バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

同じ練習を長い時間できる?【質問】

指導者のK氏から以下の質問がありましたので、ブログでも回答します。

K:小学生は、同じ練習を出来限り長く行ったほうがいいのでしょうか?

飯野:小学生の1回当たりの集中力の持続時間は、一般的には、15分~20分位と言わ
れています。大人は、50分程度と言われていますので、随分と短いと言えるでしょう。
例えば、1つの技術を習得するため3~4名でローテーションしながらその場で打つ練
習を行ったとしても、短時間で飽きてしまうことが目に浮かびますね。
集中力をできる限り長く持続できるようになるためには、練習の目的、試合のどの場
面で目的とする技術を使うのか? いいショットを打つと対戦相手からどのような返
球が想定されるかなどを説明して動機付けを行う必要があります。
しかし、小学生低学年になると、試合経験が少なく、バドミントンのラリーのイメー
ジが思い浮かびにくいため、動機付けが難しくなります。

K:短時間でいろいろなパターンを行った方がいいというわけですね!

飯野:その通りです。子供は集中力が切れると遊びだすため、無理に長い時間練習を
行って空振りとなってしまいます。
例えば、講習会で技術練習を行う際、①試合の場面を説明 ②相手が打ったショット
に対して、返球パターンを説明 ③返球するショットの1つを取り出し打ち方の詳細
を説明 ④デモンストレーション ⑤選手に出てきてもらい、実際に打ってもらい長
所、短所を解説し出来ていない部分を修正するというパターンで行っています。合計
で10分~15分位です。その後、各コートでその場で打つ技術練習を10分前後行い、最
後に動きを入れた技術練習を10分程度行います。1つの技術練習は、おおよそ30分~
40分単位で行います。長年の経験から、それ以上行っても成果が期待できないことが
感じられます。
各クラブで行う際は、技術の説明は済んでいると仮定すると、1つの技術練習に対し
て、3名前後を1グループとして動きを入れた練習を含め20分程度を目安にして練習す
ればいいと思います(1コート当たり6名の練習と考えてください)。終了したら、休
憩を適度に入れ別の技術練習を行い、それを繰り返す方法がいいと思います。

K:ノック練習(スタミナ向上)は、どの位を目安にすればいいですか?

飯野:レベルの高い高校生や社会人となると試合時間を想定して行います。選手の疲
労度合や体力にもよりますが、1選手当たり4~5種目計30分でオールアウトになるよ
うに行います。小学生となると体力レベルや競技レベルにもよりますが、10分~最長
20分程度と考えます。決して無理はしないようにしましょう!

K
:選手のレベルアップを図るために指導できる選手数はどの位がいいのでしょうか?

飯野:一人の指導者が何名の選手を指導できるかといいますと、4名位がベストで最
大6名までだと考えます。それ以上の選手数になると、指導が行き届かなくなります。
あるチームでは、定員を設けて入部できない選手は欠員を待っているケースもありま
す。指導者と選手がお互い満足するためのやり方だと思います。

K:選手に対する動機付け、打ち方の説明、ラリーのイメージ付けが難しいですね!

飯野:そうですね。指導者のレベルアップは不可欠ですね!


にほんブログ村バドミントンランキング参戦中 ←クリックすると他のバドミントンブログ一覧を見ることができます

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<小・中学生のためのスプリングキャンプ参加者募集中>
詳しくは、2016年12月28日公開ブログ記事をご覧ください。
大人気の講習会のため、申込は早めにお願いします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎指導を希望される選手やチームもしくは講習会開催、合宿指導の希望がありましたら、
   以下のメールアドレスに問い合わせして下さい。質問も⇒ iino@quartz.ocn.ne.jp 

◎ブログに掲載した動画は一部を除きYou Tubeから直接見ることができます。
   You Tubeを開き「飯野佳孝」で検索してください。チャンネル登録歓迎!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
スポンサーサイト
  1. 2017/01/16(月) 08:00:52|
  2. 方針
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<サイドへの跳びつきスピード練習【動画と解説】 | ホーム | ドロップをネット際に返球する技術【動画と解説】>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://iinoism.blog.fc2.com/tb.php/270-4099fad6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

最新記事

カテゴリ

未分類 (16)
技術 (62)
セミナー/講習会 (93)
フットワーク (9)
愛用品 (10)
練習会 (6)
戦法 (9)
メンタル (2)
方針 (16)
練習方法 (38)
講義 (2)
トレーニング (13)
ウォーミングアップ (2)
ノック技術 (10)
練習計画 (7)
理論 (9)

月別アーカイブ

アクセスカウンター

最新コメント

コメントフォーム(質問・依頼は別途) 

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ
にほんブログ村

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR