バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

クロスネット-その4【動画】

クロスネット1~3は、対戦相手がヘアピンを打ってきたのに対してクロスネットを打ったり、
ネットを越えて垂直に近い角度で落下してきた返球に対してクロスネットを打つ方法を動画
と共に解説しました。
今回は、自身がスマッシュ、カット、ドロップを打ち対戦相手がネット前に長めに返球されて
きた球をクロスネットへ打つ方法を解説します。ネット前に長めに返球されてきた球とは、
シャトルがネット上を越す際、水平近く飛行することをいいます。

<ラケットを立てて打つクロスネットのポイント>
1. ラケットを立てて構えます。
ラケットを立てるとは、ラケットが床に対して45度~90度位の角度で立てます。ラケットを
立てる角度はインパクト時のシャトルと自身の距離、打点などによって異なります。打点が
下になるようでしたら肘の角度を保持し、肘と手の位置を下げてラケットを立てましょう。

2.ラケットを振り始める地点は、ラケットとシャトルが当たるインパクト直前です。
インパクト前のテイクバック動作が大きいとスウィングに勢いがついてサイドアウトになりま
す。ラケットの始動がインパクトの位置より遠くても、インパクト直前で一旦ラケットを止め
れば問題ないでしょう。


3.肩関節を支点にして腕・ラケットをスウィングします。

4.スウィングはスライスで打ちましょう。
インパクト時のラケット面は打つ方向を向いていますが、シャトルにフラットに近い角度で
当たる場合は、インパク時に前腕を少しの角度だけ回外(フォアハンド)してショットの角度
を調整します。バックハンドは、前腕回内します。

5.フォロースルーを十分に行いシャトルの飛距離を出しコントロールをつけましょう。
このショットはテイクバック動作がほとんどないため飛距離の調整はフォロースルーで行い
ます。フォロースルーは肩関節を支点にして腕・ラケットを振ります。

◆伊藤佳月選手のバックハンドのクロスネット(撮影時小学6年生)


◆伊藤佳月選手のフォアハンドのクロスネット(撮影時小学6年生)


伊藤選手のフォアハンド、バックハンド共、素晴らしいですね!
しかし、伊藤選手のフォアハンドのクロスネットは、シャトルの軌道が少し不安定です。イ
ンパクト時のラケット面の角度が適切でない時があるからです。ストロークは非常に素晴
らしいので、打ち込んできたら適切なインパクト時のラケット面の角度を見つけられショット
が安定してくるでしょう。
実際の試合では、ホームポジション付近から移動して打つので運動エネルギー(ラケット
をスウィングするための動力源)が発生します。止まって打つ時よりシャトルに飛距離が
でるので、サイドアウトになる可能性が高くなります。ラケットを振り始める地点をインパ
クト直前に行うことを強く意識して実行しましょう。
また、スウィングスピードも調整する必要があります。

<注意点>
クロスネットを打ちながらシャトルの軌道を見ないようにしましょう。シャトルの軌道を見る
と肩の位置が動き、ラケットをコントロールするのが難しくなり、ショットが不安定になりま
す。上半身がお辞儀するように動きながら打つことも避けましょう。

皆さんも参考にして練習しましょう!

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プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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