バドミントン飯野佳孝イズム

選手を強くしたい指導者と強くなりたい選手のためのブログです。

だれでもできるスマッシュノック

先日、ダブルスのレシーブ練習を行うのに椅子の上からラケットでスマッシュを打ち、レ
シーブする動画と解説文を公開しました。しかし、ハードルが高いと思っている指導者や
選手の方が多くいると思います。
では、手でシャトルを投げてレシーブ練習を行うのでしょうか? 実施された方は分かる
と思いますが、翌日、肩が痛くて痛くてたまりません。

そこで、今回は練習すれば、だれでもできるネット前からスマッシュを打つノック練習を
紹介します。スマッシュといっても正確にはプッシュです。しかし、レシーブする選手か
らみたらダブルスのスマッシュレシーブ練習になります。

<練習の目的>
ネット前からテンポの速いプッシュ(文中はスマッシュと表現)を打ち、レシーバーのレ
シーブ技術を向上させる練習です。
テンポの速いスマッシュを打つ目的は、レシーブした球を相手前衛にプッシュされて
もレ
シーブできるようラケットを素早く元に戻させることです。レシーブでラケットを振
り切 った反動でラケットを元に戻すことができるようにする練習でもあります。

レシーブの練習の順序
1. 一定のエリアにスマッシュを打つ
2. 利き手肩口から下のエリアにスマッシュを打つ
3. 利き手肩口にスマッシュを打つ
4. スマッシュを打つコースを2~3か所決めて打つ
5. スマッシュにドロップを入れて打つ
6. スマッシュにドロップとクリアーを入れて打つ

<スマッシュの方法>
◎シャトルを渡す人が鍵
 動画でフィーダーにシャトルを渡す人に注目してください。シャトルを15~20球左
手の前腕に載せ、左手の指でフィーダーが1球1球シャトルを捕りやすいようにフォロー
しています。右手中指と人差し指で、重ねた最後方のシャトルのシールの上を押してフィ
ーダーが一定の場所でいつもシャトルを捕れるようにしています。
フィーダーがシャトルを捕りに行くのではなく、シャトルを渡す人がフィーダーの左手
の中に自動的に入れることが、このノックが成功する条件です。

フィーダーがシャトルを探していると時間がロスするため、テンポの速いスマッシュを打
つことはできません。
右手と左手を入れ替えて行っても構いません。

◎フィーダーの技術
左手の中に入ったシャトルを右方向にスライドさせる。その際、シャトルが回転しないよ
う注意する。インパクト直前では、左手がラケット面に接触しないように素早く戻すこと
が必要です。
インパクトでは、ラケット面がシャトルのコルクの側面を打つ、もしくはコルクの側
面と羽根の側面を同時に打つとシャトルのコントロールが向上します。

ラケットのグリップは、フライパンを持つ持ち方と同じウエスタングリップです。
ドロップを打つ時は、インパクト直前でラケット面をやや上方向に向け、ラケットを減速
させる。クリアーを打つ時は、インパクト直前でラケット面をやや上方向に向けて打つ。
身長が低い人は、20~30㎝位の台の上に乗って行うといいでしょう。

【注意】
フィーダー及びシャトルをフィーダーに渡す人は、レシーバーがドライブで返球してきた
球が目に当たらないよう注意が必要です。

フィーダーとレシーバーの距離は近いため、フィーダーが打つスマッシュのスピードは、
速く感じられます。レシーバーがレシーブできるスマッシュスピードから始めましょう!

◆ネット前から打つスマッシュ(ノーマルスピードから途中でスローモーションになります)


◆ダブルスレシーブ練習レシーバーサイド


◆ダブルスレシーブ練習フィーダーサイド


選手も練習すれば簡単に出来るようになります。選手間でローテーションで練習できれば
いいですね!


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  1. 2013/09/14(土) 08:00:00|
  2. ノック技術
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プロフィール

Author:飯野佳孝
●主な著書&DVD制作
バドミントン教本「基本編」
バドミントン教本「応用編」
バドミントン教本「Q&A」
DVD見てうまくなるバドミントン教本
目でみるバドミントンの技術とトレーニング
「ナイスショット勇羽」原作者 他
●NHKスポーツ教室 企画・解説・指導
2001年・'02年・'03年・'05年
・'06年・'07年・'09年・'10年
●コーチングセミナー専任講師
●全日本ジュニア研修合宿指導委員長
1992年~2007年
●選手としての主な成績
デンマークオープンダブルス優勝 1979年
全英選手権ダブルス3位 1979年
カナダオープンダブルス優勝 1977年
 ペアは全て土田証雄氏

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