バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

選手は指導者を超えられない 

昔、「選手は指導者を超えられない」という言葉をよく耳にしました。選手時代だったので気に
も留めなかったのですが、今になって思い起こします。

この意味は、指導者は、時によって選手の成長を制限しかねないということだと解釈していま
す。

例えば、指導者がバドミントン経験者である場合、自分が出来ない技術や苦手な技術を選手
は当然出来ないものと考え、練習せず避けて通る。自分が行なってきたトレーニングを迷い
や検証もせず強くなるために必須だと考え実施する。

バドミントン経験者でない指導者は、自分にとって神業と考えている技術は到底練習などでき
ないし、選手から質問されたら怖いのでその技術練習を避ける。他の強いクラブで行なってい
る練習やトレーニングを疑いもなく実施する。など・・・。

 

練習、トレーニング、練習計画、方針は、どうしても指導者の知識や経験、価値観の中
で決定されるため、選手の競技力向上や成長に大きく影響を及ぼします。

一昨年カナダのモントリオールでセミナーを開催しましたが、その際、ジュニアを指導している
女性指導者と会話する機会がありました。その方は、高度な技術や戦法は分からないので、
その部分は、選手が成長するために優秀な指導者に任せる。自分が指導できなくなれば他の
優秀な指導者に選手を委ねる。と明言していました。

はっきりしていますね! 

 

一方、日本はとかく選手を囲いたがるようです。その心情は理解できますが・・・。

選手の成長を最優先して考えると指導者自身が正しい知識を得ることから始めるべきなので
しょう。

 

にほんブログ村バドミントンランキング参戦中 ←クリック

 

スポンサーサイト

テーマ:バドミントン - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/11/18(日) 00:00:00|
  2. 方針
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<移動局面と技術局面 | ホーム | 練習方法の発想が分からない?>>

コメント

質問

私も中学生指導のコーチ補佐をしていますが、実力が無いため「教えられる範囲は教えるが、それ以上はノータッチ」というスタンスでいるのですが、これで良いという事でしょうか?
  1. 2013/04/29(月) 03:54:07 |
  2. URL |
  3. 庄司 #-
  4. [ 編集 ]

庄司様 飯野です。ご質問ありがとうございます。このブログで言いたかったことは、指導者も努力して知識を得ていかないと選手の競技力を向上するには限界がある。ということです。
選手からの質問に対して的外れな回答はいけないと思いますが、共に考えて答えを出す。指導者自身も常に勉強する。ことが必要です。
バドミントンは奥が深く幅広い知識が必要な競技です。具体的な課題がありましたら、どうぞ遠慮なく質問してください。
  1. 2013/04/29(月) 10:13:54 |
  2. URL |
  3. 飯野佳孝 #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://iinoism.blog.fc2.com/tb.php/31-aa2b63b6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

最新記事

カテゴリ

未分類 (16)
技術 (59)
セミナー/講習会 (90)
フットワーク (8)
愛用品 (10)
練習会 (6)
戦法 (9)
メンタル (2)
方針 (16)
練習方法 (37)
講義 (2)
トレーニング (9)
ウォーミングアップ (2)
ノック技術 (10)
練習計画 (7)
理論 (8)

月別アーカイブ

アクセスカウンター

最新コメント

コメントフォーム(質問・依頼は別途) 

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ
にほんブログ村

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR