バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

2nd-Wing武生JBC講習会終了

先日の11月13日に福井県越前市にあるWing武生JBCの講習会を行いました。今年2回
目の講習会です。Wing武生JBCは、来年度開催の若葉カップ女子チームの出場を目指
しています。今年は、残念ながら県予選で準優勝でした。来年こそはという強い決意
がありますので、是非頑張ってもらいたいものです。

さて、県大会を勝ち抜き全国大会で上位入賞を果たすには、ライバルチームより質の
高い練習・トレーニングを行う必要があります。そのための基盤となるのが、練習会
場と練習時間の確保、質の高い球出しを行うフィーダーの確保と養成、練習計画と練
習内容の策定、技術指導ノウハウの向上、シャトル量の確保、父兄のバックアップ、
コーチ陣との指導内容の統一、チーム規則作りなどがあります。そして、その基盤の
中から突出した特徴を出す必要があります。長年チームを率いているとノウハウの積
み重ねがあり、問題は多くはないことでしょう。しかし、今はゴールではなく、更な
る精査が必要だと考えるべきです。

さて、一般的に小学生の父兄が指導者によく言われるのが、試合の組み立てを教えて
欲しい。ということです。「そこへ打ったらここへ返してくるので、ここで待つ」な
ど具体的に教えて欲しいというものです。いや少し待ってください。ここへ返球する
だろう読むということは、相手が打つコースやショットを限定させるということです。
限定させるためには、狙ったサイドラインやエリアヘ常時シャトルを正確に打てる技
術が不可欠です。コントロールにバラツキがあると、選手は、そこへ打てるかな~、
入るかな~と半信半疑で打っているため、予測して次へ動く準備をすることができま
せん。従って、戦法が成り立たないのです。特に小学生は、シャトルのコントロール
が非常に不安定
です。バドミントンを初めて間もないため、シャトルを打つ回数が絶
対的に不足しているからです。
にも拘わらず、各チームで使用しているシャトルを見ると正確に飛ぶシャトルを数多
く使用しているとは言えません。選手や父兄は、選手が打ったシャトルを集めること
に精一杯です
。出来たら選手がシャトルを打つことだけに集中させたいものです。
何とか、シャトルを豊富に打ち続けて、ショットのコントロール力を高めることは出
来ないのでしょうか?
その目的を達成するためには、父兄の金銭的、人的バックアップが不可欠なことは言
うまでもありません。

各地の講習会を行うと、気になるのがネットショットの技術練習です。とにかく打点
を高いところで取ろうとする意識が強いことです。総論では、それでいいのですが、
各論では問題です。打点最優先主義になっているため、ネットに引っ掛けようが、
甘い球を打とうが、高い打点でとるのを最優先して打っています。ヘアピンショット、
スピンネット、クロスネット、ロビングなどネットから打つショットは、正確にシャ
トルをコントロールして打つことが最優先事項
です。高い打点で打ちたければ、相手
が打つショットを予想できること、動き出しが速いこと、移動局面が速いことが挙げ
られます。そこですでに高い打点で打てるかどうかが決まります。ネット前は、すで
に決まっている打点で正確なショットを打つことを強く意識しましょう!
高い打点を第一優先とすると、インパクトと同時に右足(右利き選手)を床に着地し
ます。右足を床に着地すると体が少し沈み込むため、インパクトと同時にラケットも
下にさがることが多くなります
。そうするとエラーが発生します。右足を着地した後、
インパクトすると土台がしっかりしているためラケット操作が安定してきます

結果、エラーの発生が抑えられます。


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プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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