バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

リーダー論その2

随分昔だが、ある高校でバドミントンの指導を行なっていた時、となりのコートでは女子バレー
ボールの練習が行なわれていた。
突然大きな声で騒ぎ出したので振り返ると、男子監督が怒り出し一人の女子選手の頭の髪の
毛をつかみ、引きずりまわし始めた。それを見ていた周りの女子選手達は、止めるどころか、
こともあろうに男子監督の味方につき、髪の毛を引きずりまわされている選手を口頭で攻撃し
だした。

私は、その異様な光景に唖然としたことを記憶している。
現在ニュースで騒がれているスポーツ部活の体罰と同じことが以前も行われていたわけだ。

野球やバレーボールなどのチームスポーツは、試合で一人一人が全力でやらないと勝てない
スポーツなので練習でも全員が全力で練習に打ち込む必要がある。
全員が一生懸命行っていても気が抜ける時がでるので時々緊張感を与える目的で強い刺激
が必要なのかもしれない。

また、強いチームの指導者はカリスマ性があがり、いろいろな言動が美化され周囲の人達は
盲目になることがある。その指導者は周囲から注意を受けにくいためワンマン体質に陥りや
すい。

ワンマン体質の指導者は周囲の歯止めが無くなりやりたい放題となる。そして、殴る蹴るの
暴力行為は、その場の感情に任せて行なっていることが想像できる。
体罰は肉体に苦痛を与えることを言うが、精神的にも追い込むためパワハラ(パワーハラスメ
ント)もプラスされていると言ってもいいだろう。
選手の精神的な苦痛は計り知れない。

感情的に暴力を振るう指導者は、指導者失格と言わざるを得ない。

さて、バドミントンの部活はどうであろうか?
個人競技の集合体であるバドミントンのチームは、野球やバレーボールなどのチームスポーツ
と少し状況は異なる。しかし、これを機会に指導者のあり方を見直す時期であることは間違いない。

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テーマ:バドミントン - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/01/13(日) 12:00:00|
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Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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