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ノックによるダブルスシュマッシュレシーブ練習-その2【動画と解説】

2013年7月17日公開記事スマッシュレシーブ練習の動画と解説を見て触発されました。
実際の練習の中でレシーブ側の選手を写して、詳しく解説をお願いしたい。という読
者からの依頼がありました。そこで第二弾をお届けします。
モデル選手は、社会人のY選手です。最近スマッシュレシーブに悩んでいて、力強い
ショットで返球したいと考えています。

◆ダブルススマッシュレシーブ練習


<フィーダーの注意点>
1.フィーダーの立ち位置は、ネットからサービスラインの間です。シャトルマガジ
  ンのショルダータイプ2連式を使用してノック出しを行っています。
2.テンポの速い球出しを行っている理由は、相手コート後衛がスマッシュを打ちレ
  シーブした球を前衛がプッシュしても再度レシーブできるようにするためです。
3.ノック球を打ちだすエリアは、レシーブ練習する選手の両サイド、ボディー、高
  低を狙って打ちます。選手のレベルに応じて狙いを絞ってもいいでしょう。
4.楽にレシーブできる球ばかりですと練習になりません。しかし、厳しい球でノー
  タッチばかりでも練習になりません。選手を見て、そこのバランスをとることが
  重要です。球のスピード、テンポ、狙うエリア、苦手なエリアを考慮しましょう!
5.羽根を横に寝かせた状態から回転させないように空中に放り、羽根とコルクの側
  面を同時に打つ、もしくはコルクの側面を打つとシャトルのコントロールが向上
  します。

<レシーバーの注意点> 速いドライブでリターンする場合
1.どのコースにスマッシュが来るか分からない場合は、バックハンドグリップでハ
  ンドルを握り、ラケットを横にしてリストを立てバックハンドで構えましょう! 
2.バックハンドで構えてフォア側に打たれたら、バックハンドのまま右肘を右方向
  にスライドさせレシーブしましょう。
3.相手が打ったスマッシュのスピードとコースを読み、右肘とラケットを手前に引き
  、反動動作を行います。相手のスマッシュが非常に速くなると食い込まれますが、
  打点を後ろにして反動動作を作りましょう。
4.インパクト後、ラケットを振り切り、振り切った反動でラケットを元の状態に戻
  しましょう。
5.レシーブする選手は、右足を少し前に出し、右足に体重を乗せてレシーブしまし
  ょう。速いショットでレシーブすることができます。
6.高いロビングで返球したい場合は、インパクト時にラケット面を斜め上方向にし、
  フォロースルーで右肘を高く上げましょう。
7.スマッシュを打たれたら、「避ける」「しゃがむ」「目をつぶる」動作を行う選手
  がいます。自己保存反応といって人間にとって身を守る正常な反応です。しかし、
  スマッシュレシーブでは、実行するとレシーブが困難になります。

<Y選手の評価>
ネット前から打たれたノック球は、レシーブ練習する選手にとって至近距離であるため、
非常にスピードがあると感じられます。それにも拘らず大変素晴らしいレシーブです。
唯一、上記のレシーバーの注意点の5が課題です。両足が平行に近く構えてレシーブし
ているため返球のスピードが自身の最大スピードに到達していません。右足をもう少し
前に出し、右足に体重をかけてレシーブしましょう!

<コメント>
スマッシュレシーブ力を向上するためには、実際にスマッシュを受けることです。ス
マッシュレシーブの練習方法は、相手コート後方から実際にスマッシュを打ってもらう
方法がありますが、スマッシュを打つ選手の力量や打ち続けられるスタミナ、スマッ
シュを打てる選手数が課題です。
もう一つの方法がノックによるスマッシュレシーブの練習です。この動画では、1回
当たり40球前後の球出しを行っています。セット数は、8~10セット行います。
結果、1選手320球~400球のレシーブ練習を行います。皆さんのチームでは、
選手の年齢やレベルに応じてノック球のスピード、テンポ、本数、セット数など考慮
して行いましょう。
課題は、フィーダーのノック出しの技術です。
出来るようになったら、クロス方向からも球出しを行ってください。また、試合を想
定しドロップやクリアを織り交ぜて行ってください。

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Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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