バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

負のスパイラル【足踏みして打つ】

コーチングセミナーサマーキャンプで女子小学6年生のF選手がレベルアップしていま
した。F選手は、継続してキャンプに参加しており、経過観察している注目選手の一人
です。動きも速くスムーズになり、シャトルのコントロールが非常によくなりました。

そこで、キャンプ終了後、F選手の指導者O氏(栃木県)にメールでレベルアップして
いたので驚いたと伝えたところ、以下の答えが返ってきました。皆さんにも共通して
いるところがあるので紹介します。

「F選手は、クリアやスマッシュ、ドロップなどオーバーヘッドストロークを打つとき
のタイミングの取り方を変えるよう指導しました。女子選手にありがちな足踏みをし
て打つのではなく
、山口茜選手のように(ちょっと抽象的ですが)インパクト前にタメ
て打つようにしてみたら、そのやり方が本人に合っていたようで、イージーミスが減
ったり、相手の一歩目の動きを遅らせることができるようになってきたと思います。
やり方を変えたことで本当にプレーの質が上がったので、そういう所に指導の面白さが
あると思います。」

上記の足踏みとは、スウィングする前にその場で左足着いて⇒右足着いて⇒打つ、もし
くは、右足着いて⇒左足着いて⇒右足着いて⇒打つことを言います。
足踏みして打つとショットのコントロールが悪くなったり、大きな運動エネルギーを発
生させることができず、自身の最速のショットが打てなくなります。
(運動エネルギー=ラケットを振るための動力源)

なぜ足踏みして打つのでしょうか?
一つ考えられるのが、指導者の指導法です。選手がシャトルを打つ時にタイミングを取
らせるために、ワン・ツーで打て」「ワン・ツー・スリーで打て」と指導しているケ
ースがあります。
足踏みして打つと、対戦相手はどのタイミングで打つのかはっきりと
分かるため決してよい方法とは言えません。
また、大会で足踏みして打っている選手が多いため、純粋に真似しているとも考えられ
ます。
足踏みをして打つ選手は、女子選手が圧倒的に多いのも特徴です。

山口茜選手の試合時の打ち方を見てみましょう! 相手のロングハイサービスの球を打
つ際、また、相手の高いロビングを打つ際、シャトルの落下地点で一旦止まり、右足に
体重をかけて踏み切り、両足を空中で入れ替えて打っています。
大きな運動エネルギー
を発生させているため、速いショットを打てるだけでなくショットのコントロールがよ
いのが分かります。男子トップレベル選手と同じ方法をとっています。
どうして女子選手は、男子トップレベルの選手をお手本にしないのでしょうか?

足踏みして打つことは止めましょう! 
そして、負のスパイラルを早く断ち切りましょう!

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プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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