった時、とても緊張が
ほぐれ、下手でも楽しくできました。その後、難しかったけれど頑張ってできるようになったの
で嬉しかったです。」

小学生選手の意欲、緊張感、葛藤、喜びがよく表現されていると思います。この経験が
    更なる成長に結び付くことでしょう!

◆飯野のコメント
①講習会開催の大きな目的の1つとして、チーム内で大勢いる指導スタッフの技術指導の
   共通認識があります。指導スタッフそれぞれの視点や考えで指導すると選手が混乱しま
   す。今回全ての技術を講習したわけではありませんが、考え方や方向性が確立したと思
   います。

②山田氏は、チームの練習計画を作成されました。選手をレベル別に分けて練習を行う、
   小学生に必要な技術の向上、素早い身のこなしのための練習・トレーニングが計画に組
   み込まれています。全国のジュニアチームの参考になる内容なので、機会があれば公表
   して頂きたいと考えています。

③選手は、昨年と比べ大きくレベルアップしています。山田氏及びスタッフの指導が的確に
   浸透していることが伺われます。このまま継続されたらきっと素晴らしい成果を得ることで
   しょう。

④講習会では技術を指導して欲しいという依頼を受けます。その際、①直ぐ出来る選手、
   ②もう少し打ち続けるとできそうな選手、③出来ない選手がいます。②と③の選手は、打
   ち方を理解して練習を継続すれば1週間後、1ケ月後、半年後にできるようになります。
   しかし、打ち方が分からない選手は・・・。
   重要なのは理解(意識)して練習することなのです。

◆仰木の里ジュニアチームの皆さん (満足感が伝わってきますね!)
   仰木の里ジュニアチーム

選手、指導者の皆様お疲れ様でした。また、お会いしましょう!!

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  1. 2014/05/05(月) 08:00:00|
  2. セミナー/講習会
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ダブルスのドライブは、肘を引いて肘を出す反動動作を使います。しかし、相手が打ってきたショットが速くなるに従い肘を引く距離が短くなってきます。また、肘関節の屈曲から伸展運動、前腕回外(バックハンドの場合)も使用します、さらに親指を中心にハンドルを捻ってラケットのスウィングスピードを上げます。
尚、お問い合わせは、コメント欄を使用するのではなく、記事下に記載したメールアドレスへお送りください。よろしくお願いします。
  1. 2014/05/09(金) 11:00:20 |
  2. URL |
  3. 飯野 #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> ダブルスのドライブは、肘を引いて肘を出す反動動作を使います。しかし、相手が打ってきたショットが速くなるに従い肘を引く距離が短くなってきます。また、肘関節の屈曲から伸展運動、前腕回外(バックハンドの場合)も使用します、さらに親指を中心にハンドルを捻ってラケットのスウィングスピードを上げます。
> 尚、お問い合わせは、コメント欄を使用するのではなく、記事下に記載したメールアドレスへお送りください。よろしくお願いします。
  1. 2014/05/13(火) 14:26:33 |
  2. URL |
  3. 飯野佳孝 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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